1. フクロウ科の鳥。全長約50センチ、全身灰褐色。目が顔の前面に並び、くちばしは短く、鉤 (かぎ) 状。夜、羽音をさせずに飛び、野ネズミやウサギなどを捕食する。ユーラシア温帯寒帯に広く分布。日本でも平地林にすむ。 冬》「—の来ぬ夜も長し猿の声/北枝

  1. フクロウ目フクロウ科の鳥のうち、頭に耳のような飾り羽をもつミミズクを除くものの総称。フクロウ・シロフクロウアオバズクなど。大部分は夜行性。

[補説]作品名別項。→
狂言。弟のようすがおかしいので、兄が山伏加持を頼むが、祈るうちに弟に憑 (つ) いていた梟が、兄や山伏にまで取り憑く。別名「梟山伏 (ふくろやまぶし) 」。
伊藤永之介小説昭和11年(1936)発表。東北農民の生活を描いた「鳥類もの」と称される作品の一つ。
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