疑心暗鬼の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

疑いの心があると、なんでもないことでも怖いと思ったり、疑わしく感じることのたとえ。疑いの深さからあらぬ妄想にとらわれるたとえ。疑いの心をもっていると、いもしない暗闇くらやみ亡霊が目に浮かんでくる意から。▽「疑心」は疑う心。「暗鬼」は暗闇の中の亡霊の意。「疑心暗鬼を生ず」の略。「暗」は「闇」とも書く。
出典
『師友雑志しゆうざっし
句例
疑心暗鬼になる、疑心暗鬼を生ずる
用例
いや、やっぱり自分の疑心暗鬼にすぎないのだ、と、私はそうも思い直してみた。<谷崎潤一郎・鍵>

疑心暗鬼の解説 - 学研 四字熟語辞典

一度疑い始めると、何でもないことまで疑問不安を感じたり、恐ろしくなってくることのたとえ。
注記
「疑心暗鬼を生しょうず」の略。「暗鬼」は、暗闇の中にいる亡霊。疑い始めると、暗闇の中に、いるはずのない亡霊の姿まで見えるようになるという意から。「暗」は、「闇」とも書く。
出典
『師友雑志しゆうざっし

疑心暗鬼の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

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