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呉牛喘月の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

過度におびえ恐れることのたとえ。また、疑いの心があると、何でもないものにまで恐れや疑いの気持ちをもつたとえ。暑い呉の地方の牛は月を見ても暑い太陽だと思い、喘あえぐ意から。▽「呉」は江南一帯の地。「喘」は息が切れて苦しそうに呼吸すること。「呉牛ごぎゅう、月つきに喘あえぐ」と訓読する。
出典
『世説新語せせつしんご』言語げんご
用例
蜀犬しょくけん日に吠え、呉牛月に喘ぐというから、わしのような田舎者は、<夏目漱石・草枕>
類語
疑心暗鬼ぎしんあんき 蜀犬吠日しょくけんはいじつ 懲羹吹膾ちょうこうすいかい

呉牛喘月の解説 - 学研 四字熟語辞典

疑いや誤解から必要以上におびえることのたとえ。また、思い過ごしからいらぬ苦労をすることのたとえ。
注記
「呉」は、中国の長江ちょうこう下流の南側の地域。「喘」は、あえぐ。呉の地域はあまりにも暑いので、そこにいる牛は月を見ても太陽だと思って、あえいだことから。「呉牛ごぎゅうつきに喘あえぐ」と読み下す。
出典
『世説新語せせつしんご』言語げんご
用例
蜀犬しょっけん日に吠え、呉牛月に喘あえぐと云うから、わしの様な田舎者は、却かえって困るかも知れんてのう。〈夏目漱石・草枕〉

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