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枯木寒巌の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

世俗超然とした悟りの境地のたとえ。枯れた木と冷たい岩の意から。仏教、特に禅宗で「枯木」「寒巌」を、情念滅却した悟りの境域にたとえる。また、情味がなく冷淡で取っつきにくい態度性質などのたとえに用いられることもある。▽「巌」はいわお。高く大きな石。「寒巌枯木かんがんこぼく」ともいう。

枯木寒巌の解説 - 学研 四字熟語辞典

世俗を離れた淡々とした心境のたとえ。②人が冷たく、そっけないさま。
注記
「枯木」は、枯れ木。「寒巌」は、冷たい岩。「寒巌枯木かんがんこぼく」ともいう。

枯木寒巌の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

枯れた木と冷たい岩。情味がないことの形容に用いられる。

「元来主人は平常—の様な顔付はして居るものの」〈漱石吾輩は猫である

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