さんこの-れい【三顧之礼】
真心から
礼儀を尽くして、すぐれた
人材を招くこと。また、
目上の人が、ある
人物を
信任して手厚く迎えること。▽「顧」は訪ねる、訪れること。
- 出典
- 諸葛亮しょかつりょう「前出師表ぜんすいしのひょう」
- 句例
- 三顧の礼をもって迎える
- 類語
- 三徴七辟 草廬三顧
- 故事
- 中国三国時代、蜀しょくの劉備りゅうびが、わびずまいの諸葛亮しょかつりょう(孔明こうめい)を訪ねたが、なかなか会えず、三度目にやっと面会できた。二人は胸中を語り合って感激し、劉備は孔明を軍師として迎えることができた故事から。