• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像

温凊定省の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

親孝行をすること。冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるように気を配り、夜には寝具を整え、朝にはご機嫌をうかがうこと。子が親に仕えて尽くすべき心がけを説いたもの。▽「凊」はすずしい意。「定」は寝具を整え、快適安眠できるよう配慮すること。「省」はかえりみる意で、安否を問う、ご機嫌うかがいをすること。
出典
『礼記らいき』曲礼きょくらい上。「凡そ人の子たるの礼、冬は温あたたかにして夏は凊すずしくし、昏くれには定めて晨あしたに省かえりみる」

温凊定省の解説 - 学研 四字熟語辞典

親に忠実に仕えて孝行すること。
注記
「温」は、冬に暖かくしてやること。「凊」は、「涼」と同意で、夏に涼しくしてやること。「定」は、安眠できるように晩に寝具を整えること。「省」は、朝に体調をたずねること。親孝行の心がけを説いたもの。「定省温凊ていせいおんせい」ともいう。
表記
「凊」を「清」と書きちがえない。
出典
『礼記らいき』曲礼きょくらい・上
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。