深謀遠慮の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

深く考えを巡らし、のちのちの遠い先のことまで見通した周到綿密な計画を立てること。また、その計画。▽「深謀」は奥深い見通しをもったはかりごと・考え。「遠慮」は、ここは将来について考え巡らす、遠く先のことをおもんぱかる、よくよく考える意。
出典
『文選もんぜん』賈誼かぎ「過秦論かしんろん
句例
深謀遠慮のもくろみ、深謀遠慮をめぐらす
用例
そうするとこれまで馬鹿げた事であった当局の為事しごとが、深謀遠慮から出た善政になる。<森鴎外・灰燼>

深謀遠慮の解説 - 学研 四字熟語辞典

先のまた先の事までよく考えて、周到計画を立て準備すること。
注記
「深謀」は、深く考えられた謀はかりごと。「遠慮」は、「遠き慮おもんぱかり」の意で、遠い先々のことまで考え抜くこと。
出典
『文選もんぜん』賈誼かぎ「過秦論かしんろん

深謀遠慮の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《賈誼 (かぎ) 「過秦論」上から》遠い将来のことまで考えて周到にはかりごとを立てること。深慮遠謀。

出典:青空文庫

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