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衣錦之栄の解説 - 学研 四字熟語辞典

立身出世して、富貴になり、きらびやかな衣服を着て故郷に帰る栄誉のたとえ。
注記
「錦」は、にしき。金糸銀糸などを用いて美しい文様を織り込んだ紋織物の総称。主に絹織物をいう。「錦にしきを衣るの栄えい」と読み下す。いわゆる「故郷へ錦にしきを飾る」こと。
表記
「錦」を「綿」と書きちがえない。
出典
欧陽脩おうようしゅう「昼錦堂記ちゅうきんどうのき
用例
愚かな貧しい作家が、故郷の新聞社から招待を受け、さっそく出席と返事して、おれも出世したわいと、ほくそ笑んでいる図はあわれでないか。何が出世だ。衣錦之栄も、へったくれも無い〈太宰治・善蔵を思う〉
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2023年12月