1. めくりカルタの9の数の札。また、合計した数の末尾が9になるもの。

  1. おいちょかぶ

下の部分。下の方。「—組織」⇔上部

[名]
  1. 切り倒した木や、刈り取った稲などの、あとに残った根元部分。切り株や刈り株。くいぜ。

  1. 草木の、何本にも分かれた根元。柄の部分が分かれた形のキノコにもいう。「菊の—を分ける」「—付きしめじ」

  1. 同種細菌ウイルス培養細胞などの集まり。「ビフィズス菌の新—」「変異—ウイルス」

  1. 株式株券

    1. 特定身分地位または職業上・営業上の権利資格・格式。「相撲の年寄—」

      「このまま家(=芸者屋)の—をそっくり譲ってやりたいと」〈荷風腕くらべ

    2. ㋑江戸時代、株仲間の一員として持つ特権。また、御家人 (ごけにん) 名主 (なぬし) などの身分地位を世襲・継続する特権。売買の対象ともなった。

  1. その仲間社会評価を得ていること。また、その評価。「日本の—が上がる」

  1. その人特有の癖。得意なわざ。現代では「おかぶ」の形で用いる。→御株 (おかぶ) 

    1. 「このばあさまは…泣きごとばかりいふが—なり」〈滑・浮世風呂・二〉

[接尾]
  1. 助数詞。

    1. ㋐根のついた草木を数えるのに用いる。「カンナ3—」

    2. 細菌ウイルス培養細胞などを数えるのに用いる。

    3. 株式株券を数えるのに用いる。

  1. 名詞に付いて、その地位資格を持つ者の意を表す。「兄貴—」「番頭—」

[名](スル)歌と舞。また、歌ったり舞ったりすること。「—音曲

《「かぶら(蕪)」の女房詞「おかぶ」からかという》アブラナ科の越年草。根は肥大して球形などになり、白のほか赤・黄・紫色もある。根元から出る葉はへら状。春、黄色の十字形の花を総状につける。古く中国から渡来し、野菜として栽培。多くの品種がある。かぶら。かぶな。 冬》「露の—抜いておどろく声洩らす/楸邨

[補説]一般に「根」と呼んでいる球形部分は、発生学的には胚軸肥大したもので、その下にのびる細長い部分主根にあたる。

《「株 (かぶ) 」と同語源》あたま。かしら。

「ははあ、—を離 (はな) いたは」〈虎寛狂・惣八

[動バ上二]かびる」の文語形。

出典:gooニュース

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2023年12月