1 シノブ科の多年生のシダ。山中の岩や樹木に着生。根茎は褐色の鱗片 (りんぺん) を密にかぶり、葉身は三角形で細かく裂ける。江戸時代から根や茎を丸めて釣り忍として観賞用にする。しのぶぐさ。《季 夏》「大岩にはえて一本—かな/鬼城」
3 襲 (かさね) の色目の名。表は薄い萌葱 (もえぎ) 、裏は青。秋に用いる。
4 「忍髷 (しのぶわげ) 」の略。
5 「忍摺 (しのぶず) り」の略。
「—のみだれやとうたがひ聞こゆることもありしかど」〈源・帚木〉
出典:gooニュース
広島交響楽団 秋山和慶さんをしのぶ 「音楽のまちづくりに貢献」
広島交響楽団の定期演奏会では冒頭、終身名誉指揮者・秋山和慶さんをしのび、エルガー「エニグマ変奏曲」から「ニムロッド」が演奏されました。 秋山さんは、日本を代表する指揮者で、広島交響楽団では1998年に首席指揮者となっていました。
没後50年 棟方志功をしのぶピアノコンサート
青森市出身で没後50年となる世界的板画家、棟方志功をしのぶピアノコンサートが青森市で開かれました。葬儀業を営むリンクモアが開いたコンサートでは、ピアニストの竹内里香子さんが棟方志功が愛したベートーベンの「交響曲第9番」など11曲を披露しました。
没後50年、棟方志功しのぶピアノコンサート
市民ら約20人が棟方の遺徳をしのんだ。 棟方は72歳の誕生日を迎えた直後の75年9月13日、肝臓がんのため東京・杉並の自宅で亡くなった。ピアノコンサートは、没後50年の節目に棟方の偉業をたたえようと同社が企画。今年は45年7月の青森空襲から80年の節目でもあり、平和への願いも込めたという。
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出典:青空文庫
・・・が、お蓮さんとは世を忍ぶ仮の名さ。ここは一番音羽屋で行きたいね。・・・ 芥川竜之介「奇怪な再会」
・・・た時分、まるで人目を忍ぶ落人のように、こっそり暖簾から外へ出まし・・・ 芥川竜之介「妖婆」
・・・、ストイックのように忍ぶから……心配せずに。俺たちのほうにはとも・・・ 有島武郎「ドモ又の死」