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眼中之釘の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

自分に害をなすもののたとえ。邪魔者、いやなやつ、憎らしい人などのたとえ。眼の中の釘(目の中の障害物)の意から。▽類句として「眼中抜釘(眼中より釘を抜く)」があり、自分に害を与えるものを取り去る、害をなすものがいなくなる意。一般には邪魔者がいなくなったときに「眼中の釘が抜けたようでせいせいした」などと用いる。「釘」は「丁」とも書く。
出典
『雲仙雑記うんぜんざっき』九、『新五代史しんごだいし』趙在礼伝ちょうざいれいでん
句例
眼中の釘が抜ける
故事
中国五代の趙在礼ちょうざいれいの悪政に苦しんでいた人々は、在礼が官を去るとき、眼中の釘が抜けたようだと喜んだ故事から。

眼中之釘の解説 - 学研 四字熟語辞典

自分に害を与えるもののたとえ。邪魔者、障害物のこと。
注記
の中に入った釘の意から。「眼中の釘を抜く(が抜ける)」という慣用句で用いる。「釘」は、「てい」とも読む。また、「釘」は、「丁」とも書く。
故事
中国五代時代、趙在礼ちょうざいれいの悪政に苦しんでいた人々は、彼が転任するとき、「眼中の釘が抜けたようだ」と喜んだという。
出典
『新五代史しんごだいし』趙在礼
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2023年12月