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南船北馬の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

全国を忙しく旅行すること。また、絶えず旅をしてせわしないこと。▽「南船」「北馬」は中国の交通手段。南は川が多いので船が用いられ、北は山が多く、馬をよく用いた。そうした移動手段に絶えず乗っていることから、頻繁に旅をする意。
出典
『淮南子えなんじ』斉俗訓せいぞくくん
句例
南船北馬の日程をこなす
用例
南船北馬東奔西走の日々で、これからしてもどんなにおれが仕事に打ち込んでいたかわかるだろう、と嘯うそぶいていた。<森敦・わが人生の旅>

南船北馬の解説 - 学研 四字熟語辞典

あちらこちらと絶え間なく旅を続けること。転じて、あちらこちらと忙しく動きまわること。
注記
「南船」は、南への船旅。「北馬」は、北へ馬に乗って旅をすること。中国の南部は川や湖沼、運河が多いので船がよく用いられ、北部は平原や山岳地帯が多いので馬がよく用いられたことから。出典の「胡人こじんは馬うまを便べんとし、越人えつじんは舟ふねを便べんとす」による。
出典
『淮南子えなんじ』斉俗せいぞく

南船北馬の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

中国南方は川や湖が多いので船を用い、北方には平原山野が多いので馬に乗るというところから》絶えず旅していること。各地をせわしく旅すること。東奔西走。

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2023年12月