[助](◆否定形は must not,((略式))mustn't
  1. 1 【義務】…しなければならない解説的語義
    …する義務がある,ぜひとも…したい[する必要がある]
    • Children must obey their elders.
    • 子どもは年長者に従わなければならない
    • Must you go now?” “Yes, I must.”
    • 「もう行かなければならないのですか」「ええ,そうなんです」(◆否定の答えは“No,I don't have to.”)
  2. [語法]
    (1) この意味の must の否定(…しなくてよい)には must not ではなく don't have [need] to, ((主に英略式))haven't got to, ((英))needn't を用いる.
    (2) 過去[未来,完了]形には have to の変化形(had to, will [shall] have to, have had to など)を用いる
    (3) must が話者の主観や信念を含むのに対し,have to は周囲の事情からそうせざるを得ないというニュアンスを伝える.((略式))では must より好まれる.
    (4) I must say [confess, admit] ... は話の要点を強調するために会話でよく用いられる.
    (5) must も have to も未来を表す副詞(句)と共に用いることが可能
    • I must go there next month.
    • 来月にはそこに行かなければならない.
  3. 1a 【禁止】〔must not〕…してはいけない
    • May I take this book?” “No, you mustn't.”
    • 「この本を持っていってもいいですか」「だめだ」(◆must not(禁止),may not(不許可),cannot(不許可)のうち,((略式))ではcannotがふつう)
  4. 1b 【勧誘・要望】((特に英略式))〔you must〕ぜひ…しなさい;〔we must〕ぜひ…しましょう
  5. 1c 【強い意向・固執】((略式))どうしても…する,…せずにはいられない,…しないと承知しない(◆must に強勢)
  6. 2 【推測】きっと…に違いない解説的語義
    きっと…のはずだ;〔must have done〕きっと…だったに違いない(◆「…のはずがない」は can't を用いるが,((主に米))では must not(通例短縮しない)を「…でないに違いない」の意にも用いる)
    • He must be mad.
    • 彼は正気のはずがない
    • This must not be a joke.
    • (だったら)これは冗談でないってことだな(◆((米))notはmustではなくbe a jokeを否定する)
  7. 2a 【必然】必ず…する
  8. [語法]
    (1) She must be kind. は通例「彼女は親切に違いない」の意だが,「彼女は親切にしなければならない」の意にもなる.
    (2) 完了不定詞(have+過去分詞),進行形(be+-ing)の前の must は通例「…に違いない」の意だが,文脈により完了不定詞の前の must が義務を表す場合もある
  9. 3 【過去】((略式))(過去の出来事について)あいにく…した
    • Just as she was starting to like me, I must offend her!
    • 彼女が私を好きになりかけていたときに,怒らせてしまったなんて
  10. [語法]
    must は次の場合にも過去形として用いる.
    (1) 主節の動詞が過去形である従節中で
    (2) 回想的叙述や描出話法の独立節中で
━━/mʌ́st/〔a ~〕((略式))(絶対)必要なもの[こと],必須[必見]のもの
━━/mʌ́st/(絶対)必要な,必須の,不可欠の
語源
[原義は「…しなければならなかった」]
  • 音節must
  • 発音mʌ́st
[名](発酵前の)果汁液
  • 音節must
  • 発音mʌ́st
[名]かび;かびくさいこと
  • 音節must
  • 発音mʌ́st
[名]musth
  • 音節must(h)
  • 発音mʌ́st
[名](雄ゾウの)さかり,発情(◆雌の発情は estrus);さかりのついたゾウ
━━[形]さかりのついた