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尸位素餐の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

ある地位にありながら職責を果たさず、無駄に禄ろくをもらっていること。また、その人。「尸位」は、人がかたしろになって、神のまつられる所に就く意で、地位にあって動かない、位にありながらなんの責務も果たさないことをいう。▽「素餐」は何もしないでただ食らうこと。「素餐尸位そさんしい」ともいう。
出典
『論衡ろんこう』量知りょうち

尸位素餐の解説 - 学研 四字熟語辞典

責任ある地位にありながら、職務を果たさず、無駄給料をとること。また、才能人徳もないのに高い地位にある人。
注記
「尸位」は、人が神の代理として祭られる位置につくことで、普通は動かずじっとしている。「素餐」は、何もせずに食べてばかりいること。「素餐尸位そさんしい」ともいう。また「しいそざん」と読むことがある。
出典
『論衡ろんこう』量知りょうち

尸位素餐の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「しいそざん」とも。「漢書」朱雲伝から。「素餐」は食べるばかりで何もしないこと》一定の地位に就きながら職責を果たさず、むだに俸禄をもらっていること。また、その人。→尸位

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