すじの多いこと。特に、いくすじとなく流れる涙にいう。「—の涙」

  1. 先代君主先君

  1. 俗に、学生・生徒が先生をさしていう語。

死んだ父。亡父。→先妣 (せんぴ) 

「—の書斎になっていた離れの一間」〈荷風・雨瀟瀟〉

[名](スル)
    1. ㋐他の人に先だって行くこと。前行。「—したグループと合流する」「—部隊

    2. ㋑他の事柄よりも先に進むこと。「実力より人気が—する」「時代に—する意見

  1. 先にたって手引きをすること。先導すること。「地元友人が—してドライブに出かける」

  1. スポーツの試合などで、相手よりも先に得点すること。始めにリードすること。「母校のチームが二点—する」「—馬」

  1. 他に先だって行われること。「シンポジウムに—して講演会を開く」「—投資

  1. それ以前に行われていること。「実存主義に—する思想」「—法規

[名](スル)野球など攻撃防御とを交互に行うスポーツの試合で、攻撃順番が先であること。また、そのチーム。さきぜめ。⇔後攻
[名](スル)せんご(先後)

先代の天皇。さきのみかど。先帝

旧主—の政 (まつりごと) にもしたがはず」〈平家・一〉

[名](スル)自分判断だけで行うこと。また、気ままに行うこと。「独断—」
[名](スル)ある一つのことを専門研究すること。「社会学を—する」

薄い紅色。うすくれない。ももいろ。淡紅

香木の一。沈香 (じんこう) の若木で、材質は白く粗いもの。

染め物を業とする人。染色工。

[名](スル)
  1. 穴をあけること。穴があくこと。また、あいた穴。「—して鋲 (びょう) を打つ」

  1. 人体の器官に穴があくこと。「胃—」

  1. 瞬間的に発する光。「雷鳴とともに—が走る」

  1. 鉱物中に一定方向に配列した微細な含有物などによって起こる特殊な色彩効果。

戦争で立てたてがら。軍功

[名](スル)実際に行うこと。実行。実践躬行 (きゅうこう) 。

はだしで行くこと。素足で歩くこと。かちはだし。

「鸞輿 (らんよ) を—の徒渉 (とせふ) に易 (か) へて」〈太平記・三九〉

心を落ち着けて深く考えること。潜思。

[名](スル)
  1. 水中をもぐっていくこと。

  1. 人知れずひそかに行くこと。「特殊部隊が敵国に—する」

  1. 社会の表面から姿を消し、官憲の目をさけて内密活動を行うこと。「地下に—する秘密組織」

天皇がひそかに行幸すること。しのびのみゆき。

「—の儀式を引きつくろひ、南都の衆徒少々召し具せられて」〈太平記・二〉

[名](スル)
  1. 潜水艦などが水中航行すること。「海中深く—する」

  1. ひそかに航海すること。

  1. 白檀 (びゃくだん) ・丁字 (ちょうじ) ・沈香 (じんこう) などの香料の粉を松やになどで練り固めて線状にしたもの。火をつけて仏前に供える。

  1. 線香代2」の略。

    1. 「その代り—は自腹を切りますよ」〈佐藤春夫・侘しすぎる〉

[名](スル)能力・人柄などをよく調べて適格者を選び出すこと。「受賞者を—する」「書類—」
[名](スル)採掘した鉱石から不用鉱物を取り除き、鉱石の品位を高めること。「磁力を用いて—する」「—場」
[名](スル)
  1. 天皇が都を他の地に移すこと。遷都。また、新しい都へ天皇が移ること。

  1. 天皇・上皇が他の場所に移ること。遷御。

鮮やかでよいこと。はっきりとして美しいこと。

鮮やかな紅色。緋色 (ひいろ) 。「—色」

[名・形動]わざが細やかで巧みなこと。また、そのさま。「—な工芸品」
[名](スル)複数の選択肢の中から好みに応じてあるものを選ぶこと。「国民生活—度調査」「女性が—する住環境」
[名](スル)口腔内を洗いすすぐこと。「水道水で—する」「—液」

銑鉄

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