物が燃え尽きたあとに残る粉末状のもの。「かまどの—」「死の—」

  1. 頭を垂れて敬礼すること。おがむこと。

    1. 古風に低く—をして」〈二葉亭訳・片恋

  1. 手紙で、署名の下に書いて相手への敬意を表す語。「鈴木一郎—」

  1. 拝舞 (はいぶ) 」の略。

    1. 「其の後上達部 (かんだちめ) の—あり」〈増鏡草枕

[名]酒を入れて飲む器。さかずき。「—を重ねる」「—を挙げて健康を祝す」
[接尾]助数詞。撥音のあとでは「ばい」、促音のあとでは「ぱい」となる。
  1. 器に入れた液体茶碗に盛った飯などを数えるのに用いる。「一ぱいの水」「御飯を三ばい食べる」

  1. たこ・いか・あわびなどを数えるのに用いる。

  1. 船を数えるのに用いる。隻 (せき) 。

空気呼吸を行うための器官両生類以上にみられ、胸腔に左右一対ある。内部は、無数肺胞となっている。肺胞を取り囲む毛細血管との間で炭酸ガス吸気からの酸素との交換が行われる。肺臓

多細胞生物の発生初期の個体。植物では受精卵がある程度発達した胞子体をいう。種子植物では種子中にある発芽前の植物体で、胚芽ともいい、胚乳から養分吸収する。動物では卵黄から養分吸収している状態のもので、発生段階により桑実胚・胞胚・嚢胚 (のうはい) ・神経胚などに分けられる。

[名]戦いや試合に負けること。
    1. 「—を転じて功と為すべし」〈中村訳・西国立志編

[接尾]助数詞。試合・勝負事などで、負けた回数を数えるのに用いる。上に来る語によって「ぱい」ともなる。「三勝二—」⇔
  1. 功績をたたえたり記念したりするための金属製または木製小板。メダル・盾の類。

    1. ㋐陀羅尼などを書き記す札。

    2. 禅院で用いる、一種の告知板。

  1. パイ(牌)

蓮根 (れんこん) 古名

「蓮には—といふものあり。人の食ふものなり」〈奥義抄・中〉

なかま。ともがら。やから。

「かの—は皆遠くこの少女に及ばぬのである」〈鴎外魚玄機

はえ(蠅)」の音変化。

[名・形動]

  1. 感情気分高揚していること。興奮していること。また、そのさま。「—な気分になる」

  1. 多く、複合語の形で用い、位置程度が高いこと、数量が多いことなどを表す。「—ネック」「—グレード」「—スピード」

[感]

  1. 丁寧応答するとき、また、相手の言葉に肯定の意を示すときに発する語。「—、よく分かりました」

  1. 名を呼ばれて答えるときに発する語。「『鈴木さん』『—、ここにいます』」

  1. 注意を促すときに発する語。「—、口を開けて」

  1. 自分の言葉の末尾に添えて、ややへりくだったり、述べた言葉を確かめる気持ちを表す語。「必ず伝えます。—」

  1. 牛馬を追うときのかけ声。「—しい、どうどう」

[名]腰に下げる飾り。佩 (お) び物。
[接尾](佩)助数詞。刀剣を数える語。

出典:青空文庫

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