ぞっ‐か【俗化】
[名](スル)世俗の風潮に感化されること。下品で俗っぽくなること。「年を追って古都が—する」
ぞっ‐か【俗家】
僧ではない、普通の人。俗人。また、その家。
ぞっ‐か【俗歌】
世間のはやり歌。流行歌。
ぞっ‐かい【俗戒】
仏語。在家(ざいけ)の信者が守らなければならない戒。五戒はその一。在家戒。
ぞっ‐かい【俗界】
世俗の人の住んでいる所。わずらわしい世の中。俗世間。
ぞっ‐かい【俗解】
[名](スル)学問的ではなく、通俗的な解釈をすること。また、その内容。「語源—」
ぞっ‐かい【賊魁】
賊徒のかしら。賊軍の大将。「—頼朝世に出て」〈染崎延房・近世紀聞〉
ぞっ‐かい【続開】
[名](スル)中断した会議などを引き続いて開くこと。「昼食後も審査会を—する」
ぞっ‐かく【俗客】
風流・風雅を理解できない人。また、僧に対して、在家の人。俗人。ぞっきゃく。「世間—の無礼なる何ぞ斯の如くなるや」〈...
ぞっ‐かく【属格】
《genitive case》印欧語などでの格の一。主に所有・所属などの関係を示す格。日本語ではふつう、格助詞「の...
ぞっ‐かん【俗間】
俗人の住む世の中。世間。民間。
ぞっ‐かん【属官】
1 上役に付き従う官吏。 2 旧制度で、各官庁に所属する判任官の文官。属。
ぞっ‐かん【続刊】
雑誌などを引き続き刊行すること。また、その刊行物。「—を出す」
ぞっき
1 投げ売りなどによる安売り。 2 全部ひとまとめにして売買すること。「何でもいいから突込んで、—で直(ね)をよく...
ぞっき‐ぼん【ぞっき本】
定価を度外視した安値で投げ売りにされる出版物。見切り本。
ぞっき‐や【ぞっき屋】
ぞっき本を売る店。 [補説]「ぞっき2」の意からとも、「そぎや(殺屋)」の音変化とも。
ぞっ‐きょう【俗境】
1 世俗の人の住む世界。俗世間。 2 風流な趣のない所。俗っぽい土地。
ぞっ‐きょく【俗曲】
酒席などで座興に歌われる短い三味線声曲。都々逸(どどいつ)・かっぽれ・さのさなど。
ぞっきょくひょうしゃく【俗曲評釈】
俗歌謡の注釈本。佐々醒雪編著。「江戸長唄」「箏唄」「河東」「上方唄」「小唄と端唄」の全5編を、明治41年(1908...
ぞっくり
[副]残らず、全部。すっかり。そっくり。「根から—髪を切られた女の噂」〈秋声・仮装人物〉
ぞっ‐け【俗気】
⇒ぞくけ(俗気)
ぞっ‐けん【俗見】
俗人の見識。卑俗な考え。
ぞっ‐こう【俗講】
中国、唐代に行われた仏教の講釈。仏教説話を描いた絵や韻文を用いるなどして平易に説いたもので、その台本を変文という。...
ぞっ‐こう【属絋】
《「絋」は新しい綿の意。昔、中国で、綿を鼻や口に当てて呼吸の有無を確かめたことから》人の死に際。臨終。しょっこう。
ぞっ‐こう【続行】
[名](スル)引き続いて行うこと。「捜査を—する」
ぞっ‐こう【続航】
[名](スル)続けて航行すること。「長く—することのできる船舶」
ぞっ‐こう【続稿】
続きの原稿を書くこと。また、その原稿。
ぞっ‐こく【属国】
他の国の支配を受ける国。従属国。
ぞっ‐こつ【俗骨】
卑しい生まれつき。卑しい気質。また、その人。「平常罵倒して居る—共と一つ穴の動物になるのは」〈漱石・吾輩は猫である〉
ぞっ‐こん
《古くは「そっこん」》 [形動]心底からほれ込んでいるさま。「彼は彼女に—だ」 [副]心から。まったく。「—ほれ込...
ぞっ‐と
[副](スル)寒さや恐怖などのために、また、強い感動を受けて、からだが震え上がるさま。「—寒気をおぼえる」「今地震...
ぞっとし◦ない
おもしろくない。あまり感心しない。「引出物にするには—◦ない品だ」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査...