ゑ
1 五十音図ワ行の第4の仮名。現在は、五十音図ア行第4の仮名(ならびに五十音図ヤ行第4の仮名)「え」と発音上の区別...
ゑ
[終助]⇒え[終助]
えあわせ【絵合/絵合せ】
(絵合)源氏物語第17巻の巻名。前斎院が入内(じゅだい)、二度の絵合わせが催される。 (絵合せ)庄野潤三の短編小説...
えわ・す【酔はす】
[動サ四]酔(よ)うようにする。酔わせる。「果物、さかななど召させよ、人々—・せ、などおほせらるる」〈枕・一〇四〉
えい‐し・ぬ【酔ひ死ぬ】
[動ナ変]死にそうになるほど酔う。はなはだしく酔う。「従者どもの—・にたる者を剝ぎ取り」〈今昔・一六・二〇〉
えい‐し・る【酔ひ痴る】
[動ラ下二]ひどく酔って物事の見境がつかなくなる。よいしれる。「ありとある上下(かみしも)、童まで—・れて」〈土佐〉
えい‐なき【酔ひ泣き】
酒に酔い、ものに感じやすくなって泣くこと。また、その人。よいなき。「うち乱れてきこえ給ひて—にや」〈源・絵合〉
えびす【恵比須/夷/戎/恵比寿/蛭子】
《「夷(えびす)」と同語源》古くは豊漁の神。のち七福神の一人として、生業を守り、福をもたらす神。狩衣(かりぎぬ)・...
え・う【酔ふ】
[動ハ四]《「よ(酔)う」の古形》 1 酒気が回る。「さばかり—・ひ給へる御心地にも」〈紫式部日記〉 2 気分が悪...
えぶりこ
ツガサルノコシカケ科のキノコ。カラマツの老木の幹に寄生し、下方に生長して釣り鐘形となる。表面は白または灰黄色。肉は...
えまい【笑まひ/咲まひ】
1 ほほえむこと。微笑。「思はぬに妹が—を夢に見て心のうちに燃えつつぞをる」〈万・七一八〉 2 花のつぼみがほころ...
えま◦う【笑まふ/咲まふ】
[連語]《動詞「え(笑)む」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》 1 ほほえむ。「さ馴らへる鷹は無けむと心に...
え‐わらい【笑笑ひ】
にっこりと笑うこと。また、声を立てて笑うこと。「こと所の局のやうに声たかく—などもせで、いとよし」〈枕・七六〉
え‐わら・う【笑笑ふ】
[動ハ四]にこやかに笑う。また、声を出して笑う。「行きちがふさまなどの慎ましげならず、もの言ひ、—・ふ」〈枕・一八四〉
エーセル‐テレカラフ
《(オランダ)ether(エーテル)+telegraaf(テレグラフ)から》江戸時代末、オランダから伝来した電信機。