ぞく‐ざい【贖罪】
⇒しょくざい(贖罪)
ぞく‐し【俗士】
世間並みの人。また、見識のないつまらない人。俗人。
ぞく‐し【賊子】
1 親不孝な子。 2 主君などに反逆する者。謀反(むほん)人。「乱臣—」
ぞく‐しゅ【俗手】
囲碁・将棋で、初心者が打ちそうな平凡な手。ぞくて。
ぞく‐しゅ【俗趣】
低俗な趣味。また、俗っぽいようす。
ぞく‐しゅ【賊首】
1 賊のかしら。 2 賊の首。
ぞく‐しゅう【俗臭】
金や名誉などに執着する世俗的な雰囲気。俗っ気。「—芬々(ふんぷん)」
ぞく‐しゅう【俗習】
世間一般のならわし。世俗の習慣。
ぞく‐しゅう【俗衆】
1 世間一般の人々。大衆。 2 僧侶に対して、在俗の人々。ぞくしゅ。
ぞく‐しゅつ【続出】
[名](スル)同じようなことが次々と続いて出たり起こったりすること。「反論が—する」「事故が—する」
ぞく‐しゅつ【簇出】
[名](スル)「そうしゅつ(簇出)」の慣用読み。
ぞく‐しょ【俗書】
1 低俗な書物。 2 気品に欠ける書風。俗筆。 3 仏典以外の書物。外典(げてん)。「毛詩、論語、漢書、文選(もん...
ぞく‐しょう【俗姓】
1 僧が俗人であったときの姓。ぞくせい。「悲田院の尭蓮上人(げうれんしゃうにん)は、—は三浦の某(なにがし)とかや...
ぞく‐しょう【俗称】
1 世間で通っている、正式でない呼び名。通り名。通称。 2 僧の出家前の名。俗名(ぞくみょう)。
ぞく‐しょう【族称】
明治維新後に定められた国民の身分上の呼称。華族・士族・平民の別があった。
ぞく‐しょう【属星】
陰陽道(おんようどう)で、生年によって決まり、その人の運命を支配するという星。生年の干支(えと)を北斗七星の各星に...
ぞく‐しょう【賊将】
賊軍の大将。
ぞく‐しん【俗心】
世俗的なことにひかれる心。名利や愛憎にとらわれる心。「—を去る」
ぞく‐しん【俗信】
自然現象などに対する観察・経験・解釈から起こり蓄積された知識。予兆・禁忌・呪術・卜占(ぼくせん)・憑(つ)き物・妖...
ぞく‐しん【族親】
一族。一門。親族。
ぞく‐しん【賊心】
1 害を加えようとする心。害心。 2 反逆しようとする心。逆心。
ぞく‐しん【賊臣】
朝廷や主君にそむく臣下。
ぞく‐しん【続伸】
[名](スル)相場が引き続いて上がること。続騰。「電機株が—する」⇔続落。
ぞく‐しん【続審】
下級審の審理を基礎としながら、上級審においても新たな訴訟資料の提出を認めて事件の審理を続行して判決をすること。また...
ぞく‐しんとう【俗神道】
儒教や仏教と習合・構成された両部神道や垂加神道などを、復古神道の立場から批判していう語。
ぞく‐じ【俗字】
正字ではないが世間一般に使われている漢字。「恥」を「耻」、「卒」を「卆」、「館」を「舘」と書くなど。→正字
ぞく‐じ【俗耳】
世間の人々の耳。俗人の耳。
ぞく‐じ【俗事】
世俗のわずらわしい事柄。日常の雑事。「—に追われる」「—にうとい」
俗耳(ぞくじ)に入(はい)り易(やす)・い
世間一般の人々にわかりやすい。「—・いたとえ話」
ぞく‐じゅ【俗儒】
見識が狭く、つまらない学者。
ぞく‐じゅう【属従】
[名](スル)付き従うこと。また、そのもの。「列国の大軍、之に—するあり」〈竜渓・経国美談〉
ぞく‐じょう【俗情】
1 世俗のありさま。世間の事情や人情。「—に疎い」 2 俗事にひかれる気持ち。名利にとらわれる心。「此の度の旅行は...
ぞく‐じょうもんぶんか【続縄文文化】
本州の弥生時代から古墳時代にかけての、北海道の文化。縄文文化と同様、食料採集を基盤としていたのでこの名がある。のち...
ぞく‐じん【俗人】
1 世俗の名利などにとらわれている人。風流を解さない教養の低い人。「—には理解できない趣味」 2 僧に対して、世間...
ぞく‐じん【俗塵】
浮世のちり。俗世間の煩わしい事柄。「—を避ける」
ぞく‐じん【族人】
一族の人々。一門の人。
ぞく‐じん【属人】
1 その人に属すること。法律などで、人を基本として考えること。⇔属地。 2 業務の管理などが、組織全体でなく特定の...
ぞくじん‐きゅう【属人給】
職務内容に関係なく、年齢・学歴・勤続年数などを基準にして定められている給与。年功賃金体系が代表的。
ぞくじん‐しゅぎ【属人主義】
人の居る場所を問わず、原則として本国法の適用を受けるべきであるとする主義。⇔属地主義。
ぞくじん‐ほう【属人法】
国際私法上、人の居る場所にかかわらず、人を基準として適用される法律。
ぞく・す【属す】
[動サ五]「ぞく(属)する」(サ変)の五段化。「いかなる党派にも—・さない」 [動サ変]「ぞく(属)する」の文語形。
ぞく・する【属する】
[動サ変][文]ぞく・す[サ変] 1 その組織・集団の構成員となる。所属する。また、部下となる。従属する。「資料室...
ぞく・する【賊する】
[動サ変][文]ぞく・す[サ変]そこなう。害する。「国を—・する」
ぞく・する【嘱する】
[動サ変][文]ぞく・す[サ変]依頼する。託す。また、望みをかける。しょくする。「故郷の者一同足下(そこ)に希望を...
ぞく‐せ【俗世】
⇒ぞくせい(俗世)
ぞく‐せい【俗世】
世の中。俗世間。ぞくせ。
ぞく‐せい【俗姓】
「ぞくしょう(俗姓)1」に同じ。
ぞく‐せい【族生/簇生】
[名](スル)「叢生(そうせい)」に同じ。「小さい花が—しているが」〈寅彦・病室の花〉
ぞく‐せい【族制】
家族・氏族などのように、集団が血縁関係をもとにして組織されている制度。
ぞく‐せい【属性】
1 ある事物に属する性質・特徴。「ゴムの—である弾力性」 2 哲学で、事物が本来具有する根本的性質。それなしには実...