力(ちから)に余(あま)・る
自分の力以上のことである。手に負えない。力が及ばない。「今度の任務は—・る」
力(ちから)に◦する
頼りとする。よりどころにする。「兄を—◦する」
力(ちから)にな・る
1 人のために骨を折る。助力する。「及ばずながら—・りましょう」 2 頼りになる。「子どもが—・ってくれますので元...
ちから‐ぬけ【力抜け】
[名](スル)心の張りを失うこと。落胆すること。「試合が延期になって—する」
ちから‐ぬの【力布】
1 和服の袖付け・八つ口止まり、洋服のボタン・スナップを縫いつける部分などに補強のために当てる小さな布。ちからぎれ...
ちから‐の‐かぎり【力の限り】
能力や体力などをすべて出し尽くして。「—戦う」
ちから‐の‐かみ【主税頭】
主税寮の長官。
ちから‐の‐さんようそ【力の三要素】
物体に与える力を定義する三つの要素。すなわち、力の大きさ、力の方向、力の作用点を指す。
ちから‐の‐つかさ【主税寮】
⇒しゅぜいりょう(主税寮)
ちから‐の‐のうりつ【力の能率】
⇒力のモーメント
ちから‐の‐モーメント【力のモーメント】
物体をある軸または点のまわりに回転させようとする力の働きを表す量。力の大きさと、その点から力の作用線までの距離との...
ちから‐ばめ【力嵌め】
強い力を加えてはめ込む嵌合(かんごう)法の一。圧入。
ちから‐びと【力人/健児】
1 力の強い人。強壮な男子。「軍士(いくさびと)の中の—の軽くはやきをえり集めて」〈記・中〉 2 古代、兵士のうち...
ちから‐ぶそく【力不足】
[名・形動]与えられた役目を果たすだけの力量がないこと。「落選は私の—によるものだ」→役不足2
ちから‐まかせ【力任せ】
[名・形動]ありったけの力を出すこと。また、そのさま。「—な打法」「—に引っ張る」
ちから‐まけ【力負け】
[名](スル) 1 腕力や実力が足りないために負けること。「横綱とまともに組んでは—する」 2 力を入れすぎて、か...
ちから‐まさり【力勝り/力優り】
力が他人より強いこと。また、その人。「—に逢うて始終は叶はじと覚ゆるぞ」〈太平記・二九〉
ちから‐みず【力水】
相撲で、土俵の傍らに桶に入れて備えられ、力士が取組の前に口をすすいだりする水。化粧水。清めの水。「—をつける」
ちから‐もち【力持(ち)】
1 力の強いこと。また、その人。 2 石・米俵などの重い物を持ち上げて力量を示すこと。また、その技を見せる見せ物や...
ちから‐もち【力餅】
1 食べると力がつくという餅。 2 ⇒汁(しる)の餅 3 満1歳の誕生日に、健康を祈って子供に背負わせたり踏ませた...
力(ちから)山(やま)を抜(ぬ)き気(き)は世(よ)を蓋(おお)う
《「史記」項羽本紀から。漢の劉邦に垓下で包囲されたとき、絶望した楚の項羽がうたった詩の一節》山を抜き取るほど力が強...
ちから‐りょう【主税寮】
⇒しゅぜいりょう(主税寮)
地(ち)から湧(わ)・く
今まで影も形もなかったものが突然現れる。「天から降ったか—・いたか」
ちから‐わざ【力業】
1 体力を要する仕事。力仕事。肉体労働。「—を引き受ける」 2 力の強さに頼ってする動作。「—で投げ飛ばす」「—で...
力(ちから)を合(あ)わ・せる
同じ目的のために、一緒になって物事をする。協力する。「—・せて解決する」
力(ちから)を入(い)・れる
一生懸命になって物事をする。熱心に努力する。骨を折る。「進学指導に—・れる」
力(ちから)を◦得(え)る
助力を得たように勢いづく。「援軍に—◦得て攻勢に転じる」
力(ちから)を落(お)と・す
元気を失う。落胆する。がっかりする。「受験に失敗して—・す」
力(ちから)を貸(か)・す
手助けをする。援助する。助力する。「工場の再建に—・す」
力(ちから)を込(こ)・める
力を入れる。「—・めて説得する」
力(ちから)を尽(つ)く・す
精いっぱいの努力をする。「会社の再建に—・す」
ちか‐ルックレポート【地価LOOKレポート】
国土交通省が四半期ごとに実施・公表している地価動向調査。全国主要都市の一等地150地区を対象とし、前回調査との比較...
ち‐かろ【地火炉】
⇒じかろ(地火炉)
チカロフ
ロシア連邦の都市オレンブルグの旧称。
ち‐かん【地官】
中国の周代における六官(りっかん)の一。地方行政や教育・人事などをつかさどった。
ち‐かん【弛緩】
[名](スル)「しかん(弛緩)」の慣用読み。
ち‐かん【遅緩】
[名・形動]ゆっくりしていること。おそいこと。また、そのさま。「—な薬効」「特に小心謹慎にして、事を作す—なるのみ...
ち‐かん【痴漢】
[名](スル) 1 女にみだらないたずらをしかける男。 2 みだらないたずらをすること。痴漢行為。「—をして逮捕さ...
ち‐かん【置換】
[名](スル) 1 置きかえること。「文字を記号に—する」 2 数学で、相異なるn個のものの順列を、他の順列に並べ...
ちかんじょう【智・感・情】
黒田清輝の3部作の裸婦像。3作とも、カンバスに油彩。金地の背景に、直立する日本人女性の裸体を正面から描いたもの。こ...
チカーノ
メキシコ系のアメリカ人。
ちがい【違い】
1 違うこと。異なること。「趣味の—」「実力の—」「三つ—の姉」 2 誤ること。まちがい。「文字の—を正す」
ち‐がい【痴騃】
[名・形動]おろかなこと。また、そのさま。「われ等二人の間にはまだ—なる歓楽のみ存じたりしを」〈鴎外・舞姫〉
ち‐がい【稚貝】
貝類で、幼生期の浮遊生活を終え、砂や岩に定着するようになって間もないもの。
ちが‐いそ
チガイソ科の褐藻。宮城県以北の海岸の干潮線付近に生え、形はワカメに似て、中肋(ちゅうろく)がある。若いものは食用。...
ちがい‐たかのは【違い鷹の羽】
紋所の名。鷹の羽2枚を交差させたもの。ちがいだか。
ちがい‐だか【違い鷹】
⇒違い鷹の羽(は)
ちがい‐だな【違い棚】
床の間の脇にある棚で、2枚の棚板を左右に食い違いに取り付けたもの。上下の棚板の間に海老束(えびづか)を入れ、上の棚...
ちがい‐づけ【違い付け】
連歌・俳諧の付け方の一。前句と反対の意味のことば・題材などを付けるもの。「春」に対して「秋」を付けるなど。違いてには。
ちがい‐な・い【違いない】
[連語] 1 応答の言葉として、肯定の返事を表す。そのとおりだ。「『お互いにもう年だね』『—・い』」 2 (「…に...