てつどう‐ぐさ【鉄道草】
ヒメムカシヨモギの別名。鉄道の沿線に群生したのでいう。《季 秋》「運河悲し—の花盛り/茅舎」
てつどう‐けいさつ【鉄道警察】
交通警察の一。鉄道交通の安全を守り、車内や駅で秩序の維持にあたるもの。
てつどうけんせつうんゆしせつせいびしえん‐きこう【鉄道建設・運輸施設整備支援機構】
鉄道・船舶による交通ネットワークの整備を行う国土交通省所管の独立行政法人。整備新幹線や都市鉄道の建設、海運事業者と...
てつどう‐こうあんしょくいん【鉄道公安職員】
もと、日本国有鉄道の列車・駅その他の施設内の犯罪、ならびに運輸業務に対する犯罪についての捜査などを担当していた日本...
てつどう‐こうがく【鉄道工学】
鉄道線路、鉄道関係の建造物や設備に関する技術を研究する工学の一分野。
てつどう‐こうさいかい【鉄道弘済会】
旧日本国有鉄道の公傷退職者、永年勤続退職者とその家族または遺族、殉職者の遺族を救済する目的で昭和7年(1932)に...
てつどうしゃりょうとうせいさんどうたい‐とうけい【鉄道車両等生産動態統計】
鉄道の車両やその部品、信号保安装置、ロープウエー・リフト等の運行装置の生産に関する実態の把握を目的とする、国の基幹...
てつどうしゃりょうとうせいさんどうたい‐とうけいちょうさ【鉄道車両等生産動態統計調査】
鉄道車両等生産動態統計を作成するために、国土交通省が行う基幹統計調査。鉄道の車両・部品、信号保安装置、ロープウエー...
てつどう‐しょう【鉄道省】
もと内閣各省の一。国有鉄道およびその付帯業務の管理、地方鉄道および軌道の監督、また南満州鉄道株式会社の鉄道・航路の...
てつどう‐しょうか【鉄道唱歌】
大和田建樹作詞、多梅稚(おおのうめわか)作曲の唱歌。鉄道沿線の駅名と風物とを歌い込んだもので、第1集「東海道編」は...
てつどうじぎょう‐ほう【鉄道事業法】
鉄道・索道事業の運営について規定した法律。昭和61年(1986)制定。
てつどう‐せん【鉄道線】
専用敷地内に敷設したレールを走る鉄道をいう。他の車両は走れない。→軌道線
てつどう‐せんろ【鉄道線路】
鉄道の軌道。レール。鉄路。
てつどう‐そうけん【鉄道総研】
「鉄道総合技術研究所」の略称。
てつどうそうごうぎじゅつ‐けんきゅうしょ【鉄道総合技術研究所】
鉄道に関する技術的・人間科学的な試験・研究開発・コンサルティングなどを行う、JRグループの研究機関。公益財団法人。...
てつどう‐だいじん【鉄道大臣】
鉄道省の長官。鉄相。
てつどう‐の‐ひ【鉄道の日】
10月14日。明治5年(1872)10月14日、日本最初の鉄道、新橋〜横浜間が開通した日にちなむ。 [補説]大正1...
てつどう‐はくぶつかん【鉄道博物館】
埼玉県さいたま市にある鉄道専門の博物館。東京都千代田区にあった交通博物館を継承・発展させて平成19年(2007)開...
てつどう‐ばしゃ【鉄道馬車】
レールの上を走る乗合馬車。日本では明治15年(1882)東京の新橋・日本橋間の開通が最初で、各地でみられた。馬車鉄道。
てつどう‐ぼうせつりん【鉄道防雪林】
鉄道線路が吹雪・雪崩(なだれ)などで雪をかぶらないように、線路沿いに松・カラマツなどを植えた林。
てつどう‐もう【鉄道網】
網の目のように、各地点に通じている鉄道。
てつなぎ‐おに【手繋ぎ鬼】
鬼ごっこの一。初めに一人の鬼を決める。それにつかまった者も鬼となり、元の鬼と手をつないで他の者を追いかける。
てつのおとこ【鉄の男】
《原題、(ポーランド)Człowiek z żelaza》ポーランド映画。1981年公開の白黒作品。ワイダ監督によ...
てつ‐の‐おんな【鉄の女】
英国の政治家サッチャーの異称。対ソ強硬路線をとったことから、ソ連(現ロシア)国防省機関紙が名づけたもの。
てつ‐の‐カーテン【鉄のカーテン】
《iron curtain》第二次大戦後、東ヨーロッパの社会主義諸国が、資本主義諸国に対してとった秘密主義や閉鎖的...
てつのした【鉄の舌】
大下宇陀児の長編推理小説。昭和12年(1937)「新青年」誌に発表。
てつ‐の‐はい【鉄の肺】
小児麻痺などで呼吸ができない場合に用いる人工呼吸器。鉄製の円筒形の気密室に首だけ出して入り、高圧と低圧とを交互に加...
てつのほね【鉄の骨】
池井戸潤の小説。平成21年(2009)刊行。ゼネコンの談合問題を描き、平成22年(2010)の第31回吉川英治文学...
てつ‐の‐ぼうふう【鉄の暴風】
第二次大戦末期の沖縄戦で、約3か月にわたって米軍の激しい空襲や艦砲射撃を受けたこと。無差別に多量の砲弾が撃ち込まれ...
鉄(てつ)は熱(あつ)いうちに打(う)て
《Strike while the iron is hot.》 1 鉄は、熱して軟らかいうちに鍛えよ。精神が柔軟で...
てつ‐はい【鉄肺】
塵肺(じんぱい)の一。金属鉄・酸化鉄などの微粉の吸入による軽微な呼吸器病。肺組織が茶褐色となる。鉄工・鍛冶工(かじ...
てつ‐ば【鉄馬】
1 鉄のよろいをつけた騎兵。また、勢いが激しく勇猛な騎兵。 2 風鈴(ふうりん)のこと。
てつ‐ばいせんざい【鉄媒染剤】
鉄塩からなる塩基性媒染剤。羊毛には緑礬(りょくばん)、絹には硝酸鉄・木酢酸鉄などを用いる。
てつ‐バクテリア【鉄バクテリア】
⇒鉄細菌
てつ‐ばんど【鉄礬土】
⇒ボーキサイト
てつ‐びえ【鉄冷え】
製鉄・鉄鋼業の業績が低迷すること。また、その状態。「—の町」
てつ‐びし【鉄菱】
日本古来の武器の一。四方にとげのある、ひし形の小鉄片。地上に散布して敵の馬の脚を痛めつけ、その進退を妨害するために...
てつ‐びん【鉄瓶】
湯を沸かす、つると注ぎ口のついた鋳鉄製の容器。
てつ‐ぶつ【鉄仏】
鉄を材料として鋳造された仏像。日本では鎌倉・室町時代の遺品が多く、主に中部地方以東の本州にみられる。
てつ‐ぶん【鉄分】
物に含まれる成分としての鉄。かなけ。「—の豊富な食品」
てつ‐ぶん【綴文】
文章をつづること。作文。
てつ‐ぼう【鉄帽】
鋼鉄製の帽子。鉄兜(てつかぶと)。
てつ‐ぼう【鉄棒】
1 鉄製の棒。かなぼう。 2 2本の柱の間に鉄製の棒を水平に固定した器械運動用の器具。男子体操競技では、高さ2.8...
てつ‐マン【徹マン】
[名](スル)《「徹夜マージャン」の略》俗に、徹夜でマージャンをすること。
てつマンガン‐じゅうせき【鉄マンガン重石】
鉄とマンガンとのタングステン酸塩鉱物。黒色で亜金属光沢があり、もろい。結晶は板状・柱状。単斜晶系。タングステンの重...
てつ‐みょうばん【鉄明礬】
鉄を含む明礬の総称。アンモニウム鉄明礬・カリウム鉄明礬など。媒染剤や分析試薬などに使用。
て‐つむぎ【手紬】
手織りの紬。また、それを仕立てた着物。
てつ‐むじ【鉄無地】
鉄色1色で模様のない織物。「—の羽織」
てつ‐めん【鉄面】
[名・形動] 1 顔面を保護するために用いる、鉄製の面。 2 「鉄面皮(てつめんぴ)」に同じ。「馬鹿に—な野郎だか...
てつ‐めんぴ【鉄面皮】
[名・形動]《鉄でできている面(つら)の皮の意》恥知らずで、厚かましいこと。また、その人や、そのさま。厚顔。「—な...