にょにん-きんせい【女人禁制】
特定の
場所や
行事に、女性の立ち入りや
参加を
禁止すること。▽かつては女性は汚れが多く、修行の妨げになると考えられていた。昔の高野山などが
有名。これに対し、女性の
参詣を許した
場所に「女人~」の
俗称がつくこともある(例―女人高野
にょにんこうや、奈良県室生
むろう寺)。「制」は「ぜい」とも読む。
- 句例
- 女人禁制の道場
- 用例
- 女人禁制とばかり思っていた吉原の郭くるわの中は、まだ時間が早くて森閑としていたが<瀬戸内晴美・青鞜>
- 類語
- 女人結界