[名]
    1. ㋐僧の住居。僧房。房。転じて、僧侶。「師の—」

    2. 寺社信者のために設けた宿泊所。宿坊

  1. 幼い男の子に対する愛称。また、その自称。「—をつれて散歩に行く」

  1. 奈良・平安時代の都城の行政区画の一単位。平安京では、東西南北の大路に囲まれた区域。1坊は4保で4町四方。また、その大路をいう。

  1. 皇太子の居所。東宮坊 (とうぐうぼう) 。また、皇太子をいう。東宮。

[接尾]
  1. 人名に付いて、親しみや軽いあざけりの意を表す。「お花—」「けん—」

  1. 人の様態を表す語に付いて、そういう人である意を表す。「暴れん—」「けちん—」「朝寝—」「風来—」

  1. 僧侶通称や坊号などの下に添えて用いる。「武蔵弁慶」「法界—」

  1. 部屋。小部屋。

  1. 僧の住む所。坊。

  1. 二十八宿の一。東方の第四宿。蠍 (さそり) 座の頭部にある四星をさす。そいぼし。房宿。

二十八宿の一。西方の第四宿。散開星団プレアデスをさす。すばる。むつらぼし。昴宿。

[名]その人物名前、その場所・時などが不明であるか、またはわざと示さない場合に代わりに用いる語。「田中—の手紙」「—作曲家」「—大学」「—年—月」
[代]一人称の人代名詞。男性自分をへりくだっていう。わたくし。それがし。
    1. 「—稽首敬白」〈明衡往来

地球太陽と月との間にあり、月と太陽黄経の差が180度になる時。また、その時の月。満月。また、陰暦の15日。

頭にかぶるもの。帽子。「鳥打ち—」

「—を脱いで礼をするような」〈鴎外

  1. まっすぐで細長い木・竹や金属製のものなど。「—でたたく」「天秤 (てんびん) —」

  1. 棒術。また、棒術に使う長さ6尺(約1.8メートル)ほどの丸いカシの木。「—の使い手」

  1. 音楽の指揮棒。「—を振る」

  1. まっすぐ引いた太い線。「不要字句を—で消す」

  1. 疲れなどで足の筋肉や関節自由がきかなくなること。「足が—になる」

夕ぐれに降る雨。

《「ボー」とも》

  1. 弓。弓形。

  1. 蝶結び。また、蝶結びにしたもの。

  1. ボウタイ」の略。

[動ハ四]おう。おいかける。
  • 「往 (い) なずば早う—・ひ往なせ」〈浄・浪花鑑
[名・形動]激しく荒々しいこと。不法なこと。無謀なこと。また、そのさま。
[ト・タル][文][形動タリ]
  1. 広々としているさま。

    1. 「洞庭湖はただ白く—として空と水の境が無く」〈太宰・竹青〉

  1. ぼんやりとしているさま。

    1. 「その意味—として知るべからざりけり」〈中村訳・西国立志編

もう

ほう

出典:gooニュース

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。