け‐たい【仮諦】
仏語。天台宗で説く三諦(さんだい)の一。すべてのものは実体がなく、因縁によって仮に生じて存在しているということ。
け‐たい【卦体】
[名]易の算木(さんぎ)に現れた卦の形。占いの結果。転じて、縁起。 [形動][文][ナリ] 1 《「きたい(希代)...
け‐たい【懈怠】
1 《近世ごろまでは「けだい」》なまけること。おこたること。怠惰。「—の心が生じる」 2 仏語。善行を修めるのに積...
卦体(けたい)が悪(わる)・い
縁起が悪い。いまいましい。腹立たしい。「けたいの悪い、ねじねじした厭な壮佼(わかいもの)で」〈鏡花・高野聖〉
けたい‐くそ【卦体糞】
《「卦体」を強めていう語》いまいましいこと。けたくそ。けったくそ。「いっそ—で売らずに帰りて」〈胆大小心録〉