げん‐しょう【元宵】
陰暦正月15日の夜。元夕(げんせき)。《季 新年》
げん‐しょう【言笑】
うちとけて笑いながら話をすること。談笑。「其の容貌は恰も眠れるが如く—殊に少し」〈竜渓・経国美談〉
げん‐しょう【弦誦/絃誦】
琴を弾き詩を吟じること。琴を弾き書物を読むこと。転じて、学芸や教養を積むこと。「—洋々の地」〈鴎外・大塩平八郎〉
げん‐しょう【現生】
「げんせ(現世)」に同じ。
げん‐しょう【現症】
現在ある病気の症状。
げん‐しょう【現象】
1 人間が知覚することのできるすべての物事。自然界や人間界に形をとって現れるもの。「不思議な—が起こる」「一時的な...
げん‐しょう【舷牆/舷墻】
甲板の両舷側に設けた鋼板のさく。人の転落や波浪を防ぐもの。
げん‐しょう【減少】
[名](スル)減って少なくなること。また、減らして少なくすること。「漁獲量が—する」「体重を—する」⇔増加。
げん‐しょう【減省】
[名](スル)へらし、はぶくこと。げんせい。「勉(つとめ)て太平因循(いんじゅん)の雑費を—し力を同うし」〈染崎延...
げん‐しょう【減床】
[名](スル) 1 病院・診療所で、入院患者用の病床を減らすこと。「患者減で—する」⇔増床。 2 商店、特に百貨店...
げんじょう【玄上/玄象】
《「げんしょう」とも》平安時代の皇室御物の琵琶の名器。藤原貞敏(さだとし)が唐から持ち帰ったもので、比類のない宝器...
げんしょう‐かい【現象界】
人間の感覚によって知覚できる世界。経験の世界。
げんしょう‐かんすう【減少関数】
関数y=f(x)の定義域内で、xが増加するとき常にyの値が減少する関数。→増加関数
げんしょう‐がく【現象学】
1 ヘーゲルの精神現象学。最も単純な感覚的確信から最高の絶対知へ至るまでの精神の弁証法的発展の叙述。 2 フッサー...
げんしょう‐こうい【玄裳縞衣】
《蘇軾「後赤壁賦」の「翅(はね)車輪の如く、玄裳縞衣、戛然(かつぜん)と長鳴す」から》黒い袴(はかま)と白い上着。...
げんしょう‐せき【玄昌石】
⇒雄勝石(おかちいし)
げんしょう‐せつ【元宵節】
中国・台湾の祭日。春節(旧正月)から数えて15日目で、最初の満月の日にあたる。灯籠(とうろう)を飾り、「元宵団子」...
げんしょう‐てんのう【元正天皇】
[680〜748]第44代天皇。女帝。在位715〜724。名は氷高(ひだか)。父は天武天皇の子の草壁皇子、母は元明...
げんしょう‐ろん【現象論】
1 ㋐我々が認識できるものは現象だけで、本体そのものは認識できないという説。 ㋑我々の認識できる現象そのものが実在...
げん‐しょく【言色】
言葉と顔色。「外面を飾り、—を好くするを務めとするは」〈中村訳・西国立志編〉
げん‐しょく【原色】
1 まぜ合わせて種々の色を作るもとになる色。一般には赤・青・黄の3色。光の場合は、赤・緑・青の3色。 2 まじりけ...
げん‐しょく【現職】
現在、ある職務に就いていること。また、その職業や職務。「—の警官」
げん‐しょく【減食】
[名](スル) 1 食事の量や回数を減らすこと。「—して体重を落とす」 2 かつて刑務所などで、規律に違反した受刑...
げん‐しょく【減色】
《decrease color》コンピューターで、画像データに使われている色数を減らすこと。画像のファイルサイズを...
げんしょく‐きょういく【現職教育】
ある職務・職業に就いている者が、新しい知識を身につけ、技術を向上させるために受ける教育。教員研修・企業内教育など。
げんしょく‐こんごう【減色混合】
⇒減法混色
げんしょく‐シーシーディー【原色CCD】
デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどで、イメージセンサーとして原色フィルターのCCDを用いたもの。
げんしょく‐ばん【原色版】
黄・シアン・マゼンタの三原色インキ、またはこれに墨を加えて、原画と同じ色彩を出す網目凸版印刷。また、その印刷物。3...
げんしょく‐フィルター【原色フィルター】
《primary color filter》デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどのイメージセンサーに装着される...
げんし‐よう【原子容】
各元素について、原子1モルの単体の固体が占める容積。原子量を密度で除した値に等しい。原子体積。→モル体積 →分子容
げんし‐りょう【原子量】
質量数12の炭素同位体12Cの質量を12とし、そこから相対的に他の原子の質量を表した値。相対原子質量。
げんしりょう‐たんい【原子量単位】
原子質量単位に同じ。AWU(atomic weight unit)。
げんし‐りょく【原子力】
原子核の変換や核反応に伴って放出される多量のエネルギー。ふつう、ウランやプルトニウムの核分裂、放射性物質の崩壊、重...
げんしりょく‐あんぜんいいんかい【原子力安全委員会】
平成24年(2012)まで内閣府に設置されていた行政機関。日本の原子力安全規制に関する政策の決定や安全規制基準・指...
げんしりょくあんぜんきせいじょうほう‐こうちょうこうほうじぎょう【原子力安全規制情報広聴・広報事業】
原子力規制、原子力発電所の事故、放射線の健康への影響などに関する情報を国民に提供する事業。原子力規制委員会が行う。...
げんしりょくあんぜんきばん‐きこう【原子力安全基盤機構】
原子力発電所や核燃料サイクル施設などの原子力施設の安全確保に関する専門的・基盤的な業務を、原子力規制委員会と連携し...
げんしりょく‐あんぜんきょうてい【原子力安全協定】
原子力発電所などの原子力施設が立地する地方公共団体が、住民の安全を確保するために、原子力事業者と結ぶ協定。
げんしりょくあんぜんぎじゅつ‐センター【原子力安全技術センター】
放射性同位元素を使用する事業所の検査等の放射線障害防止法に基づく業務、SPEEDI(スピーディ)の運用を中心とした...
げんしりょくあんぜん‐じょうやく【原子力安全条約】
⇒国際原子力安全条約
げんしりょくあんぜんすいしん‐きょうかい【原子力安全推進協会】
事業者から独立した立場で原子力施設の運営状況や設備の状態等を評価し、安全性向上策の提言・勧告・支援などを行う自主規...
げんしりょくあんぜんほあん‐いん【原子力安全・保安院】
平成24年(2012)まで経済産業省に設置されていた行政機関。平成13年(2001)の中央省庁再編に伴い、資源エネ...
げんしりょく‐いいんかい【原子力委員会】
国連にあった機関の一。原子力の管理、原子兵器の廃止などを目的として、1946年設置。1952年に軍縮委員会に吸収さ...
げんしりょく‐エネルギー【原子力エネルギー】
⇒核エネルギー
げんしりょくエネルギーきょういくしえんじぎょう‐こうふきん【原子力・エネルギー教育支援事業交付金】
原子力推進を目的とする学校教育を支援するために、電源開発促進税を原資として、国が自治体に交付する交付金。平成14年...
げんしりょくかいはつりよう‐ちょうきけいかく【原子力開発利用長期計画】
⇒原子力長期計画
げんしりょく‐きこう【原子力機構】
「日本原子力研究開発機構」の略称。
げんしりょくきせい‐いいんかい【原子力規制委員会】
原子力の安全規制を一元的に行う日本の行政機関。平成24年(2012)9月に環境省の外局として設置。原子力施設や核燃...
げんしりょくきせいいいんかいせっち‐ほう【原子力規制委員会設置法】
原子力に関する規制を独立して一元的に担う原子力規制委員会の設置について定めた法律。平成24年(2012)6月成立、...
げんしりょくきせい‐ちょう【原子力規制庁】
環境省の外局である原子力規制委員会の事務局。原子力安全規制、核セキュリティー、核不拡散の保障措置、放射線モニタリン...
げんしりょく‐きほんほう【原子力基本法】
日本の原子力平和利用に関する基本方針を定めた法律。昭和31年(1956)施行。