ぜん‐ま【染汚】
仏語。煩悩(ぼんのう)で清浄な心をけがすこと。また、煩悩のこと。
ぜんまい【薇/紫萁】
ゼンマイ科の多年生のシダ。山野に生え、高さ0.5〜1メートル。春先、胞子葉を出し、次いで、長三角形の小葉からなる羽...
ぜんまい【発条/撥条】
弾力性に富んだ帯状などの鋼を、渦巻き状に巻いたばね。巻き締めて、そのほどけようとする力を動力として利用する。
ぜんまい‐おり【薇織(り)】
ゼンマイの若芽の綿毛を綿の繊維に撚(よ)り込んだ糸を横糸に、綿糸を縦糸に用いて織った織物。山形・秋田・青森地方で、...
ぜんまい‐じかけ【発条仕掛(け)】
ぜんまいの弾力で動くようにした装置。「—の時計」
ぜんまい‐ばかり【発条秤】
ばねの伸びで物の重さをはかる秤。ばね秤。
ぜんまい‐わらび【薇蕨】
ゼンマイの別名。
ぜん‐まく【善悪】
「ぜんあく」の連声(れんじょう)。
ぜん‐み【禅味】
禅の趣。禅の、俗気を離れた味わい。「—を帯びる」
ぜん‐みゃくらくそうどうみゃく【前脈絡叢動脈】
内頸動脈から分岐する動脈の一つ。クモ膜下腔を走り、側頭葉を経て、脈絡叢を通過し側脳室の下角に入る。
ぜんむい【善無畏】
《(梵)Subhakara-simha》[637〜735]密教列祖の一。インドのマガダ国の王子。中央アジアを経て長...
ぜん‐めい【喘鳴】
ぜいぜい、ひゅうひゅうという呼吸音。上気道に痰(たん)などがひっかかったときや気管支喘息の患者などにみられる。
ぜん‐めつ【全滅】
[名](スル)残らず滅びること。また、残らず滅ぼすこと。「味方が—する」「害虫を—する」
センメリング‐てつどう【センメリング鉄道】
《Semmering Railway》⇒ゼメリング鉄道
ぜん‐めん【全面】
1 一つの面の全体。新聞紙面などの1ページの全体。「壁の—」「—広告」 2 すべての面。また、すべての方面。ある物...
ぜん‐めん【前面】
1 前の方。表の方。「—に押し出す」 2 「前線面」に同じ。
ぜんめんがた‐めんたい【全面型面体】
⇒面体
ぜんめん‐こうこく【全面広告】
新聞広告の定型の一。紙面の1ページすべてを使った広告。全広。
ぜんめん‐こうわ【全面講和】
戦争終結にあたって、敵国を同じくして同盟関係にある全交戦国が、共同して講和条約を結ぶこと。また、ある一国が全交戦国...
ぜんめん‐せんそう【全面戦争】
戦争の目的・手段・地域などについて、いっさいの制限なしに行われる戦争。→限定戦争
ぜんめん‐そっこう【全面測光】
⇒平均測光
ぜんめん‐だか【全面高】
株式市場で取引されるほとんどの株式が値上がりしている状態。⇔全面安。
ぜんめん‐てき【全面的】
[形動]すべての方面にわたるさま。「—な協力を得る」
ぜんめん‐やす【全面安】
株式市場で取引されるほとんどの株式が値下がりしている状態。⇔全面高。
ぜん‐もう【全盲】
視力がまったくないこと。両眼とも失明の状態。また、その人。
ぜん‐もん【前門】
前の門。表門。
ぜん‐もん【禅門】
1 禅宗の法門。禅宗。 2 俗人のままで剃髪(ていはつ)し仏門に入った男子。禅定門(ぜんじょうもん)。入道。→禅尼...
ぜん‐もんどう【禅問答】
禅僧が悟りを開くために行う問答。修行者が疑問を発し、師がこれに答えるもの。転じて、真意がとらえにくい問答・会話。
前門(ぜんもん)の虎(とら)後門(こうもん)の狼(おおかみ)
《趙弼「評史」から》一つの災いを逃れても別の災いにあうたとえ。
ぜん‐や【全野】
すべての分野。「電子工学の—」
ぜん‐や【前夜】
1 前の晩。昨夜。 2 ある特定の日の前の晩。また、大事件などの起こる直前。「クリスマスの—」「革命—」
ぜん‐やく【全訳】
[名](スル)原文を省略することなく全部翻訳すること。また、その訳。「『資本論』を—する」⇔抄訳。
ぜん‐やく【前約】
以前にした約束。先約。
ぜんや‐さい【前夜祭】
記念日や祝典などの前の晩に行われる催し。⇔後夜祭。
ぜん‐ゆ【全癒】
[名](スル)病気やけががすっかり治ること。全快。「病院に入れば—するとの確かなる見込あらば兎も角」〈独歩・愛弟通信〉
ぜん‐ゆう【冉有】
⇒子有(しゆう)
ぜんゆうき‐たんそ【全有機炭素】
⇒ティー‐オー‐シー(TOC)
ゆうせんじゅんいつき‐れんきとうひょう【優先順位付(き)連記投票】
投票用紙に記載されたすべての候補者に、当選させたい順に番号を付けて投票する制度。1位の票数が過半数に達した候補者が...
ぜん‐よう【冉雍】
中国、春秋時代の学者。孔門十哲の一人。字(あざな)は仲弓(ちゅうきゅう)。徳行にすぐれていたという。生没年未詳。
ぜん‐よう【全容】
全体の姿・形。また、内容のすべて。全貌(ぜんぼう)。「山々がその—を現す」「事件の—を明らかにする」
ぜん‐よう【前葉】
1 ひとつづりのものの、前の紙面。前のページ。 2 脳下垂体の前部。
ぜん‐よう【善用】
[名](スル)よい目的に用いること。また、うまく使うこと。「知識を—する」「余暇を—する」
ぜんようそ‐せいさんせい【全要素生産性】
生産性を示す指標の一つ。労働・資本に加えて技術革新・業務効率化・規制緩和・ブランド価値などあらゆる生産要素の投入量...
ぜんよう‐たい【前葉体】
シダ植物の配偶体。胞子の発芽したもので、ふつう緑色の平たい心臓形で大きさは約1センチ、裏面に造精器と造卵器をつける...
ぜんよう‐ピペット【全容ピペット】
⇒ホールピペット
ぜんよう‐ホルモン【前葉ホルモン】
⇒脳下垂体前葉ホルモン
ぜんよく‐き【全翼機】
主翼と垂直尾翼だけからなる飛行機。搭乗員室・客室・貨物室などを翼内に収め、原理的には効率がよい。
ぜん‐ら【全裸】
何も身につけていないこと。まるはだか。すっぱだか。
ぜん‐らく【漸落】
[名](スル)相場や物価がしだいに下がること。⇔漸騰。
ぜんら‐なんどう【全羅南道】
⇒チョルラナムド(全羅南道)