だき‐おこ・す【抱(き)起(こ)す】
[動サ五(四)]抱いて起こす。かかえて起こす。「病人を—・す」
だき‐おもだか【抱き沢瀉】
紋所の名。沢瀉の葉を2枚向かい合わせ、その中に花を入れたもの。
だき‐おろ・す【抱(き)下ろす】
[動サ五(四)]抱いて下へおろす。「子供を車から—・す」
だきかえり‐けいこく【抱返渓谷】
秋田県中東部にある渓谷。田沢湖の南、雄物川支流の玉川中流に約14キロメートル続き、「東北の耶馬渓(やばけい)」とよ...
だき‐かか・える【抱き抱える】
[動ア下一][文]だきかか・ふ[ハ下二]腕でかかえ持つ。腕をまわして落ちないように支え持つ。「けが人を—・える」
だき‐かご【抱(き)籠】
「竹夫人(ちくふじん)」に同じ。
だき‐がしわ【抱き柏】
紋所の名。柏の葉が左右に向かい合った形を描いたもの。
だき‐ぐせ【抱(き)癖】
乳児の、抱かれないと泣き止まなかったり眠らなかったりするくせ。
だき‐こ・む【抱(き)込む】
[動マ五(四)] 1 腕の中にかかえ入れる。「子を—・む」 2 味方に引き入れる。仲間に誘い込む。「敵の一人を金で...
だき‐ざさ【抱き笹】
紋所の名。左右2枚の笹の葉を抱き合わせた形のもの。
だきしめたい【抱きしめたい】
矢作俊彦の短編小説。「ミステリマガジン」誌の昭和47年(1972)6月号に掲載された、著者の小説家としてのデビュー作。
だき‐し・める【抱(き)締める】
[動マ下一][文]だきし・む[マ下二]力を込めてしっかりと抱く。「再会したわが子を—・める」
だき‐すく・める【抱き竦める】
[動マ下一][文]だきすく・む[マ下二]抱きしめて、身動きができないようにする。「強く—・める」
だきつき‐せんりゃく【抱(き)付き戦略】
政治家が、政敵や他党の政策や主張を取り入れることで、争点をなくし、相手の支持層を取り込んで、選挙や政権運営を有利に...
だき‐つ・く【抱(き)付く/抱(き)着く】
[動カ五(四)]両腕を相手のからだなどにまわしてとりつく。「子供が母親に—・く」
だき‐と・める【抱(き)留める】
[動マ下一][文]だきと・む[マ下二]両腕でかかえておさえとどめる。「倒れかかる人を—・める」
だき‐と・る【抱(き)取る】
[動ラ五(四)]自分の方へ抱くようにして受け取る。「赤子を—・る」
だきに‐てん【荼枳尼天/吒枳尼天/荼吉尼天】
《(梵)Ḍākinīの音写》仏教の鬼神で、密教では、胎蔵界曼陀羅(まんだら)外院にあって、大黒天に所属する夜叉(や...
だき‐にんぎょう【抱き人形】
幼児が抱いたりごっこ遊びをしたりするときに使う、赤ちゃん姿の人形。
だき‐ね【抱(き)寝】
[名](スル)抱いて寝ること。「乳飲み子を—する」
だき‐まくら【抱(き)枕】
寝るときに手や足をのせ、抱くようにして使う筒状の寝具。かご状のものや、布の袋に綿を詰めた柔らかいものなどがある。→...
だき‐まんまん【惰気満満】
[ト・タル][文][形動タリ]だらけた気分に満ちているさま。やる気がまったくないさま。
だき‐み【抱(き)身】
鴨(かも)・合鴨などの胸肉。
だき‐みょうが【抱き茗荷】
紋所の名。茗荷の芽が左右に向き合っている形のもの。
だき‐もり【抱き守】
幼児を抱いて守りをすること。また、その人。「ふたりの乳母ども銘々に—いたせし子」〈浮・桜陰比事・一〉
だ‐きゅう【打毬】
奈良時代、中国から伝わった遊戯。左右に分かれ、馬上あるいは徒歩で毬杖(ぎっちょう)を持ち、紅白の毬(まり)を互いに...
だ‐きゅう【打球】
野球・ゴルフなどで、たまを打つこと。また、打ったたま。
だ‐きょう【妥協】
[名](スル)対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること。「—の余地がない」「...
だきょう‐てん【妥協点】
互いに歩み寄って一致できるところ。
だき‐よ・せる【抱(き)寄せる】
[動サ下一][文]だきよ・す[サ下二]抱いて引き寄せる。「我が子を—・せる」
だ‐ぎょう【だ行/ダ行】
五十音図で、「た行」に対する濁音の行。だ・ぢ・づ・で・ど。
た・く【綰く】
[動カ四] 1 髪をかき上げて束ねる。「人皆は今は長しと—・けと言へど」〈万・一二四〉 2 舟をあやつる。「大舟を...
だく【諾】
[常用漢字] [音]ダク(漢) [訓]うべなう 1 よろしいと承知する。うべなう。「諾意・諾否/一諾・応諾・快諾・...
だく【濁】
[常用漢字] [音]ダク(慣) ジョク(ヂョク)(呉) [訓]にごる にごす 〈ダク〉 1 水がにごる。「濁酒・濁...
だく【跑】
「跑足(だくあし)」の略。
だく【諾】
承知すること。引き受けること。また、その語。「—の返事を得る」
だ‐く【駄句】
つまらない俳句。へたな俳句。自分の俳句を謙遜していうときにも用いる。
だ・く【抱く】
[動カ五(四)]《「いだく」の音変化》 1 ㋐腕を回して、しっかりとかかえるように持つ。「子供を—・く」「肩を—・...
だく‐あし【跑足/諾足】
馬が前脚を高く上げてやや速く歩くこと。並足(なみあし)と駆け足との中間の速度。また、その足なみ。だく。鹿足(ししあし)。
だく‐い【諾意】
承諾する意向。
だく‐い【諾唯】
他人の言葉に対する応答。返答。あいさつ。
だく‐おん【濁音】
五十音図のカ・サ・タ・ハ行の仮名に濁音符「゛」を付けて表すガ・ザ・ダ・バの各行の音節。濁音の各頭子音は有声音である...
だくおん‐ぷ【濁音符】
⇒濁点
だく‐さん【沢山】
「たくさん(沢山)3」に同じ。「子—」
ダクシネーシュワルカーリー‐じいん【ダクシネーシュワルカーリー寺院】
《Dakshineswar Kali Temple》インド東部、西ベンガル州の都市コルカタの郊外にあるヒンズー教寺...
だく‐しゅ【濁酒】
にごりざけ。どぶろく。《季 秋》
だく‐しょく【濁色】
濁った色。ある色相の純色に白および黒を同時に加えた色。→清色
だく‐すい【濁水】
にごった水。にごり水。
だく・する【諾する】
[動サ変][文]だく・す[サ変]他人からの頼みなどを承知する。引き受ける。承諾する。「協力を—・する」
だく‐せ【濁世】
政治や道徳の乱れた世。だくせい。「—に交わる」→じょくせ(濁世)