ダルトン
⇒ドルトン
ダルナ
⇒デルナ
ダルハン
モンゴル北部の都市。オルホン川沿いに位置する。首都ウランバートルに次ぐ同国第2の規模をもつ。ロシアとの鉄道路線にあ...
ダルバンガ
インド北東部、ビハール州の都市。州都パトナの北東約100キロメートル、ガンジス川の支流バグマティ川沿いに位置する。...
ダルフール‐ちいき【ダルフール地域】
スーダンの西部に位置する地域。リビア・チャド・中央アフリカ・南スーダンと接する。経済は農業・牧畜に依存。→ダルフール紛争
ダルフール‐ふんそう【ダルフール紛争】
スーダン西部のダルフール地域で2003年に発生した紛争。政府が支援するアラブ系民兵組織と、非アラブ系の反政府勢力と...
だるま【達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》 中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、6世...
だるま‐いち【達磨市】
縁起物の張り子達磨を売る市。多く、東日本で年末から3月にかけて行われる。《季 新年》「大風の森ゆるがせり—/秋桜子」
だるま‐いと【達磨糸】
足踏み式の製糸機械で製した生糸。自転車取糸。
だるま‐いんこ【達磨鸚哥】
インコ科の鳥。全長約35センチで体は緑色。雄のほおに太く黒い線がある。南および東南アジアに広く分布。飼い鳥とされる。
だるま‐うた【達磨歌】
禅問答のように、わけのわからない歌のこと。特に藤原定家らの新傾向の歌風をあざけっていった呼称。
だるま‐おこぜ【達磨鰧】
オニオコゼ科の海水魚。全長約15センチ。頭部にこぶが多数ある。日本南部からオーストラリアに分布。
だるま‐おとし【達磨落(と)し】
1 輪形の数個の木片の上にのせた達磨のおもちゃを、木づちで木片を横に打ち飛ばし、順次位置を下げていく遊戯。 2 高...
だるま‐がえし【達磨返し】
女性の髪形の一。髪の先をひねって鬢(びん)の裏側に入れ簪(かんざし)で止めたもの。江戸末期から明治にかけ、下町の伝...
だるま‐がえる【達磨蛙】
アカガエル科のカエル。体長5〜6センチ。トノサマガエルに似るが後肢は短く、ずんぐりして、背面に黒色円紋がある。日本...
だるま‐き【達磨忌】
禅宗で、10月5日の達磨大師の忌日に行う法会。《季 冬》「—や達磨に似たる顔は誰/漱石」
だるま‐ぎく【達磨菊】
キク科の多年草。海岸の岩に生え、高さ30〜60センチ。よく枝分かれし、茎・葉に毛が多くビロード状になる。秋、周囲が...
だるまさんがころんだ【達磨さんが転んだ】
子供の遊戯の一。鬼が後ろを向き「だるまさんがころんだ」と唱えている間に、他の者は少しずつ鬼に近づく。鬼が見ている間...
ダルマシアン
⇒ダルメシアン
だるま‐しゅう【達磨宗】
1 禅宗のこと。 2 中世に、藤原定家らの和歌の新風を、禅問答のようにわけがわからないと、あざけっていった語。
だるま‐ストーブ【達磨ストーブ】
形が張り子の達磨に似た、石炭投げ込み式の簡単な構造のストーブ。
だるま‐だいし【達磨大師】
達磨の尊称。
ダルマチア
クロアチア南部、アドリア海沿岸地方の称。ダルマチア式海岸の入り江が多く、保養地として知られる。ダルマティア。
ダルマチアしき‐かいがん【ダルマチア式海岸】
山地が沈水してできた、複雑に入り組んだ海岸の一種。リアス式海岸では、元の山地が海岸線に垂直に連なっていたのに対し、...
だるま‐はがし【達磨剝がし】
人の着ている羽織をはぎとって奪うこと。また、その盗人。
だるま‐ぶね【達磨船】
木船の一種で、長さのわりに幅が広い大伝馬船。貨物の運送に用いる。鋼製のものもある。だるません。→伝馬船
だるま‐や【達磨屋】
私娼を置いている宿。あいまいや。「—の年増や、義太夫語(かたり)の顔などを」〈秋声・足迹〉
ダルマラージカー
パキスタン北部、パンジャブ州のタキシラにある同国最初期の仏教遺跡。マウリヤ朝アショカ王時代に建てられた高さ15メー...
ダルムシュタット
ドイツ中部、ヘッセン州の都市。ヘッセンダルムシュタット大公国の首都として栄えた。19世紀末から20世紀にかけて、大...
ダルムシュタットのせいぼ【ダルムシュタットの聖母】
《原題、(ドイツ)Darmstädter Madonna》⇒市長ヤーコプマイヤーの聖母
ダルム‐ひろば【ダルム広場】
《Place d'Armes》⇒アルム広場
ダルメシアン
《「ダルマシアン」とも》犬の一品種。クロアチアのダルマチア地方の原産。体形はポインターに似て、白色の地に黒などの丸...
ダルヤン
トルコ南西部の町。キョイジェイズ湖とエーゲ海をつなぐダルヤン川東岸に位置する。対岸にあった古代都市カウノスはヘレニ...
ダルワール
インド南部、カルナータカ州の都市。南東約20キロメートルの商工業都市フブリと双子都市を形成。行政機関、大学などの学...
ダルー
パプアニューギニア、ニューギニア島南東岸の都市。パプア湾に注ぐフライ川河口近くの小島に位置する。西部州の州都。かつ...
ダルース
米国ミネソタ州北東部の都市。スペリオル湖西岸に面し、鉄鉱石・小麦・原油の積出港がある。避暑地、観光地としても有名。
だれ
1 だれること。「生活の—」 2 相場に活気がなくなり、やや安くなること。
だれ【誰】
[代]《古くは「たれ」》不定称の人代名詞。 1 名を知らない人、または、その人とはっきりわからない人をさす。「あの...
だれ‐ひとり【誰一人】
[連語]《古くは「たれひとり」とも》だれも。一人も。下に打消しの語を伴って用いる。「当時を知る人は—いない」「—と...
ダレイオス
(1世)[前558ころ〜前486]古代ペルシア、アケメネス朝の王。在位、前522〜前486。国内の反乱を鎮圧し、イ...
だれ‐か【誰か】
[連語]《「か」は副助詞》どの人であるかはっきりしない、不特定の人を示す語。「—が戸をたたいた」「—私の帽子を知ら...
だれかがさわった【誰かが触った】
宮原昭夫の中編小説。ハンセン病療養所内の中学校に赴任した女性教師が病気に対する偏見や差別に苦悩する姿を描く。昭和4...
だれか‐さん【誰かさん】
具体的な名をあげないで人をさす語。多く、特定の人を遠回しにさす場合に用いる。「—は今日も遅刻かな」
だれかににたひと【だれかに似た人】
阿刀田高の短編小説集。昭和59年(1984)刊。男女の関係をテーマにしたミステリー。
だれ‐かれ【誰彼】
[代]《古くは「たれかれ」》不定称の人代名詞。特定しない複数の人をいう語。あの人、この人。「—の容赦はない」
だれかれ‐なし‐に【誰彼無しに】
[連語]だれかれの区別なく。だれにでも。「—声をかける」
だれがほんをころすのか【だれが「本」を殺すのか】
佐野真一によるノンフィクション。出版不況を主題とする。平成11年(1999)から平成12年(2000)にかけて「プ...
だれ‐ぎみ【だれ気味】
[名・形動] 1 緊張が失われていること。だらけはじめていること。また、そのさま。「—な(の)後半戦」 2 相場に...
だれ‐しも【誰しも】
[連語]《代名詞「だれ」+連語「しも」。古くは「たれしも」とも》「だれも」を強めた言い方。だれでも。だれだって。「...
だれ‐しらぬ【誰知らぬ】
[連語](打消しの語を伴って)だれも知らない。皆が知っている事柄を強調していうときに用いる。「—者とてない話」