ちゅうどく‐がく【中毒学】
⇒毒物学
ちゅうどく‐しん【中毒疹】
体内で生成されたり、食物や薬剤として体内に入ったりした毒性物質によって、皮膚や粘膜に生じる発疹。
ちゅうどく‐りょう【中毒量】
中毒症状のあらわれる薬物などの量。危険量。
ちゅう‐どし【中年】
江戸時代、20歳ころから年季奉公に出ること。暖簾(のれん)分けなどを許されないことが多い。「—三年の気詰まり」〈浮...
ちゅう‐どしま【中年増】
中くらいの年増。近世では20歳すぎから28、9歳くらいまでの女性をいったが、年齢は時代によって前後する。
ちゅうない‐しょう【肘内障】
幼児が腕を急に強く引っぱられたときに、肘(ひじ)関節の靭帯(じんたい)がずれて骨の間に挟まれ、腕を回せなくなる状態。
ちゅう‐なごん【中納言】
律令制で、太政官(だいじょうかん)の次官(すけ)。令外(りょうげ)の官。大納言に次ぐもので、職掌は大納言とほぼ同じ...
ちゅう‐なん【中男】
1 2番目のむすこ。次男。「一の衣をば、我が—なる汝が弟に与へよ」〈今昔・二〇・三三〉 2 養老令で、17歳以上2...
ちゅうなんかい【中南海】
中国北京(ペキン)市、北海公園にある湖のうちの中海・南海の周辺地区。故宮博物院の西に位置し、明・清代は紫禁城の庭園...
ちゅうなん‐べい【中南米】
中央アメリカと南アメリカ。ラテンアメリカ。
ちゅうなんべいカリブかいしょこく‐きょうどうたい【中南米カリブ海諸国共同体】
⇒セラック
ちゅうにういた‐ねんきん【宙に浮いた年金】
旧社会保険庁によって不適切に管理された年金記録のうち、基礎年金番号に統合されず加入者が特定できない年金記録のこと。...
宙(ちゅう)に浮(う)・く
1 地面から離れて空中に浮かぶ。「からだが—・く」 2 決着がつかなくなる。中途半端になる。「資金難で計画が—・く...
ちゅう‐にかい【中二階】
1 建物の正規の階の途中に床を設けてつくった天井の低い階。 2 歌舞伎劇場の楽屋の2階。また、そこに雑居部屋があっ...
ちゅう‐にく【中肉】
1 太りすぎてもやせすぎてもいないこと。ほどよい肉づき。「—中背の人」 2 品質が中くらいの食用肉。「豚の—」
ちゅうにく‐ちゅうぜい【中肉中背】
太ってもやせてもいない肉づきで、高くも低くもない背丈。標準的な体型。
ちゅう‐にち【中日】
1 ある期間のまんなかにあたる日。なかび。「芝居の—」 2 春・秋の彼岸7日間の、まんなかの日。春分・秋分の日。彼...
ちゅう‐にち【駐日】
派遣されて日本に駐在すること。「—大使」
ちゅうにち‐しんぶん【中日新聞】
中日新聞社が発行する日刊ブロック紙。同社の本社は名古屋市にある。愛知の新聞2紙が昭和17年(1942)に統合し「中...
ちゅうにち‐ドラゴンズ【中日ドラゴンズ】
プロ野球球団の一。セントラルリーグに所属し、フランチャイズは愛知県。昭和11年(1936)、名古屋軍として発足。の...
柱(ちゅう)に膠(にかわ)して瑟(しつ)を鼓(こ)す
《「史記」廉頗藺相如伝から》琴柱(ことじ)を膠(にかわ)で動かないようにして瑟を弾く。状況の変化に対応できないこと...
ちゅうに‐びょう【中二病】
思春期に特徴的な、過剰な自意識やそれに基づくふるまいを揶揄(やゆ)する俗語。具体的には、不自然に大人びた言動や、自...
ちゅう‐にゅう【注入】
[名](スル) 1 液体などをそそぎ入れること。つぎこむこと。「ライターにガスを—する」 2 多くのものを1か所に...
ちゅうにゅう‐いど【注入井戸】
⇒注入井
ちゅうにゅう‐きょういく【注入教育】
知識・技術を一方的に教え込み、記憶させることを主な目的とする教育。詰め込み教育。→開発教授
ちゅうにゅう‐せい【注入井】
水や薬剤などを地下の帯水層などに注入するための井戸。涵養井。注入井戸。→揚水井
ちゅうにゅう‐はんのう【注入反応】
⇒急性輸注反応
ちゅう‐にん【中人】
大人(だいにん)と小人(しょうにん)との中間の者。小・中学生などをいう。入場券の料金区分などに用いる。→大人 →小人
ちゅう‐にん【仲人/中人】
1 争いなどの仲裁をする人。仲裁人。「問答の中に、馴合の—が段々取持つような風をして」〈福沢・福翁自伝〉 2 なこ...
ちゅう‐ねん【中年】
1 青年と老年との間の年ごろ。現代では、ふつう40歳代から50歳代にかけてをいう。「—太り」「—層」 2 「中年者...
ちゅうねん‐ぶとり【中年太り/中年肥り】
40歳代から50歳代にかけて、栄養過多や運動不足などによって肥満すること。また、その状態。→メタボリックシンドローム
ちゅうねん‐もの【中年者】
1 中年の人。 2 青年期になってから年季奉公や芸人の世界に入った人。ちゅうどし。「—は芸人ばかりではない」〈荷風...
ちゅう‐のう【中脳】
脊椎動物の脳の一部。間脳の後方、小脳・橋(きょう)の上方にある。中脳蓋(がい)と大脳脚とに分かれ、間を中脳水道が通...
ちゅう‐のう【中農】
中規模の農業を営む家。
ちゅう‐のう【中濃】
《美濃中部の意》岐阜県中南部の地域の称。可児(かに)市・関市などがある。→東濃 →西濃 「中濃ソース」の略。
ちゅうのう‐ソース【中濃ソース】
ウースターソースと濃厚ソースの中間くらいのとろみがあるソース。JAS(ジャス)(日本農林規格)では、粘度が0.2パ...
ちゅう‐の‐まい【中の舞】
1 能の舞事(まいごと)の一。序の舞と急の舞との中間の速度でまう舞。また、その囃子(はやし)。美女・喝食(かっしき...
ちゅう‐のり【中乗】
謡曲のリズムの型の一。2音節に1拍をあてるもので、切れのよい躍動的な効果をもつ。修羅物・鬼畜物などで戦闘や苦患(く...
ちゅう‐のり【宙乗り】
歌舞伎で、役者の身体を宙に吊(つ)り上げて、舞台や花道などの上を移動させる演出。また、その装置。妖怪・妖術使いなど...
ちゅう‐は【中波】
波長が100〜1000メートル、周波数300〜3000キロヘルツの電波。ラジオ放送や近距離の海上通信に使用。ヘクト...
ちゅう‐は【中破】
[名](スル)中程度の破損。修理によって再び使用が可能になる程度の破損。「事故で車が—する」→大破 →小破
ちゅう‐はい【中輩】
仏語。三輩の一。出家はしないが、一心に阿弥陀仏を念じ善を修める者。
ちゅう‐ハイ【酎ハイ】
《「焼酎(しょうちゅう)ハイボール」の略。「チューハイ」とも書く》炭酸水で割った焼酎。多く、果汁やシロップなどで風...
ちゅう‐はいよう【中胚葉】
多細胞動物の発生初期に外胚葉と内胚葉との間に構成される細胞群。骨格・筋肉・循環器・生殖器などに分化する。
ちゅう‐はく【中白】
中等の白米。ちゅうじろ。
ちゅう‐はくろう【虫白蝋】
⇒水蝋樹蝋(いぼたろう)
ちゅうはちょうかんじゅせい‐すいたい【中波長感受性錐体】
⇒M錐体
ちゅう‐はば【中幅】
1 中くらいの幅。 2 布地の幅で、大幅と小幅の中間、45センチほどの幅の織物。 3 「中幅帯」の略。
ちゅうはば‐おび【中幅帯】
中幅の布地で仕立てた帯。広幅と細帯の中間の幅。女性用。
ちゅう‐はん【中半】
[名・形動ナリ]どっちつかずであること。また、そのさま。中途半端。「—ニイル」〈日葡〉