てん‐ぴょう【覘標】
陸地測量の際、選定地点に遠くから見えるように設ける目標。3本または4本の木材を角錐状に合わせたもの。
てんぴょうかんぽう【天平感宝】
奈良時代、聖武天皇の時の年号。749年4月14日〜同年7月2日。
てんぴょう‐がわ【天平革】
江戸時代の武具の染め革の一。正平(しょうへい)革にならって古様に染めたもので、獅子や牡丹などの模様の中に「天平十二...
てんぴょう‐しき【天平式】
天平時代に行われた美術様式。唐様式を取り入れて発達し、仏像彫刻や寺社建築に特徴がある。
てんぴょうしょうほう【天平勝宝】
奈良時代、孝謙天皇の時の年号。749年7月2日〜757年8月18日。
てんぴょう‐じだい【天平時代】
日本の文化史、特に美術史上の時代区分の一。白鳳(はくほう)時代の後、平城京遷都の和銅3年(710)から平安京遷都の...
てんぴょう‐じゃく【天平尺】
日本の尺度の一。奈良時代に常用された尺で、唐の大尺に等しい。曲尺(かねじゃく)の9寸7分8厘(約29.6センチ)に...
てんぴょうじんご【天平神護】
奈良時代、称徳天皇の時の年号。765年1月7日〜767年8月16日。
てんぴょうだいぶつき【天平大仏記】
沢田ふじ子の長編歴史小説。昭和55年(1980)刊。奈良の大仏建立に携わった奴婢(ぬひ)たちの悲哀を描く。
てんぴょうのいらか【天平の甍】
井上靖の長編小説。遣唐使となった僧侶たちの運命を描く歴史小説。昭和32年(1957)刊行。昭和33年(1958)第...
てんぴょう‐ぶんか【天平文化】
天平年間(729〜749)を中心に栄えた文化。唐および西域地方の影響を強く受けて国際的な性格を帯び、鎮護国家思想に...
てんぴょうほうじ【天平宝字】
奈良時代、孝謙天皇・淳仁天皇・称徳天皇の時の年号。757年8月18日〜765年1月7日。
てん‐ぴん【天稟】
生まれつきの才能。天性。てんりん。「—を発揮する」「—の画才」
テンフィート‐うんどう【テンフィート運動】
《フィートは、feet(長さの単位)》米軍が撮影した被爆直後の広島と長崎の様子を収めた原爆記録フィルムを市民の寄付...
てんふく‐きゅう【天福宮】
⇒シアンホッケン寺院
てん‐ぶ【天部】
仏語。天界に住む者の総称。梵天・帝釈天、四天王や吉祥天・弁才天など。
てん‐ぶ【転部】
[名](スル)他の学部・サークルなどへ移ること。「文学部へ—する」
てん‐ぶくろ【天袋】
押し入れや床脇(とこわき)の上部に設ける袋棚。⇔地袋(じぶくろ)。
てん‐ぶつ【天物】
天から授かった物。自然の産物。天産物。「僕は—を汚す悪魔の舌を見るのです」〈木下尚江・良人の自白〉
てん‐ぶつ【典物】
品物を質に入れること。また、その品物。質草。抵当物。
テンプラ‐そば【テンプラ蕎麦】
テンプラをのせたかけそば。
てん‐ぶん【天分】
1 生まれつきの性質・才能。「—に恵まれる」「—を発揮する」 2 天から与えられた身分・職分。「—をわきまえる」
てんぶん【天文】
戦国時代、後奈良天皇の時の年号。1532年7月29日〜1555年10月23日。てんもん。
てん‐ぶん【天聞】
天子が聞くこと。天聴。叡聞(えいぶん)。
てん‐ぶん【篆文】
篆書体の文字。篆字。篆。
てんぶんほっけ‐の‐らん【天文法華の乱】
天文5年(1536)比叡山延暦寺の衆徒が宗教問答を契機に京都の法華一揆と対立し、洛中洛外の日蓮宗21寺を襲った事件...
てん‐ぷ【天父】
キリスト教で、神。
てん‐ぷ【天府】
1 地味が肥え、物産の豊富な土地。 2 天然の要害の地。 3 天子の庫。天皇の倉。
てん‐ぷ【天桴/天府】
機械時計に使われる調速器。かちかちと音を立てる部分。これでぜんまいが一定の速度でほどかれる。
てん‐ぷ【天賦】
天から賦与されたもの。生まれつきの資質。「—の才能」「運否(うんぷ)—」
てん‐ぷ【添付】
[名](スル) 1 書類などに、付け添えること。「領収書を—する」 2 民法上、所有者の異なる2個以上の物が結合し...
てん‐ぷ【転付】
債権の強制執行において、債務者の第三債務者に対する債権を差し押さえ、その債権を支払いにかえて券面額で債権者に移転す...
てん‐ぷ【貼付】
[名](スル)「ちょうふ(貼付)」の慣用読み。
てん‐ぷう【天風】
空の高いところを吹く風。
てん‐ぷく【天福】
1 天から受ける幸福。 2 「天福日」の略。
てんぷく【天福】
鎌倉中期、四条天皇の時の年号。1233年4月15日〜1234年11月5日。
てん‐ぷく【転覆/顛覆】
[名](スル) 1 列車・船などがひっくり返ること。また、ひっくり返すこと。「ヨットが—する」 2 政府などの組織...
てんぷく‐ざい【顛覆罪】
人が乗っている汽車・電車などを転覆・破壊する罪。→汽車転覆等及び同致死罪
てんぷく‐じ【天福寺】
《Thien Phuc Tu》⇒タイ寺
てんぷく‐にち【天福日】
民間暦における吉日の一。建築・転宅などによいとされる。
てんぷ‐しぜん【天賦自然】
天から与えられた、人の力ではどうにもならないもの。
てんぷ‐じんけん【天賦人権】
天がすべての人に対して平等に、分かち与えた権利。
てんぷじんけん‐ろん【天賦人権論】
人間は生まれながらにして自由・平等であり、幸福を追求する権利があるという思想。ルソーやミルをはじめとするフランスや...
テンプ‐ツー‐パーム
《tempはtemporary(一時雇い)、permはpermanent(無期限雇用)の略》「紹介予定派遣」に同じ。
テンプテーション
誘惑。
テンプ‐ファイル
《temporary fileから》⇒一時ファイル
てんぷ‐ファイル【添付ファイル】
電子メールに添付して送信されるファイル。画像やプログラムなどのバイナリーファイルを文字データに変換(エンコード)し...
てんぷ‐めいれい【転付命令】
転付についての執行裁判所の命令。
テンプラ
1 魚・貝・野菜などに小麦粉を卵・水で溶いた衣をつけ、植物油で揚げた日本料理。野菜類のものを精進揚げといって区別す...
テンプル
1 こめかみ。 2 眼鏡の、つる。