ねり‐にんぎょう【練(り)人形/煉り人形】
⇒捏(つく)ね人形
ねり‐ぬき【練貫/練緯】
1 縦糸に生糸、横糸に練り糸を用いた平織りの絹織物。練り。 2 「練貫酒」の略。
ねりぬき‐ざけ【練貫酒】
「練り酒」に同じ。「—のしわざかや、あちよろり、こちよろよろよろ」〈閑吟集〉
ねりぬき‐みず【練貫水】
滋賀県大津市の大練寺にわく泉。古来名水として知られる。
ねり‐ぬの【練(り)布】
精練してしなやかにした布。
ネリネ
ヒガンバナ科の球根植物。南アフリカ原産。秋に赤・桃・白などの色のヒガンバナに似た花をつける。
ねり‐はみがき【練(り)歯磨き/煉り歯磨き】
歯磨き粉にグリセリン・発泡剤などを加えて練り合わせ、半固体としたもの。
ねり‐ばかま【練り袴】
練り絹で作った袴。
ねり‐べい【練(り)塀/煉り塀】
練った泥土と瓦を交互に積み重ねて築き、上に瓦を葺(ふ)いた塀。
ねり‐べに【練(り)紅/煉り紅】
油などで練った泥状の紅。
ねりま【練馬】
東京都の区名。昭和22年(1947)板橋区から分区成立。近郊野菜を産し、また住宅地。としまえん・石神井(しゃくじい...
ねりま‐く【練馬区】
⇒練馬
ねりま‐だいこん【練馬大根】
ダイコンの一品種。全体に太く、長さ60センチにもなり、たくあん漬けなどにする。東京都練馬区東南部で産した。
ねり‐みそ【練(り)味噌/煉り味噌】
味噌に砂糖・酒・みりんなどを加え、弱火にかけて練りまぜたもの。田楽などに用いる。
ねり‐むち【練り鞭】
枝葉を払い、皮をむき、加工して作ったむち。「熊葛(くまつづら)の—二十段」〈霊異記・中〉
ねり‐もの【練(り)物/煉り物】
1 練り固めて作った装身具。珊瑚(さんご)や宝石に似せた飾り玉やプラスチック製装身具など。 2 「練り製品」に同じ。
ねり‐もの【練(り)物/邌り物】
祭礼などのときに、町なかを練り歩く行列や山車(だし)など。おねり。
ねり‐やく【練(り)薬/煉り薬】
「ねりぐすり」に同じ。
ねり‐ゆ【練(り)湯】
懐石料理の最後に出す飲み物。少量の香煎(こうせん)・いり米・すり胡麻(ごま)などに湯を注ぎ、焼き塩を加えたもの。
ねり‐ゆ・く【練(り)行く/邌り行く】
[動カ五(四)]静かに歩いて行く。また、行列を整えて行く。「祭りの行列が—・く」
ねり‐ようかん【練(り)羊羹/煉り羊羹】
寒天に水・砂糖を加えて煮立て、こし餡(あん)を練りまぜながら煮詰めて、型に流し込んで作った羊羹。
ネリンガ
クルシュー砂州の異称。