めし‐い・る【召し入る】
[動ラ下二]貴人が、下位の人を呼んで中へ入れる。「道あけていと近う—・れられたるこそうれしけれ」〈枕・二七六〉
めし‐うど【囚人】
⇒めしゅうど
めし‐うど【召人】
⇒めしゅうど
メシェッド
⇒マシュハド
メシェッド‐アリ
⇒ナジャフ
メシエ
[1730〜1817]フランスの天文学者。彗星(すいせい)の観測を行い、21個の彗星を発見。彗星と誤認しがちな星雲...
メシエ‐カタログ
フランスの天文学者メシエが1781年に作った、星雲と星団の最初の目録。103個記載され、その後に7個追加された。そ...
メシエ‐せいひょう【メシエ星表】
⇒メシエカタログ
メシエ‐てんたい【メシエ天体】
フランスの天文学者シャルル=メシエが作成した星雲・星団の目録、メシエカタログに記載された天体。頭文字のMと登録番号...
めし‐おおせ【召し仰せ】
上位の人が下位の人を召し出して、特定の用件・任務を命じること。「力及ばせ給はで、その夜—ありけり」〈著聞集・三〉
め‐じか【牝鹿/雌鹿】
《古くは「めしか」とも》めすの鹿。《季 秋》⇔牡鹿(おじか)。
めし‐かえ【召(し)替え】
《「めしがえ」とも》召し替えること。また、それに用いるもの。→御(お)召し替え
めし‐かえ・す【召し返す】
[動サ四]貴人が下位の人を呼びもどす。また、物を取りもどす。「数珠をくだけぬと、もみちぎりて、—・せ—・せ、とさけ...
めし‐か・える【召(し)替える】
[動ア下一][文]めしか・ふ[ハ下二]貴人が衣服を着がえたり、乗り物を乗りかえたりする。「装束を—・える」
めし‐かか・える【召(し)抱える】
[動ア下一][文]めしかか・ふ[ハ下二]雇って家来にする。「高禄で—・える」
めし‐がま【飯釜】
飯を炊く釜。飯炊き釜。
めし‐ぐ・す【召し具す】
[動サ変]目下の人や家来などを伴う。召し連れる。「頼もしくおぼえて—・して行くほどに」〈徒然・八七〉
めし‐こ・む【召し籠む】
[動マ下二]呼び寄せて外に出さずに閉じ込める。「いかで、かかる御使を—・めて、かう懲ぜさせ」〈宇津保・楼上上〉
めし‐ごうり【飯行李】
弁当の飯を詰める小さな行李。めしごり。
めし‐ごり【飯行李】
「めしごうり」に同じ。
めし‐じぶん【飯時分】
「飯時(めしどき)」に同じ。
めし‐じゃくし【飯杓子】
飯を盛るための杓子。しゃもじ。
めし‐じょう【召状】
「召文(めしぶみ)」に同じ。
め‐した【目下】
地位・年齢などが自分より下であること。また、その人。⇔目上(めうえ)。
めし‐たき【飯炊き】
飯を炊くこと。また、その仕事をする人。
めしたき‐おんな【飯炊き女】
1 飯炊きとして雇われている女。 2 江戸時代、大坂の曽根崎新地などの泊まり茶屋で、酒食の給仕をするとともに遊女を...
め‐しだ【雌羊歯】
メシダ科の多年生のシダ。葉は根茎から束になって出て、長さ約1メートル。羽状複葉で、羽片は長楕円形で先がとがり、オシ...
めし‐だい【飯代】
飯の代金。また、食費。食事代。
めし‐だ・す【召(し)出す】
[動サ五(四)]貴人や主君が目下の人や家来を呼び出す。「お上に—・される」
めし‐ぢゃわん【飯茶碗】
飯を盛るのに用いる茶碗。ごはん茶碗。
めし‐つかい【召(し)使い】
1 雑用をする奉公人。下男・下女など。 2 禁中で召し使われた身分の低い官人。
めし‐つか・う【召(し)使う】
[動ワ五(ハ四)]人を召し出して雑用のために使う。「使用人を—・う」
めし‐つぎ【飯つぎ】
1 飯櫃(めしびつ)。おはち。 2 懐石に用いる道具の一。飯を入れる器。
めし‐つぎ【召し次ぎ/召し継ぎ】
1 取り次ぎをすること。また、その人。「ただ舎人(とねり)二人—として」〈竹取〉 2 院の庁や東宮・摂関家などで、...
めしつぎ‐どころ【召し次ぎ所】
召し次ぎ2の詰め所。「庁の—、なにかの隈(くま)まで、いかめしくせさせ給へり」〈源・柏木〉
めし‐つど・う【召し集ふ】
[動ハ下二]貴人や上位の人が呼び集める。召し集める。「武士(もののふ)ども—・へ」〈増鏡・新島守〉
めし‐つぶ【飯粒】
飯のつぶ。ごはんつぶ。
めし‐つ・れる【召(し)連れる】
[動ラ下一][文]めしつ・る[ラ下二]目下の人や家来を一緒に連れていく。従える。「側近を—・れる」
めし‐と・る【召(し)取る】
[動ラ五(四)] 1 (「召し捕る」とも書く)官命により罪人などをつかまえる。逮捕する。「盗賊を—・る」 2 貴人...
めし‐どき【飯時】
食事をする時分。食事時。
めし‐な【召名】
除目(じもく)の際、任官される人々の名を列記して太政官から奏聞する文書。
飯(めし)の食(く)い上(あ)げ
収入がなくなり、生活ができなくなること。
めし‐の‐たね【飯の種】
生計を立てるための手段。食うための仕事。「物書きを—にする」
めし‐の‐とも【飯の供】
白飯に添えて食べるもの。おかずになるもの。ごはんのとも。
めし‐はな・す【召し放す】
[動サ四]領地・官位などを取り上げる。「大罪を犯さざる者—・すべからざるの由定めらる」〈吾妻鏡・一八〉
めし‐はな・つ【召し放つ】
[動タ四]貴人などが、大勢の中からその人だけを選んで呼び寄せる。「この君、—・ちて語らひ給へば」〈源・紅梅〉
め‐しば【雌芝/女芝】
メヒシバの別名。
めし‐ばち【飯鉢】
「飯櫃(めしびつ)」に同じ。
めし‐びつ【飯櫃】
飯を入れておく木製の器。円形または楕円形で、ふたがある。飯鉢(めしばち)。おひつ。
めし‐ふ【召符】
《「めしぶ」とも》「召文(めしぶみ)」に同じ。