がま
穴。洞窟。沖縄地方や鹿児島などの方言。
がま【蒲/香蒲】
《古くは「かま」》ガマ科の多年草。池や沼の岸辺に群生。高さ1〜2メートル。根茎は白く、泥中をはう。葉は線形で厚く、...
が‐ま【降魔】
「ごうま(降魔)」の音変化。
が‐ま【蝦蟇/蟇】
《古くは「かま」》ヒキガエルの俗称。《季 夏》
ガマ
⇒バスコ=ダ=ガマ
がま‐あし【蝦蟇足】
蛙泳ぎをするときの足つき。
がま‐おうぎ【蒲扇】
ガマの葉を編んで作った扇。がまうちわ。
がま‐がえる【蟇】
ヒキガエルの俗称。がま。
がま‐ぐち【蝦蟇口】
口金のついた小銭入れ。開いた口がガマの口に似ているのでいう。
がまごおり【蒲郡】
愛知県中南部の市。渥美湾に臨む。繊維工業が盛んで、漁網を産出する。海水浴場・温泉があり、三河湾国定公園の一部。人口...
がまごおり‐し【蒲郡市】
⇒蒲郡
がまし・い
[接尾]《形容詞型活用[文]がま・し(シク活)》動詞の連用形や名詞などに付いて形容詞をつくり、その物事や状態に似て...
がま‐しゅ【蝦蟇腫】
舌の下にできるはれ物。唾液腺(だえきせん)や粘液腺が詰まって分泌液が貯留するもの。重症になると、あごの下部まではれる。
がま‐ずみ【莢蒾】
レンプクソウ科の落葉低木。山野に自生。高さ約2メートル。葉は円形で対生する。初夏、白色の小花が散房状に集まって咲く...
がま‐せんにん【蝦蟇仙人】
昔、ガマを使い、怪しい術を行ったという中国の仙人。三国時代呉の葛玄(かつげん)、および五代後梁の劉海蟾(りゅうかい...
がま‐ぜん【蝦蟇禅】
《ガマはただ跳ぶだけで、ほかの術を知らないところから》中途半端な悟り方で、自由な働きのできない禅。
ガマット
⇒色域
がま‐どく【蝦蟇毒】
ヒキガエルの耳下腺などから分泌される毒液。乳白色で粘り気がある。ステロイド配糖体をはじめ、ブフォタリン、ブフォテニ...
がま‐の‐あぶら【蝦蟇の油】
ヒキガエルから採集される分泌液を豚脂などに混ぜてつくった軟膏(なんこう)。ひび・あかぎれ・外傷などに効くという。江...
がま‐の‐かんじゃ【蒲の冠者】
源範頼(みなもとののりより)の通称。遠江(とおとうみ)国蒲御厨(がまのみくりや)の生まれなのでいう。
がま‐の‐そう【降魔の相】
「ごうまのそう(降魔の相)」に同じ。
がま‐むしろ【蒲筵/蒲蓆】
ガマやフトイで編んだむしろ。夏の涼を呼ぶ敷物に使用。
ガマルタ
チュニジア北部の町。首都チュニスの北東約20キロメートルに位置し、地中海のチュニス湾に面する。1950年代より海岸...
が‐まん【我慢】
[名・形動](スル) 1 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。「彼の仕打ちには—がならない」「ここが—のしどころだ」...
がまん‐くらべ【我慢比べ/我慢競べ】
我慢強さを競うこと。どちらかがあきらめるまで、互いに張り合うこと。また、互いに様子見の状態になること。「試合は—の...
がまん‐づよ・い【我慢強い】
[形][文]がまんづよ・し[ク] 1 忍耐力がある。辛抱強い。「—・い子供」 2 我(が)を張る気持ちが強い。「い...
我慢(がまん)の角(つの)
高慢・強情の気持ちが強いことを、角の堅いのにたとえていったもの。「—が折れる」