けつ‐ばん【結番】
順番を定めて交代で出仕し、宿直(とのい)などの勤務に当たること。けちばん。「三塔に—して…仏に花参らせし者どもなり...
けつ‐び【結尾】
終わり。結末。結び。
けつ‐びん【欠便】
定期便の船舶や飛行機が運航を中止すること。「台風で—になる」
けつ‐ぶつ【傑物】
秀でた人物。傑出した人物。
けつ‐ぶん【欠文/闕文】
一部分抜け落ちたところのある文章。また、その抜けた部分の句や文。
けつ‐ぶん【結文】
文章の結び。また、その文。
けつ‐べつ【決別/訣別】
[名](スル)いとまごいをして別れること。また、きっぱりと別れること。「故郷に—する」「同志と—する」
けつ‐べん【血便】
血液の混じった大便。消化管内の出血によるもので、出血の部位と量により、鮮血色から黒色を呈する。
けつ‐ぼう【欠乏/闕乏】
[名](スル)乏しいこと。不足すること。「資金が—する」「ビタミン—症」
けつ‐ぼう【欠望/觖望】
不満に思うこと。「富者といえども常に—を抱くなるべし」〈田口・日本開化小史〉
けつ‐ぼく【欠乏/闕乏】
「けつぼう(欠乏)」に同じ。「兵糧ガ—シタ」〈日葡〉
けつ‐ぼん【欠盆】
経穴(けいけつ)の一。鎖骨の上のくぼみの中央にあるつぼ。
けつ‐まく【結膜】
まぶたの裏と眼球の表面を覆っている無色透明の粘膜。
けつまく‐えん【結膜炎】
結膜の炎症の総称。細菌やウイルスの感染、アレルギーによって起こる。症状は結膜の充血、目やに・涙の増加、濾胞(ろほう...
けつまくか‐しゅっけつ【結膜下出血】
結膜の毛細血管が破れて内出血した状態。白目の部分が赤くなる。外傷や急性結膜炎、くしゃみや咳などが原因で起こる。動脈...
けつまく‐けっせき【結膜結石】
目の結膜にできる結石。結膜内で分泌物が固まったもので、ごろごろとした異物感を引き起こす。
けつまくしかん‐しょう【結膜弛緩症】
加齢に伴って結膜がたるむ眼の疾患。弛緩した結膜が下瞼に沿ってひだをつくるため、異物感を生じる。たるんだ結膜のひだに...
けつまく‐のう【結膜嚢】
結膜のこと。まぶたの裏から眼球の表面にかけて嚢状(のうじょう)(ふくろ状)になっていることから。
け‐つまず・く【蹴躓く】
[動カ五(四)] 1 足先を物にぶつけてよろける。「敷居に—・く」 2 中途で失敗する。やりそこなう。しくじる。「...
けつ‐まつ【結末】
最後の締めくくり。最後に到達した結果。「連載小説に—をつける」「悲惨な—」
けつ‐みゃく【血脈】
1 血管。 2 血のつながり。血すじ。血統。けちみゃく。「源氏の—を伝える一族」 3 ⇒けちみゃく(血脈)2・3 ...
けつみゃく【血脈】
佐藤愛子の長編小説。平成元年(1989)7月、「別冊文芸春秋」誌で連載開始。父紅緑、異母兄サトウ・ハチローら家族の...
けつ‐めい【血盟】
血判を押したり、血をすすり合ったりして、固く誓い合うこと。
けつ‐めい【決明】
エビスグサの漢名。
けつ‐めい【結盟】
[名](スル)誓いを結ぶこと。同盟を結ぶこと。
けつめい‐し【決明子】
エビスグサの種子。漢方で、緩下剤、消炎・利尿薬などに用いる。また、はぶ茶として飲用する。
けつめい‐だん【血盟団】
井上日召の指導によって結成された右翼団体。国家革新を目ざし、一人一殺(いちにんいっさつ)主義を掲げた。昭和7年(1...
けつ‐もち【穴持ち/尻持ち】
1 暴力団などが、用心棒として飲食店などの問題処理を引き受けること。また、その暴力団や組員。 2 他人の失敗やトラ...
けつ‐やく【結約】
[名](スル)約束を結ぶこと。また、約束。「—が有ったっていうから」〈花袋・野の花〉
けつゆう‐びょう【血友病】
血液凝固に関与する因子が欠乏していて、わずかな傷にもすぐ出血し、出血が容易に止まらない病気。X連鎖潜性遺伝性の疾患...
けつら・う
[動ハ四]《「けづらう」とも》 1 ようすや態度を取り繕う。気取る。「我然るべき者と云はれうとてみな—・うたぞ」〈...
けつ‐らく【欠落】
[名](スル)一部分が欠け落ちること。「金銭感覚が—している」「記憶の—部分」
けつ‐りゃく【欠略/闕略】
減らしたり省いたりすること。省略。
けつ‐りゅう【血流】
血管内の血液の流れ。
けつりゅういそんせい‐けっかんかくちょうはんのう【血流依存性血管拡張反応】
血流の増加に伴って血管が拡張すること。止血後に血流を再開すると、血管内皮細胞が刺激され、血管拡張物質である一酸化窒...
けつりゅういそんせいけっかんかくちょうはんのう‐けんさ【血流依存性血管拡張反応検査】
血流の増加に伴う血管の拡張率を測定することで、血管内皮細胞の機能を調べる検査。動脈硬化の早期診断に用いられる。FM...
けつ‐りょう【結了】
[名](スル)事がすべて終わること。終結。終了。「自分のなすべき凡(すべ)ての仕事が既に—して」〈漱石・こゝろ〉
けつ‐りょう【泬寥】
[ト・タル][文][形動タリ]雲がなく、からりと晴れわたっているさま。「—たる春夜の真中に」〈漱石・草枕〉
けつ‐るい【血涙】
激しい怒りや悲しみのために流す涙。血のなみだ。「—を絞る」
けつ‐れい【欠礼/闕礼】
[名](スル)礼儀を欠くこと。あいさつをしないこと。失礼。「喪中につき年賀—いたします」
けつ‐れつ【決裂】
[名](スル)会談や交渉などで意見が一致せず物別れになること。「労使の交渉が—する」
けつ‐れん【結聯】
⇒尾聯(びれん)
けつ‐ろ【血路】
1 《傷ついたけものが血を滴らせながら逃げる道の意から》敵の囲みを破って逃げる道。 2 困難な状態から抜け出すため...
けつ‐ろ【結露】
[名](スル)窓ガラス・壁など冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が凝縮し水滴となって付着する現象。「コンクリート壁...
けつ‐ろう【欠漏/闕漏】
必要な事物が欠け落ちていること。もれ。おち。「—を補う」
けつ‐ろん【結論】
[名](スル) 1 考えたり論じたりして最終的な判断をまとめること。また、その内容。「調査の—を出す」 2 論理学...
けつろん‐づ・ける【結論付ける】
[動カ下一]結論を与える。結論として決定する。「仮説は正しいと—・る」
穴(けつ)を捲(まく)・る
《ならず者が着物の裾(すそ)をまくって、その場に座り込むところから》追い詰められて、逆におどすような態度をとる。居...
穴(けつ)を割(わ)・る
1 全部ぶちまける。暴露する。尻を割る。「学生時代の悪友が—・る」 2 隠していた悪事が見つかる。ばれる。「一連の...