だつちっそ‐さいきん【脱窒素細菌】
⇒脱窒菌
だつちっそ‐さよう【脱窒素作用】
⇒脱窒
だつ‐ぶん【脱文】
抜け落ちた文句・文章。
だつ‐ぼう【脱帽】
[名](スル) 1 敬意を表して、かぶっている帽子をぬぐこと。 2 相手に敬意を示すこと。感服すること。「彼の勇気...
だつぼく‐ざい【脱墨剤】
再生紙のためのパルプ製造で使用される、古紙からインクを取り除くための薬剤。
だつぼく‐パルプ【脱墨パルプ】
脱墨剤によりインクを取り除かれた再生紙用のパルプ。DIP(deinked pulp)。
だつ‐ま【達摩】
数珠に通してある大玉。親玉。 ⇒だるま(達磨)
だつ‐もう【脱毛】
[名](スル) 1 毛が抜け落ちること。また、抜けた毛髪。抜け毛。 2 美容のために不要な部分の毛を抜いて取り除くこと。
だつもう‐ざい【脱毛剤】
からだのむだ毛を取り除くための塗布剤。除毛剤。
だつもう‐しょう【脱毛症】
主に頭髪が脱落して地肌がむき出しになった状態。円形脱毛症や若年性・老人性・結髪性のものなどがある。禿頭(とくとう)病。
ダツラ
《「ダチュラ」とも》ナス科チョウセンアサガオ属の一年草または多年草。観賞用。熱帯アメリカ原産。夏から秋に淡黄色から...
だつ‐らく【脱落】
[名](スル) 1 抜け落ちること。必要な記述などが抜け落ちること。「名簿に二、三の名前が—している」 2 行動を...
だつ‐り【脱離】
[名](スル)抜け出ること。また、抜けて離れること。離脱。「永久にこの止み難き苦痛を—する能わざる可し」〈芥川・開...
だつ‐りゃく【脱略】
[名](スル)抜かし省くこと。また、抜け落ちること。「西教に於てはこの職分の一項を—したり」〈中村訳・自由之理〉
だつ‐りゃく【奪略/奪掠】
[名](スル)力ずくで奪い取ること。略奪。「家畜が—される」〈中島敦・李陵〉
だつ‐りゅう【脱硫】
物質中に含まれている硫黄分または硫黄化合物を除去すること。
だつりゅう‐せい【脱粒性】
種子が成熟にともなって、穂や莢(さや)から自然に離れ落ちる性質。 [補説]稲や麦のような栽培植物は、脱粒性をもつ野...
だつ‐りょく【脱力】
[名](スル)からだから力が抜けて、ぐったりしてしまうこと。また、意欲・気力が衰えること。気持ちの張りがなくなるこ...
だつりょく‐かん【脱力感】
体から力が抜けてぐったりした感じ。「がっかりして—におそわれる」
だつりょく‐ほっさ【脱力発作】
1 ⇒情動脱力発作 2 癲癇(てんかん)の全般発作の一つ。全身または手足・首などの筋肉の力が抜け、崩れるように倒れ...
だつ‐りん【脱輪】
[名](スル) 1 自動車・飛行機などの車輪が、走行中に外れること。 2 自動車などが、走行中に道路の外に車輪を踏...
だつりんさん‐か【脱燐酸化】
リン酸化されたたんぱく質からリン酸を除去する化学反応。プロテインホスファターゼによってリン酸エステル結合が加水分解...
だつ‐りんさんかこうそ【脱燐酸化酵素】
⇒ホスファターゼ
だつ‐ろう【脱牢】
[名](スル) 1 牢から逃げ出すこと。脱獄。 2 束縛からのがれること。「この寂寥から—するために」〈三重吉・小...
だつ‐ろう【脱漏】
[名](スル)あるはずのものが抜け落ちること。遺漏。「文章に—した部分がある」
だつ‐ろう【脱蝋】
石油留分中から、含まれている蝋分(パラフィン)を除くこと。潤滑油などの低温での流動性をよくするために行う。
だて【伊達】
[名・形動] 1 意気や侠気(きょうき)をひけらかすこと。また、そのさま。「—な若い衆」「男—」 2 人目を引くは...
だて【伊達】
北海道南西部、内浦湾に面する市。もと中心部は紋鼈(もんべつ)といった。明治初年に伊達支藩の亘理(わたり)藩の藩主と...
だて【伊達】
姓氏の一。 鎌倉から江戸にかけての御家人、大名。藤原北家の流。朝宗の時、源頼朝の奥州征伐に従った功により、当時の陸...
だて【伊達】
福島県北東部、福島盆地東半を占める市。奥州伊達氏発祥の地。モモなど果樹農業が盛ん。平成18年(2006)1月、伊達...
だて【立て】
[接尾] 1 名詞、動詞の連用形、形容詞の語幹などに付いて、取り立ててそのようなようすをする、実際以上にそれを誇示...
だて【建て】
[接尾]建築物や階数を表す語に付いて、そのような建て方のものであることを表す。「三階—」「一戸—の住宅」
だ‐て
[連語]《断定の助動詞「だ」+終助詞「て」》…だよ。「たって俳諧する者などに生ずる病—」〈滑・浮世風呂・前〉 [補...
だて‐えり【伊達襟】
和服で、長着を2枚重ねに見せるために、襟の下に付ける別襟のこと。付け比翼をさらに略式化したもの。用途により白羽二重...
だて‐おとこ【伊達男】
人目を引く、しゃれた身なりの男。また、侠気(きょうき)のある男。侠客。男だて。
だて‐おんな【伊達女】
格好のよさで人目を引く女。いきな女。
だて‐ぎ【伊達着】
だてな着物。はでな着物。
だてくらべおくにかぶき【伊達競阿国戯場】
歌舞伎狂言。時代物。初世桜田治助・笠縫専助合作。安永7年(1778)江戸中村座初演。伊達騒動に累(かさね)与右衛門...
だて‐ごころ【伊達心】
華美や遊興を好む心。「都は恋の名所とて、おのづからなる—」〈浄・烏帽子折〉
だて‐ごしらえ【伊達拵え】
人目を引くように派手に作ること。また、そのように作られたもの。「—の大小」〈浄・近江源氏〉
だて‐し【伊達師】
はでな衣裳や所作の、だてな役のうまい俳優。
だて‐し【伊達市】
⇒伊達
だて‐し【伊達市】
⇒伊達
だて‐しゃ【伊達者】
人目につく、しゃれた身なりの人。特に、いきでおしゃれな男性。ダンディー。だてもの。
だて‐しゅ【伊達衆/達衆】
《「たてしゅ」「だてしゅう」「だてし」とも》 1 だてを好む人。粋(いき)好みの人。また、そのような連中。「のんこ...
だて‐じめ【伊達締め】
伊達巻きの端を結んで締められるように改良した細帯。着崩れを防ぐため、帯下に締める。
だて‐すがた【伊達姿】
人目につく、いきな姿。
だて‐そうどう【伊達騒動】
江戸初期、仙台藩伊達家に起こったお家騒動。万治3年(1660)藩主伊達綱宗は不行跡のかどで幕府から隠居を命ぜられ、...
だて‐ぞめ【伊達染(め)】
はでな色や模様に染めること。また、そのように染めた着物。「わかわかとしたる人なれば、—の着る物に」〈咄・鹿の巻筆・五〉
だて‐ちひろ【伊達千広】
[1802〜1877]幕末の歌人・国学者。和歌山藩士。陸奥宗光の実父。号は自得。藩の重職として財政改革を推進したが...