ぶんがく‐き【文学忌】
作家・詩人・歌人などの忌日。多く、その作品や雅号にちなんで名づけられる。芥川竜之介の「河童(かっぱ)忌」、正岡子規...
ぶんがくくうかん【文学空間】
《原題、(フランス)L'Espace littéraire》フランスの評論家ブランショによる文学評論。1955年刊。
ぶんがくこのかめんてきなもの【文学・この仮面的なもの】
磯田光一による現代文学評論集。昭和44年(1969)刊行。
ぶんがくごじゅうねん【文学五十年】
青野季吉による文芸評論。昭和32年(1957)刊。昭和33年(1958)、第12回毎日出版文化賞受賞。
ぶんがくさんぽ【文学散歩】
《原題、(フランス)Promenades littéraires》グールモンによる文学評論集。著者の生前に刊行され...
ぶんがく‐ざ【文学座】
昭和12年(1937)岸田国士・岩田豊雄・久保田万太郎を幹事に結成された劇団。政治性を排し、芸術至上主義的な姿勢を...
ぶんがく‐し【文学史】
文学の歴史。また、それを研究する学問やそれを記述したもの。
ぶんがくしにおけるジャンルのしんか【文学史におけるジャンルの進化】
《原題、(フランス)L'Évolution des genres dans l'histoire de la li...
ぶんがく‐しゃ【文学者】
1 文学作品を作る人。作家・詩人など。 2 文学を研究する人。 [補説]書名別項。→文学者
ぶんがくしゃ【文学者】
文芸同人誌。昭和25年(1950)、丹羽文雄が私費を投じて創刊、主宰。同人に、瀬戸内寂聴、津村節子、新田次郎、吉村...
ぶんがく‐しょう【文学賞】
優れた文学作品・文学者に与える賞。日本では芥川賞、直木賞など、海外ではノーベル賞やピュリッツァー賞の文学部門などが...
ぶんがくしょうじょ【文学少女】
木々高太郎による短編小説。昭和11年(1936)「新青年」誌に発表。
ぶんがく‐しょうじょ【文学少女】
文学を愛好する少女。また、文学的雰囲気や夢想・幻想の世界を好む少女。 [補説]書名別項。→文学少女
ぶんがくせいかつ【文学生活】
《原題、(フランス)La Vie littéraire》アナトール=フランスの文芸評論集。1888年から1892年...
ぶんがく‐せいねん【文学青年】
1 文学を愛好し、作家を志す青年。 2 文弱で、実際的なことにうとい青年を軽んじていう語。「青白き—」
ぶんがくたいがい【文学大概】
石川淳による文芸評論的随筆集。文学にまつわる24のエッセーを収める。昭和17年(1942)刊行。
ぶんがく‐てき【文学的】
[形動] 1 文学にかかわるさま。「—な才能」 2 文芸作品にみられるような趣があるさま。「—な味わいのある庭園」
ぶんがくてきじでん【文学的自伝】
《原題Biographia Literaria: or Biographical Sketches of My L...
ぶんがくとはなにか【文学とは何か】
《原題、(フランス)Qu'est-ce que la Littérature?》サルトルの評論。1947年刊。アン...
ぶんがくとみんぞくがく【文学と民俗学】
国文学者、池田弥三郎の主著のひとつ。昭和31年(1956)刊行。
ぶんがくにおけるしょうちょうしゅぎうんどう【文学における象徴主義運動】
《原題The Symbolist Movement in Literature》シモンズの評論。1899年刊。ボー...
ぶんがくにゅうもん【文学入門】
桑原武夫の著書。昭和25年(1950)刊。新書作品として書き下ろされた文学批評で、ベストセラーとなった。
ぶんがくのきごうがく【文学の記号学】
《原題、(フランス)Leçon》フランスの批評家バルトが1977年にコレージュ‐ド‐フランスで行った講義。また、そ...
ぶんがく‐ひ【文学碑】
和歌・俳句・小説の一節など、文学作品に関する語や文章を刻みつけた碑。
ぶんがくひょうろん【文学評論】
春山行夫の評論。昭和9年(1934)刊。
ぶんがくりろんのしょもんだい【文学理論の諸問題】
平林初之輔の評論集。昭和4年(1929)刊。
ぶんがく‐ろん【文学論】
1 文学作品の性質や文学の本質に関する理論。 2 文学に関する議論。「—を戦わせる」
ブンガワン‐ソロ
インドネシア、ジャワ島中部を流れるソロ川のこと。
ぶん‐き【分岐】
[名](スル)行く先が別々に分かれること。ふたまたになること。「道がここで—する」
ぶんき【文亀】
室町後期、後柏原天皇の時の年号。1501年2月29日〜1504年2月30日。
ぶんき‐き【分岐器】
アンテナなどからの入力信号を一部分岐して出力する機器。幹線ケーブルから分岐された信号の強度は小さくなる。集合住宅な...
ぶんきさ‐アミノさん【分岐鎖アミノ酸】
⇒ビー‐シー‐エー‐エー(BCAA)
ぶんき‐だんそう【分岐断層】
断層から枝分かれした断層。紀伊半島潮岬沖で発見されたプレート境界断層の巨大な分岐断層は、南海トラフ沿いで発生した東...
ぶんき‐てん【分岐点】
1 道路・線路などが二つ以上の方向に分かれる地点。「鉄道の—」 2 物事がどうなるかの分かれ目。「人生の—に立つ」...
ぶんきてん【分岐点】
《原題、(ギリシャ)Strofi》ギリシャの詩人・外交官、セフェリスの処女詩集。1931年発表。
ぶんき‐とう【分岐糖】
⇒分枝糖
ぶんき‐ばく【分岐瀑】
水の落ち方から見た滝の分類の一。途中の岩に当たって、分かれて流れ落ちる滝。
ぶんきゅう【文久】
江戸末期、孝明天皇の時の年号。1861年2月19日〜1864年2月20日。
ぶん‐きゅう【分級】
[名](スル)大きさの異なる粒子を、流体中で沈降速度の差を利用して分けること。
ぶんきゅう‐えいほう【文久永宝】
江戸幕府が文久3年(1863)に鋳造した銅銭。文久銭。文久四文銭。
ぶんきゅう‐しんぶん【文久新聞】
官板バタビヤ新聞の異称。
ぶんきゅう‐せん【文久銭】
文久永宝の通称。
ぶんきょう【文京】
東京都の区名。昭和22年(1947)本郷・小石川2区が合併して成立。東京大学・お茶の水女子大学など学校が多い。人口...
ぶん‐きょう【文教】
1 学問や教育によって人心を導くこと。教育。「—の実を上げる」 2 文化・教育に関すること。主として行政機関で用い...
ぶんきょうがくいん‐だいがく【文京学院大学】
東京都文京区に本部がある私立大学。平成3年(1991)に文京女子大学として開学。平成14年(2002)に現校名に改...
ぶんきょう‐く【文京区】
⇒文京
ぶん‐きょうじょう【分教場】
辺地など、本校から離れた所に住む児童・生徒のために設けられた小規模の教場。分校。
ぶんきょう‐ぞく【文教族】
族議員の一。教育政策に対し影響力をもつ。文部科学省とのつながりが深い。
ぶんきょう‐だいがく【文教大学】
埼玉県越谷市などにある私立大学。昭和41年(1966)に立正女子大学として開学。昭和51年(1976)に現校名に改...
ぶんきょう‐ちく【文教地区】
学校・図書館などの文教施設が多く集まっている地区。都市計画法に定められ、文教上好ましくない施設や工場建設は規制される。