ちょ‐ぼ【点】
《樗蒲(ちょぼ)の采(さい)の目の打ち方に似ているところからいう》 1 しるしとして打つ点。ぽち。ほし。「—を打つ...
ちょ‐ぼ【樗蒲】
1 「かりうち」に同じ。 2 「樗蒲一(ちょぼいち)」の略。
ちょぼ‐いち【樗蒲一】
1 中国渡来の賭博(とばく)の一。1個のさいころで出る目を予測し、予測が当たれば賭け金の4倍または5倍を得る仕組み...
ちょぼ‐がたり【点語り】
歌舞伎で、チョボを語ること。また、その太夫。
ちょ‐ぼく【貯木】
原木や材木をたくわえておくこと。また、その材木。「—場」
ちょ‐ぼく【樗木】
《樗(おうち)が用途の少ない木であるところから》役にたたない木。また、無用なもののたとえ。
ちょぼ‐くさ
[副] 1 ちょこちょこと少しずつあるさま。「—と数多きは回覧するの煩はしきを厭ひ、六部を合して二巻となし」〈風来...
ちょぼ‐ぐち【ちょぼ口】
小さくつぼめた口つき。→おちょぼ口「化けそこなひの古ばば、白髪、歯抜けの—して」〈浄・井筒業平〉
ちょぼ‐く・る
[動ラ四] 1 口先でうまく言いくるめる。「やあ—・るな—・るな」〈浄・難波丸金鶏〉 2 からかう。ばかにする。「...
ちょぼくれ
江戸時代の大道芸・門付け芸で、願人(がんにん)坊主などが錫杖(しゃくじょう)・鈴などを振りながら、祭文(さいもん)...
ちょぼくれ‐ちょんがれ
「ちょぼくれ」に同じ。
ちょぼ‐ちょぼ
[名]踊り字を表す「」や記号としての「‥」など。 [形動]前者と同じであるさま。両者に優劣をつけがたいさま。「両者...
ちょぼ‐ゆか【点床】
歌舞伎劇場で、義太夫節を演奏する場所。舞台上手の上部に設けられ、簾(す)がかけられている。