有耶無耶の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

はっきりしないさま。曖昧あいまいなさま。また、いいかげんなさま。あるかないか、はっきりしない意。▽「耶」は疑問助字。「有りや無しや」の意。
句例
有耶無耶にする、有耶無耶な結論
用例
そうした上から世間体はたゞ内縁の妻として有耶無耶に家に入れたい両親の腹だった。<嘉村礒多・神前結婚>
活用形
〈―ナ〉

有耶無耶の解説 - 学研 四字熟語辞典

あるのかないのかはっきりしないこと。また、いいかげんなさま。
注記
「耶」は、疑問の意を表す助辞。有りや無しやの意。

有耶無耶の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[名・形動]

  1. 《有るか無いかの意から》物事がどうなのかはっきりしないこと。また、そのさま。あいまいなさま。「責任を—にする」「そんな—な結論では困る」

  1. 思いわずらって胸がすっきりしないこと。またそのさま。

    1. 「憎くむが本義か、捨つるが道か、と許 (ばかり) 迷って判断の胸—に成る時」〈一葉・うもれ木〉

出典:青空文庫

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