ぎゃく‐おうて【逆王手】
1 将棋で、相手のかけた王手の対策として打った手が、逆に相手に対する王手になること。 2 スポーツのリーグ戦などで...
ぎゃく‐オークション【逆オークション】
買い手が提示した希望価格に対し、複数の売り手の中で最も安い販売価格を示した売り手が取引を行うこと。リバースオークション。
ぎゃく‐かいてん【逆回転】
[名](スル)逆の向きに回転すること。また、音声や動画を逆向きに再生すること。逆回し。「モーターを—させる」「フィ...
ぎゃく‐かわせ【逆為替】
為替決済方式の一。債権者が相手からの送金を待たず、債務者を支払人とする手形を振り出し、銀行にこれを売り渡すことで代...
ぎゃく‐かん【逆換】
⇒戻換(れいかん)
ぎゃく‐かんすう【逆関数】
関数y=f (x)のxとyとを入れ換えて得られる関数x=f (y)のこと。y=f−1(x)と表す。
ぎゃく‐がって【逆勝手】
1 床の間で向かって右に本床、左に床脇棚があるもの。左勝手。⇔本勝手。 2 茶の湯で、客が主人の左手に座るかたちの...
ぎゃく‐きでんりょく【逆起電力】
1 回路の電流の変化に伴い、この変化を打ち消す向きに生じる起電力。 2 電気分解で、電極反応によって生じた物質が電...
ぎゃく‐きょう【逆境】
⇒ぎゃっきょう
ぎゃく‐きんゆうそうば【逆金融相場】
株式相場のサイクルの一つ。物価の過度な上昇や株式・不動産等への過剰な資金流入といった景気の過熱を抑えるために、政策...
ぎゃくぎょうせき‐そうば【逆業績相場】
株式相場のサイクルの一つ。景気が本格的に後退し、政策金利が引き下げられるが、企業の業績悪化は止まらず、株価が下落し...
ぎゃく‐ぎょうれつ【逆行列】
数学で、行列Aについて、AX=Eを満たす行列Xのこと。A−1と書く。
ぎゃく‐ぎれ【逆切れ】
[名](スル)なだめている人、または、怒られている人が、かっとなって怒りだしてしまうこと。→切れる7
ぎゃく‐くく【逆九九】
大きな数を被乗数、小さな数を乗数とする九九。二一(にいち)が二、三二(さんに)が六の類。
ぎゃく‐ぐう【虐遇】
[名](スル)残酷な扱いをすること。虐待。「主人が嫉妬から女を—する」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉
ぎゃく‐けい【虐刑】
残虐な刑罰。
ぎゃく‐げん【逆元】
二つの要素の演算の結果が単位元となるとき、一方の要素から見た他方をさす語。加法では0が単位元で、ある数aの逆元は−...
ぎゃく‐こう【逆光】
⇒ぎゃっこう
ぎゃく‐こう【逆行】
[名](スル)⇒ぎゃっこう
ぎゃく‐こうか【逆効果】
⇒ぎゃっこうか
ぎゃくこうせい‐けんぼう【逆行性健忘】
⇒ぎゃっこうせいけんぼう
ぎゃくこうせい‐しゃせい【逆行性射精】
⇒ぎゃっこうせいしゃせい(逆行性射精)
ぎゃく‐こうせん【逆光線】
⇒ぎゃっこうせん
ぎゃくこうそく‐フーリエへんかん【逆高速フーリエ変換】
コンピューターなどで、高速フーリエ変換(FFT)の逆変換を高速で行うアルゴリズム。周波数成分に分解して加工されたデ...
ぎゃく‐コンパイラー【逆コンパイラー】
逆コンパイルするためのソフトウエア。機械語のプログラムを、元のソースコードに変換する。デコンパイラー。
ぎゃく‐コンパイル【逆コンパイル】
機械語のプログラムを、元のソースコードに変換すること。デコンパイル。→逆コンパイラー
ぎゃくコンプトン‐こうか【逆コンプトン効果】
高エネルギーの荷電粒子による低エネルギーの電磁波の散乱。電波や赤外線が高エネルギーの電子からエネルギーを受け取り、...
ぎゃくコンプトン‐さんらん【逆コンプトン散乱】
⇒逆コンプトン効果
ぎゃく‐コース【逆コース】
⇒ぎゃっコース
ぎゃく‐さいせい【逆再生】
音声や動画を逆向きに再生すること。本来は末尾にあたる部分から、開始部分にむけて再生すること。逆回し。逆回転。
ぎゃく‐さしね【逆指(し)値】
1 株式や為替などで、保有するポジションに損失が生じたときにそれを確定させ、拡大するのを防ぐための指し値。また、そ...
ぎゃく‐さつ【虐殺】
[名](スル)むごたらしい方法で殺すこと。「捕虜を—する」
ぎゃくさつきかん【虐殺器官】
伊藤計劃の長編SF小説。平成18年(2006)、第7回小松左京賞にて最終候補作となり、平成19年(2007)に刊行...
ぎゃくさつされたヨーロッパ‐の‐ユダヤじん‐の‐ため‐の‐きねんひ【虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑】
《Denkmal für die ermordeten Juden Europas》⇒ホロコースト記念碑
ぎゃく‐さべつ【逆差別】
社会的弱者などの優遇措置をとることにより、それ以外の人々への処遇が相対的に悪化すること。
ぎゃく‐さん【逆算】
[名](スル) 1 逆の順序で、さかのぼって計算すること。「年齢から生年を—する」 2 ある計算法とは逆の計算法。...
ぎゃく‐さんかくかんすう【逆三角関数】
三角関数の逆関数。例えば、正弦関係y=sinxの逆関数はsiny=xで、これをy=sin−1xまたは、y=arcsi...
ぎゃく‐さんかくけい【逆三角形】
底辺が上に、頂点が下に位置する三角形。
ぎゃく‐ざい【逆罪】
仏語。理にそむく、きわめて重い罪。五逆罪などがあり、無間(むけん)地獄に落ちる罪とされる。無間業。
ぎゃく‐ざや【逆鞘】
1 株式相場で、当然高くてよい銘柄が安く、当然安くてよい銘柄が高いこと。⇔順鞘(じゅんざや)。 2 中央銀行(日本...
ぎゃく‐ざん【逆産】
胎児が頭からではなく、足から産まれること。逆子(さかご)。
ぎゃく‐し【虐使】
[名](スル)無慈悲にこき使うこと。酷使。「心を—すること」〈嘉村・秋立つまで〉
ぎゃく‐しさんこうか【逆資産効果】
資産価値の下落によって消費支出が抑制されること。→資産効果
ぎゃく‐しつ【瘧疾】
「瘧(おこり)」に同じ。
ぎゃく‐しめい【逆指名】
[名](スル) 1 指名される側の者が、逆に相手を指名すること。 2 プロ野球で、選手が希望するチームに入団できる...
ぎゃく‐しゃぞう【逆写像】
数学で、集合Mから集合Nへの写像fでMの要素xに対してNの要素yが対応するとき、yに対してxを対応させた写像。
ぎゃく‐しゅ【逆取】
[名](スル)正しくない手段によって取ること。
ぎゃく‐しゅ【逆修】
仏語。 1 煩悩に身を任せ、真理から遠ざかること。⇔順修。 2 生前に、自分の死後の冥福(めいふく)のために仏事を...
ぎゃく‐しゅう【逆襲】
[名](スル)攻撃されて守勢に立っていた者が、勢いを転じて逆に相手を攻撃すること。「—に転じる」
ぎゃくしゅ‐じゅんしゅ【逆取順守】
《「史記」陸賈伝から》道理にそむいた方法で天下を取り、道理にかなった方法でそれを守ること。