ぎょく‐ほ【玉歩】
天子や貴人を敬って、その人が歩くことをいう語。
ぎょく‐ぼう【玉貌】
1 玉のように美しい容貌。 2 他人を敬ってその容貌をいう語。
ぎょく‐めん【玉面】
1 美しい顔。玉顔。 2 他人を敬って、その顔をいう語。
ぎょく‐もん【玉門】
1 玉で飾った門。りっぱな門。 2 女性の陰部。陰門。
ぎょくもん‐かん【玉門関】
中国、漢代に甘粛省敦煌(とんこう)の北西におかれた関所。陽関とともに西域への重要な関門だった。ユイメンコアン。
ぎょく‐よう【玉容】
美しい容貌(ようぼう)。玉貌。
ぎょく‐よう【玉葉】
1 美しい葉。 2 天子の一族を敬っていう語。「金枝—」 3 他人を敬って、その手紙・はがきをいう語。 [補説]書...
ぎょくよう【玉葉】
平安後期から鎌倉初期にかけての九条兼実(くじょうかねざね)の日記。66巻。長寛2年(1164)から建仁3年(120...
ぎょくようしゅう【玉葉集】
「玉葉和歌集」の略。
ぎょくようわかしゅう【玉葉和歌集】
鎌倉時代の勅撰和歌集。20巻。伏見院の命で、京極為兼(きょうごくためかね)が撰し、正和元年(1312)ごろ成立。歌...
ぎょく‐らん【玉蘭】
ハクモクレンの漢名。
ぎょく‐りん【玉輪】
月の異称。
ぎょくれいよふたたび【玉嶺よふたたび】
陳舜臣の長編推理小説。昭和44年(1969)刊。著者は本作と「孔雀の道」で第23回日本推理作家協会賞を受賞。
ぎょく‐れん【玉輦】
玉で飾った乗り物。天子や貴人の乗り物。また、輦の美称。
ぎょく‐れん【玉簾】
玉で飾ったすだれ。また、すだれの美称。
ぎょく‐ろ【玉露】
1 玉のように美しい露。 2 煎茶(せんちゃ)の優良品。日覆いをして育てた茶樹の若葉を原料とする。天保年間(183...
ぎょく‐ろう【玉楼】
1 玉で飾った高殿(たかどの)。りっぱな御殿。「金殿—」 2 「白玉楼(はくぎょくろう)」の略。
ぎょくろ‐とう【玉露糖】
白砂糖に葛粉(くずこ)・片栗粉・ひき茶などを加えて水でこね、木型に入れて玉の形に打ち出した菓子。江戸吉原の名物で、...
玉(ぎょく)を呑(の)・む
証券会社の社員または商品取引員が、顧客から受けた株式や商品の売買を、取引所を通さずに自分が相手方となって成立させ、...
ぎょ‐ぐ【漁具】
漁業で使う道具・器械。漁網・釣り具・銛(もり)・タコ壺など。
ぎょ‐ぐん【魚群】
魚の群れ。
ぎょぐん‐たんちき【魚群探知機】
船から海底に向かって超音波を発射し、その反射波によって、水中の魚群の規模・種類や位置などを知る装置。超音波魚群探知...
ぎょ‐けい【魚形】
魚の形。また、魚のような形。紡錘形。
ぎょ‐けい【御慶】
1 およろこび。お祝い。 2 新年を祝うあいさつ。また、その言葉。ごけい。《季 新年》
ぎょけい‐すいらい【魚形水雷】
⇒魚雷(ぎょらい)
ぎょけい‐ちょう【御慶帳】
門口などに置いて、年賀の客の氏名を記帳してもらうための帳面。
ぎょ‐げんき【魚玄機】
[844ころ〜871ころ]中国、唐代末の女流詩人。長安の人。字(あざな)は蕙蘭(けいらん)・幼微。詩文の才能で有名...
ぎょ‐こう【魚膠】
サメなどの魚類を原料とする膠(にかわ)。接着剤などに使用。
ぎょ‐こう【御幸】
天皇が出かけること。行幸。みゆき。
ぎょ‐こう【漁港】
漁船の操業の根拠地となる港。漁船の給油・給水や漁獲物の保蔵・加工のための施設、魚市場などを備える。
ぎょ‐こつ【魚骨】
魚の骨。魚類の骨。
ぎょ‐さい【魚菜】
さかなと野菜。惣菜(そうざい)。
ぎょ‐さく【御作】
1 貴人の作品。 2 相手を敬って、その作品をいう語。
ぎょ‐さつ【御札】
他人を敬って、その書状をいう語。〈易林本節用集〉
ぎょさん【魚山】
中国山東省にある山。魏(ぎ)の曹植(そうしょく)が空中に梵天(ぼんてん)の声を聞いて、梵唄(ぼんばい)(声明(しょ...
ぎょ‐ざ【御座】
天子や貴人の座席。玉座。ござ。
ぎょ‐し【魚翅】
乾燥させた鱶(ふか)のひれ。中国料理で珍重。ユイチー。
ぎょ‐し【御史】
1 古代中国の官名。古くは君主に近侍する史官であったが、秦代以後には主として官吏の監察に当たった。 2 弾正(だん...
ぎょ‐し【御旨】
お考え。おぼしめし。
ぎょ‐し【漁史】
詩人・文人の雅号の下に添えて用いる語。「鴎外—」
ぎょし‐たいふ【御史大夫】
1 中国の官名。秦漢時代は三公の一。御史の筆頭で、大臣を補佐する国政参議官。後、御史台の長官。 2 大納言の古い呼...
ぎょし‐だい【御史台】
1 中国の、御史大夫を長官とした官吏監察官庁。官僚の弾劾を取り扱った。後漢に成立し、宋代まで続き、明・清では都察院...
ぎょ‐しゃ【御者/馭者】
馬車の前部に乗って馬を操り、馬車を走らせる人。
ぎょ‐しゃ【漁者】
漁師(りょうし)。
ぎょしゃ‐ざ【馭者座】
北天の星座の一。2月中旬の午後8時ごろ天頂付近で南中する。五角形をなし、α(アルファ)星はカペラで光度0.1等。学...
ぎょしゃ‐だい【御者台】
御者が乗る馬車前面の台。
ぎょし‐やす・い【御し易い】
[形][文]ぎょしやす・し[ク]自分の思うように扱いやすい。「—・い相手」
ぎょ‐しゅ【魚種】
(捕獲した)さかなの種類。「—別捕獲量」
ぎょ‐しゅう【漁舟】
漁(りょう)をする小さな舟。
ぎょ‐しゅう【御集】
天皇や公卿など、高貴な人の歌集。「順徳院—」