ぎん‐がみ【銀紙】
1 銀粉や銀箔(ぎんぱく)を押したり、銀色の塗料を塗ったりした紙。銀色の紙。ぎんし。 2 銀色の金属を薄く紙のよう...
ギンガム
染め糸とさらし糸を使って棒縞や格子柄に織った平織りの薄地綿布。夏の婦人服や子供服などに用いる。
ぎんが‐めん【銀河面】
銀河系において天の川を通る大円(銀河赤道)を含む平面。銀河座標の銀緯が0度になる。銀河系内の天体や星間物質の密度が...
ぎん‐がわ【銀革】
地色を銀色にした革。
ぎん‐がわ【銀側】
外まわりを銀で作ったもの。
ぎん‐がわせ【銀為替】
銀本位制度国の通貨で支払われる外国為替。
ぎん‐がわり【吟替(わ)り/吟変(わ)り】
1 薩摩琵琶の旋律型の一。悲哀・憂愁の場面などに、高い音域でうたわれる。 2 小唄の節に合わない声。
ぎん‐き【銀器】
銀製の器物。
ぎん‐きせ【銀着せ】
金属器の表面に薄くのばした銀をかぶせたり銀めっきを施したりすること。また、その器物。「—の盆」
ぎん‐きょう【銀鏡】
1 銀の表面を磨いた鏡。 2 ガラスの表面に銀の薄膜を付着させた鏡。
ぎんきょう‐はんのう【銀鏡反応】
ぶどう糖などの還元性のある有機化合物に硝酸銀アンモニア溶液を加えて温めると、銀イオンが環元されて析出し、ガラスに付...
ぎん‐ギセル【銀ギセル】
銀製のキセル。近世、道楽息子を象徴する持ち物とされた。
ぎん‐ぎつね【銀狐】
キツネの一亜種。カナダ・アラスカなどに多く、黒色の毛に白い差し毛が混生するため銀色に見える。毛皮が珍重される。シル...
ぎん‐ぎょ【銀魚】
1 うろこが銀白色の金魚。《季 夏》 2 シラウオの別名。
ぎん‐ぎん
[形動]あることに熱中して気分が高揚しているさま。また、その対象にもいう。「—に踊りまくる」「—なロック」 [副]...
ぎん‐く【吟句】
吟詠する詩歌などの句。
ぎん‐けい【銀経】
銀河座標での経度。銀河系の中心方向である射手(いて)座の中の一点を零度とし、白鳥座の方向へ北回りで360度までの角...
ぎん‐けい【銀鶏】
キジ科の鳥。全長は雄が約1.5メートル、雌が70センチ。雄は冠羽が赤く、頭と胸から背にかけて光沢のある緑色、後頭部...
ぎん‐けん【銀券】
銀貨と交換できる紙幣。
ぎん‐げん【銀元】
中国で清末以後用いられた一元の銀貨。
ぎん‐こう【吟行】
[名](スル) 1 詩歌を吟詠しながら歩くこと。 2 和歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かけること。「仲...
ぎん‐こう【銀行】
1 預金や定期積金の受け入れ、資金の貸付け、手形割引、為替取引などを行う金融機関。中央銀行・普通銀行・政府金融機関...
ぎん‐こう【銀鉱】
1 銀を含んでいる鉱石。 2 銀のとれる鉱脈や鉱山。
ぎん‐こう【銀鉤】
1 銀の鉤(かぎ)。銀製の釣り針。また、銀製のすだれかけ。 2 書の筆法の一。また、巧みな書の形容。 3 新月をた...
ぎん‐こう【吟香】
⇒ぎんか(吟香)
ぎんこう‐いん【銀行員】
銀行の職員。行員。
ぎんこう‐か【銀行家】
銀行業を営む者。銀行の経営者。
ぎんこうかぶしきほゆうせいげん‐ほう【銀行株式保有制限法】
《「銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律」の略称》銀行等の金融機関による持ち合い株式等の保有制限と、銀行等保有...
ぎんこうかん‐とりひき【銀行間取引】
⇒インターバンク
ぎんこうかんとりひき‐しじょう【銀行間取引市場】
銀行などの金融機関が、日々の短期的な資金の過不足を調整するために、相互に短期資金や外国為替の取引を行う市場。インタ...
ぎんこう‐きょうこう【銀行恐慌】
経済危機などにより、預金引き出し請求が銀行に殺到し、支払いの停止や銀行の破産が続出する状態。→金融恐慌
ぎんこうけい‐しょうけんがいしゃ【銀行系証券会社】
銀行の子会社となっている証券会社。大手銀行グループや地方銀行と資本・業務提携している証券会社。→独立系証券会社
ぎんこう‐けん【銀行券】
中央銀行が発行する紙幣。今日の代表的な現金通貨で、公私一切の取引に無制限に通用する。日本では日本銀行が発行している...
ぎんこうけん‐ルール【銀行券ルール】
日銀が引き受ける長期国債の総額を日本銀行券の流通残高以下に収めるという政策目標。日銀が自主的に設定している。 [補...
ぎんこう‐こぎって【銀行小切手】
1 銀行預金者が自己の預金から一定金額の支払いをその銀行に委託するための有価証券。 2 日銀小切手に対して、普通銀...
ぎんこう‐しゅぎ【銀行主義】
1830〜40年代に英国で唱えられた、通貨論争における主張の一。銀行券は、正貨準備にかかわりなく銀行の自由裁量で発...
ぎんこう‐しんよう【銀行信用】
銀行が取引先に与える信用。具体的には、銀行が資金を貸し出すこと。
ぎんこう‐じゅんびきん【銀行準備金】
市中銀行が預金の支払いに備えて保有している資金。支払準備金。
ぎんこう‐てがた【銀行手形】
銀行が振り出したり支払いを引き受けたりする手形。→個人手形
ぎんこうとうほゆうかぶしきしゅとく‐きこう【銀行等保有株式取得機構】
銀行間の株式持ち合いを解消するために設置された機構。平成14年(2002)に大手銀行・地方銀行が出資して設立。株価...
ぎんこうとりひき‐ていししょぶん【銀行取引停止処分】
⇒取引停止処分
ぎんこう‐ほう【銀行法】
普通銀行の設立・業務・経営・国の監督権などについて定めた法律。昭和2年(1927)制定。同56年、全面改正。
ぎんこう‐ぼき【銀行簿記】
銀行業で用いられている複式簿記の一種。現金式仕訳法・伝票制度の採用のほか、試算表を毎日作成するなどの特徴がある。
ぎんこう‐わりびき【銀行割引】
銀行が行う手形割引。
ぎん‐こじり【銀鐺】
銀で飾った鐺。
ぎんこん‐しき【銀婚式】
《silver wedding》結婚25周年を祝う式。また、その祝い。→結婚記念式
ぎん‐ごけ【銀蘚】
ハリガネゴケ科の蘚類(せんるい)。低地の市街地から高山までみられる。高さ5〜10ミリ。葉は密に重なり、全体が灰白色...
ぎん‐ごしらえ【銀拵え】
銀で作ったり飾ったりすること。また、そのもの。特に、刀剣の付属金具についていう。しろがねづくり。「—の胴金(どうがね)」
ぎん‐さ【銀砂】
⇒ぎんしゃ(銀砂)
ぎん‐さい【銀釵】
銀製のかんざし。ぎんさ。