けいしき‐ひ【形式秘】
守秘義務によって保護される秘密の範囲に関する概念の一つ。権限を有する監督機関が秘密の取り扱いとすると指定した情報。...
けいしき‐び【形式美】
芸術作品で、思想内容とは別に、形や形式的側面が訴える美。⇔内容美。
けいしき‐ほう【形式法】
民法・刑法などの実体法を運用する手続きを規定している法規。民事訴訟法・刑事訴訟法など。手続法。
けいしき‐めいし【形式名詞】
その語の表す実質的意義が薄く、常に連体修飾語を受けて使用される名詞。「病気中のところ」の「ところ」、「手紙を書くこ...
けいしき‐ろん【形式論】
形式を重視する議論。形式だけにとらわれた考え方。「君の主張はあまりにも—にすぎる」
けいしき‐ろんりがく【形式論理学】
正しい思考の構造および過程を、思考の内容を捨象してもっぱらその形式・法則の面から取り扱う学問。一般に、アリストテレ...
けい‐し‐し‐しゅう【経史子集】
中国の古典的書籍の4部の分類。経部(経書)・史部(史書)・子部(諸子)・集部(詩文などの文学書)からなる。漢籍の分...
けいし‐せい【警視正】
警察官の階級の一。警視長に次ぐ4番目の地位で、警視の上に位する。一般職の国家公務員。役職は、警察庁の室長・理事官、...
けいし‐せんだん【瓊枝栴檀】
《「秇林伐山」五から》徳の備わった人。また、すぐれた詩文のたとえ。
けいし‐そうかん【警視総監】
警視庁の長官。東京都公安委員会の管理の下に警視庁の事務を統括する。任免は、国家公安委員会が都公安委員会の同意を得、...
けいしそうかんのわらい【警視総監の笑ひ】
由起しげ子の短編小説。昭和24年(1949)刊行の作品集「本の話」に収録。
けいし‐だ・つ【家司立つ】
[動タ四]《「だつ」は接尾語》いかにも家司らしく振る舞う。「はかばかしき—・つ人なども見えず」〈源・野分〉
けいし‐ちょう【警視庁】
東京都を管轄区域として、管内の警察行政をつかさどる官庁。東京都公安委員会が管理し、警視総監を長とする。明治7年(1...
けいし‐ちょう【警視長】
警察官の階級の一。警視総監・警視監に次ぐ3番目の地位で、警視正の上に位する。定員は警視正を含めて589人。一般職の...
けいしちょうぞうし【警視庁草紙】
山田風太郎の伝奇小説。維新後の東京を舞台に、ある殺人事件をめぐる警視庁と元江戸南町奉行所の面々による知恵比べを描く...
けいしちょう‐とくべつそうさかん【警視庁特別捜査官】
財務・科学・コンピューターなど特定の分野で一定の経験を積み、専門的な知識・技術を備え、幹部警察官として警視庁に採用...
けい‐しっきん【軽失禁】
軽度の尿失禁。
けい‐しつ【形質】
生物のもつ形態や生理・機能上の特徴。遺伝によって表現型として次の世代に現れる性質。
けい‐しつ【継室】
後妻。のちぞい。
けい‐しつ【閨室】
1 寝室。ねや。閨房。 2 妻。内室。
けい‐しつ【憩室】
胃・腸・心臓・気管などの臓器の壁面が拡張し、小さなこぶ状の部屋ができたもの。「大腸—」
けい‐しつ【珪質】
岩石や鉱物などが、二酸化珪素を多く含有する性質。「—岩」
けいしつ‐がん【珪質岩】
二酸化珪素に富む岩石。微小の石英粒子の多い岩石。
けいしつ‐さいぼう【形質細胞】
脾臓(ひぞう)・リンパ節・骨髄・結合組織に分布するリンパ球に似た細胞。楕円形で、抗原の刺激により抗体を生産する。プ...
けいしつ‐てんかん【形質転換】
ある系統の細菌から抽出したDNAを、他の系統の細菌の培養液中に加えて取り込ませると、取り込んだ細菌の遺伝形質が供与...
けいしつ‐どうにゅう【形質導入】
ある系統の細菌の遺伝形質の一部がバクテリオファージによって他の系統の菌に運び込まれる現象。
けいしつ‐はつげん【形質発現】
生物で、DNA(デオキシリボ核酸)の遺伝情報が細胞の形質や機能として現れてくること。
けいしつ‐まく【形質膜】
⇒細胞膜
けいしつ‐ゆ【軽質油】
ガソリン・灯油・ナフサなどが得られる、比重が小さく粘りけの少ない原油。→重質油
敬(けい)して遠(とお)ざける
《「論語」雍也(ようや)から》 1 尊敬の気持ちから、なれなれしくしない。 2 尊敬するように見せかけて、内心は疎...
けい‐しゃ【珪砂】
主に石英粒からなる砂。花崗岩(かこうがん)などの風化で生じる。珪石を粉砕した人工珪砂もある。ガラスの原料、鋳物砂、...
けい‐しゃ【頃者】
このごろ。近ごろ。頃日。「—一男を挙ぐ天南と名づく」〈上司・ごりがん〉
けい‐しゃ【軽車】
軽快に走る車。「陸地を往くには—或は楼輿を以てし」〈村田文夫・西洋聞見録〉
けい‐しゃ【傾斜】
[名](スル) 1 傾いて斜めになること。また、その度合い。かたむき。「船が右舷に—する」 2 気持ちや考え方があ...
けい‐しゃ【傾瀉】
[名](スル) 1 傾けてそそぐこと。 2 化学で、溶液中から沈殿物を分離するため、容器を傾けて上澄み液だけを流し...
けい‐しゃ【鶏舎】
にわとりを飼う小屋。とりごや。
けいしゃ‐かく【傾斜角】
地学で、地層の層理面または断層面の水平面からの傾きの角度。
けいしゃ‐きょう【傾斜橋】
可動橋の一。弓なりに湾曲した橋床が、その両端を軸に回転し、横に倒したやかんの取っ手を起こすように上がって、船を通す。
けいしゃ‐けい【傾斜計】
1 地表面の傾斜の変化を測定する計器。 2 航空機に取り付けてある計器の一つで、飛行中の傾斜度を示すもの。
けいしゃ‐しけん【傾斜試験】
船の重心の上下位置を測定する試験。甲板上の重量物を横方向に移動したときの傾斜から算出する。
けいしゃ‐せいさん【傾斜生産】
第二次大戦後の経済危機を乗り切るために、鉄鋼・石炭・肥料などの基幹産業へ重点的に資金・資材・労働力を投入した経済政...
けいしゃ‐はいぶん【傾斜配分】
[名](スル)配当金や予算などを均等に配分するのではなく、実績や現状などから判断して、それぞれに割り当てられる量を...
けいしゃやちん‐せいど【傾斜家賃制度】
賃貸住宅で、入居当初の家賃を低く抑え、その後、一定期間にわたって毎年高くしていく家賃制度。
けいしゃ‐りゅう【傾斜流】
海水の流れの一種。風や気圧の変化、河水の流入などにより海面に傾斜ができると、海中の圧力分布と平衡を保つために生じる。
けい‐しゃりょう【軽車両】
原動機をもたない車両。道路交通法では自転車・リヤカー・馬車などをさす。
けい‐しゅ【景趣】
おもむき。ありさま。風趣。
けい‐しゅ【稽首】
1 頭を地に着くまで下げてする礼。 2 手紙の末尾に添えて、敬意を表す語。頓首(とんしゅ)。「再拝—」
けい‐しゅ【警手】
1 踏切などで、事故防止に当たる鉄道職員。 2 旧制度の皇宮警手の略称。
けい‐しゅう【荊州】
中国古代の九州の一。現在の湖北・湖南両省および、広東・四川・貴州各省の一部、広西チワン族自治区の一部を含む地域。 ...
けい‐しゅう【桂秋】
《「桂」は木犀(もくせい)のことで、その花が咲くころという意から》秋の異称。