けっしょう‐きょうかい【結晶境界】
⇒粒界
けっしょう‐けい【結晶系】
結晶を結晶軸の数・長さ・角度などによって分類したもの。等軸(立方)・六方・三方(菱面体(りょうめんたい))・斜方・...
けっしょう‐こうがく【結晶光学】
結晶内の光の伝わり方を研究する、光学の一部門。複屈折・偏光・旋光性などを主な研究対象とする。
けっしょう‐こうし【結晶格子】
結晶を作っている原子・分子・イオンなどの立体的な規則正しい配列構造。
けっしょう‐こうぞう【結晶構造】
結晶内の原子・分子・イオンなどの配列状態。構造解析には、X線・電子線・中性子線などの回折が用いられる。
けっしょう‐しつ【結晶質】
結晶の状態にあること。また、そのような物質。結晶格子からなり、はっきりした融点をもつのが特徴。⇔非晶質。
けっしょうしつ‐シリカ【結晶質シリカ】
結晶構造をもつ二酸化珪素の総称。自然の鉱物では石英・鱗珪石(りんけいせき)・クリストバル石として産し、多形をなす。...
けっしょうしつ‐せっかいがん【結晶質石灰岩】
大理石の岩石学上の名称。
けっしょう‐じく【結晶軸】
結晶面の方位や対称性を示すため、結晶内に想定した三次元または四次元の座標軸。
けっしょう‐すい【結晶水】
結晶の中に一定の割合で結合している水。結晶内の一定の位置に固定されていて、結晶格子を安定化させる。
けっしょうせい‐こうぶんし【結晶性高分子】
秩序だった分子配列をもつ高分子化合物の総称。ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、セルロースなどがある。融点...
けっしょうせい‐シリカ【結晶性シリカ】
⇒結晶質シリカ
けっしょうせいだん【結晶星団】
小松左京の短編SF小説。昭和47年(1972)「S-Fマガジン」誌の臨時増刊号に掲載。昭和48年(1973)星雲賞...
けっしょうせい‐ポリマー【結晶性ポリマー】
⇒結晶性高分子
けっしょう‐せん【決勝線】
競走路の決勝点に引いた横線。ゴールライン。フィニッシュライン。
けっしょう‐ソーダ【結晶ソーダ】
⇒洗濯ソーダ
けっしょう‐ぞく【結晶族】
⇒晶族
けっしょう‐てん【決勝点】
1 競走などで、勝敗を決めるコースの到達点。ゴール。 2 競技の勝利を決める得点。「—を挙げる」
けっしょう‐とそう【結晶塗装】
粉体塗装の一種。粉末状の塗料が被塗物の表面で焼結乾燥するときに収縮し、縮緬(ちりめん)のような独特な風合いになるも...
けっしょう‐トーナメント【決勝トーナメント】
スポーツ競技などの大会で、優勝を決めるためのトーナメントのこと。また、その組み合わせ。事前の予選を勝ち上がった選手...
けっしょう‐ど【結晶度】
1 火成岩中の結晶とガラスの割合。結晶作用の完全・不完全の程度を表し、ガラス質・半晶質・完晶質に区分。 2 結晶部...
けっ‐しょうばん【血小板】
血液の成分の一。血液を凝固させ止血作用がある。直径2〜3マイクロメートルの細胞小片。
けっしょうばん‐げんしょうしょう【血小板減少症】
何らかの原因で血液中の血小板の数が過度に少なくなった状態。出血しやすくなり、血が止まりにくくなる。
けっしょうぶんか‐さよう【結晶分化作用】
マグマの結晶作用に伴って、玄武岩質マグマから鉱物が晶出すると残りのマグマの化学組成が変わっていろいろの組成のマグマ...
けっしょう‐へんがん【結晶片岩】
変成岩の一。広域変成作用を受けて鉱物が一定方向に並び、片理とよばれる薄く板状に割れやすい構造を示す岩石。
けっしょう‐めん【結晶面】
結晶の表面をなす平面。
けっしょう‐りゅう【結晶粒】
多結晶を構成する個々の単結晶。また、結晶粒どうしの境界を粒界という。
けっしょう‐りゅうかい【結晶粒界】
⇒粒界
けっ‐しょく【欠食】
[名](スル)食事をとらないこと。また、貧困のために、満足な食事がとれないこと。「朝食を—する」「—児童」
けっ‐しょく【血色】
1 顔の色つや。顔色。「—のいい顔」 2 血の色。血のように赤い色。
けっ‐しょく【血食】
いけにえの動物を供えて先祖の霊を祭ること。子孫が続いて先祖の祭りを絶やさないこと。
けっしょく‐じどう【欠食児童】
家庭の貧困や食糧不足などのため、満足に食事がとれない児童。
けっしょもの‐ぶぎょう【闕所物奉行】
江戸幕府の職名。大目付に属し、闕所の刑に処せられた者の財産の売却処分をつかさどった。
けっ・しる【結しる】
[動サ上一]《「けっ(結)する」(サ変)の上一段化》「結する1」に同じ。「がうぎに—・しるな」〈滑・八笑人・五〉
けっ‐しん【欠唇】
⇒口唇裂(こうしんれつ)
けっ‐しん【決心】
[名](スル)心を決めること。考えを決めること。「やっと—がつく」「こうと—した以上は必ずやる」 [用法]決心・決...
けっ‐しん【結審】
[名](スル)一つの裁判におけるすべての審理を終了すること。
けっしん‐ほっさ【欠神発作】
癲癇(てんかん)の全般発作の一つ。突然意識がなくなり、体の動きが止まるが、数秒から数十秒で回復する。小発作。
けっ‐すい【決水】
堤防や水門などを破壊して水を流し出すこと。堤防や水門などが決壊して水が氾濫(はんらん)すること。また、その水。
けっ・する【決する】
[動サ変][文]けっ・す[サ変] 1 はっきりときまる。また、きめる。「勝敗が—・する」「雌雄を—・する」「意を—...
けっ・する【結する】
[動サ変][文]けっ・す[サ変] 1 便秘する。「はァお通じでがすか。二三日前から—・して居りす」〈真山・南小泉村...
けっ‐せい【血清】
血液が凝固する際に血餅(けっぺい)から分離してできる、透明な淡黄色の液体。血漿(けっしょう)からフィブリノゲンを除...
けっ‐せい【結成】
[名](スル)会や団体などの組織を作ること。「劇団を—する」
けっせい‐アルブミン【血清アルブミン】
血清たんぱく質の一。血漿(けっしょう)総たんぱく質の約6割を占め、栄養・代謝物質の運搬、浸透圧の維持などの働きをする。
けっせい‐かんえん【血清肝炎】
輸血や注射器によって感染するウイルス性肝炎。B型・C型・D型肝炎がこれにあたる。輸血後肝炎。→流行性肝炎
けっせい‐こうたいけんさ【血清抗体検査】
血清に含まれる抗体の量を測定することで、細菌・ウイルス感染の有無を確認する検査。約0.5ミリリットルの血清でインフ...
けっせい‐しょ【結政所】
⇒かたなしどころ
けっせい‐せき【血星石】
⇒血石
けっせい‐てんがん【血清点眼】
患者自身の血液からつくられる点眼薬。遠心分離機によって血液から血球成分を除去したあとの血清を希釈したもの。角膜の上...
けっせい‐びょう【血清病】
ジフテリア・破傷風などの治療の際に、動物の抗毒素血清を注射したときに起こるアレルギー性疾患。軽いものでは発疹(はっ...