げんし‐ちゅうせいしせい【原始中性子星】
太陽の8倍以上の質量をもつ恒星の寿命が尽きるときに、重力崩壊によって中心部に形成される天体。高温・高密度の状態で、...
げん‐しつ【玄室】
古墳時代の横穴式石室などの棺を納める部屋。普通は一室。
げん‐しつ【言質】
⇒げんち(言質)
げん‐しつ【原質】
1 本来の性質。 2 そのものを組成する根本の物質・要素。「糖—」
げんし‐つう【幻肢痛】
すでに切断された手や足がまだあるように思われ、痛みを感じる状態。
げんし‐てき【原始的】
[形動]おおもとに近いさま。まだ初期の段階で、十分に進化・発達をしていないさま。また、素朴で単純なさま。「—な形態...
げんしてき‐ちくせき【原始的蓄積】
⇒本源的蓄積
げんしてき‐はんのう【原始的反応】
心理学で、ある事態に当面したときに示す、理性的でない情動的行動。意識的でない反応。
げんし‐てんそん【元始天尊】
道教における最高神。道教では多くの神々が信仰されるが、それら神々の頂点に位置する。
げんし‐どけい【原子時計】
原子の特定の二つのエネルギー準位間の遷移によって放射されるマイクロ波の振動数が一定であることを利用した時計。多くセ...
げんし‐ニュートリノ【原始ニュートリノ】
⇒宇宙背景ニュートリノ
げんし‐ねつ【原子熱】
原子量と比熱の積。1グラム原子の物質の温度を1度上げる熱量。
げんし‐ねんりょう【原子燃料】
⇒核燃料
げんしねんりょう‐サイクル【原子燃料サイクル】
⇒核燃料サイクル
げんし‐はんしゃ【原始反射】
新生児に見られる種々の反射。胎外の環境で生命維持をする上で不可欠なものが多く、サルと共通するものもある。通常、成長...
げんし‐ばくだん【原子爆弾】
核分裂性物質の核分裂連鎖反応により、瞬間的に狭い空間で大量のエネルギーを放出する爆弾。昭和20年(1945)8月、...
げんし‐ばんごう【原子番号】
原子核中の陽子の数、すなわち原子核の正電荷の数によって示される、元素の種類を表す番号。電気的に中性の原子では核外電...
げんし‐びょう【原子病】
原子の核分裂による放射能を受けることによって起こる病気。→放射線障害
げんし‐ビーム【原子ビーム】
⇒原子線
げんし‐ぶっきょう【原始仏教】
釈迦の在世時代から直弟子たちの時代までの仏教。各部派に分裂する以前の、初期の仏教。
げんし‐ぶつりがく【原子物理学】
物質の性質を原子の性質から究明する物性物理学、原子核を対象とする原子核物理学、素粒子を対象とする素粒子物理学の総称。
げんし‐ブラックホール【原始ブラックホール】
宇宙創世直後に生成したと考えられる、天体起源ではないブラックホール。まだ観測による証拠は得られていない。インフレー...
げんし‐プログラム【原始プログラム】
《source program》⇒ソースコード
げんし‐へいき【原子兵器】
原子爆弾・水素爆弾など、核分裂反応を利用した兵器。核兵器。
げんし‐ほう【原子砲】
核弾頭をつけた砲弾を発射できる大砲。
げんし‐もけい【原子模型】
原子の構造や性質が視覚的にわかるようにした模型。J=J=トムソン・長岡半太郎・ラザフォード・ボーア・ゾンマーフェル...
げん‐しゃ【減車】
[名](スル)車両の数を減らすこと。または、車両の運行回数を減らすこと。⇔増車。
げん‐しゃく【現尺】
原物そのままの寸法。原寸。
げんしゃ‐ほう【現写法】
⇒現在法
げんし‐や【原子野】
原子爆弾の投下によって焦土と化した土地の様子を表す語。特に、第二次大戦時に甚大な被害を受けた広島や長崎の惨状を表す...
げん‐しゅ【元首】
1 国の首長。 2 国際法上、外部に対して一国を代表する資格をもつ国家機関。君主国では君主、共和国では大統領など。
げん‐しゅ【玄趣】
物事の奥深いおもむき。
げん‐しゅ【原酒】
1 加水増量する前の、熟成したままの日本酒。 2 熟成のために、一定期間樽に入れて貯蔵したウイスキーの原液。
げん‐しゅ【原種】
1 栽培用の種子をとるためにまく種子。 2 動植物の品種を改良して飼育・栽培する際のもととなる種類。また、祖先型の種類。
げん‐しゅ【厳守】
[名](スル)命令や約束などを、きびしく守ること。「規則を—する」「時間—」
げん‐しゅ【減酒】
[名](スル)飲酒する量を減らすこと。酒量を少なくすること。「健康のため—する」
げん‐しゅう【現収】
現在の収入。
げん‐しゅう【減収】
[名](スル)収入や収穫量が減ること。「天候不順のため—になる」⇔増収。
げん‐しゅう【幻臭】
幻覚の一。実際にはない異臭を感じること。幻嗅(げんきゅう)。
げん‐しゅく【減縮】
[名](スル)減らし縮めること。また、減って縮まること。「理事会の決定権を—する」
げん‐しゅく【厳粛】
[形動][文][ナリ] 1 おごそかで、心が引き締まるさま。「—な儀式」 2 まじめで、きびしいさま。真剣なさま。...
げんしゅく‐しゅぎ【厳粛主義】
原理・原則・法則をきわめて厳格に尊重し、守る立場。感情・欲望を抑え、理性の義務命令に従って禁欲的生活を実践すること...
げんしゅ‐せい【元首政】
古代ローマで、オクタビアヌスによって確立された帝政初期の政体。共和制の伝統を尊重した帝政で、皇帝はプリンケプス(第...
げん‐しゅつ【幻出】
[名](スル)まぼろしのように現れること。また、ぼんやりと出現させること。「こはわが…驚怖の—する所なるか」〈鴎外...
げん‐しゅつ【現出】
[名](スル)実際にあらわれ出ること。また、実際にあらわし出すこと。出現。
げんしゅのぼうはん【元首の謀叛】
中村正䡄の長編小説。1970年代の東西ドイツを舞台とした作品。昭和55年(1980)刊行。同年、第84回直木賞受賞。
げん‐しゅん【厳峻】
[名・形動]おごそかできびしいこと。また、そのさま。峻厳。「言語は明晰で宣告は—だ」〈露伴・付焼刃〉
げん‐しょ【原初】
物事のいちばん初め。「—形態」
げん‐しょ【原書】
1 翻訳書・書写本などに対して、そのもとになっている書物。原本。 2 外国の文字で書かれている書物。特に欧米の書物...
げん‐しょ【厳暑】
きびしい暑さ。酷暑。