げんじょう‐こうあん【現成公案】
禅宗で、自然のままに完成されている公案。常に一切の上に仏法が現れていること。
けんじょう‐の‐そうじ【賢聖障子】
《「げんじょうのそうじ」とも》紫宸殿(ししんでん)の、母屋と北庇(きたびさし)との間の襖(ふすま)障子。東西各4間...
げんじょうはんだん‐しすう【現状判断指数】
⇒現状判断DI
げんじょうはんだん‐ディーアイ【現状判断DI】
《DIはディフュージョンインデックス(diffusion index)の略》景気の現状に関する街角の実感を反映した...
げんじょうふざい‐しょうめい【現場不在証明】
⇒アリバイ
げんじょう‐ほぞん【現状保存】
土木工事などで発見された遺跡や有形文化財などを、破壊せずに保存すること。→記録保存
げんじょう‐ほぞん【現場保存】
警察や消防などが、証拠保全や原因究明のために、事件・事故・火災などの現場をそのままの状態にしておくこと。
げんじょう‐ゆうし【現状有姿】
現在あるがままの状態。中古物件を修理せず現状のまま引き渡したり、製品の性能・品質・動作を保証せずに提供したりする場...
げんじょうらく【還城楽】
雅楽の舞曲。唐楽。太食(たいしき)調で、古楽。舞は一人による走舞(はしりまい)。怪奇な面をつけ、桴(ばち)を持ち、...
げんじょ‐ぶし【玄如節】
福島県会津地方の民謡。祭礼の夜籠もりの際の掛け合いから始まったもの。民謡「会津磐梯山(あいづばんだいさん)」の歌詞...
げん・じる【現じる】
[動ザ上一]「げん(現)ずる」(サ変)の上一段化。「幻影が—・じる」
げん・じる【減じる】
[動ザ上一]「げん(減)ずる」(サ変)の上一段化。「苦痛を—・じる」
げん‐じん【玄参】
ゴマノハグサの漢名。
げん‐じん【原人】
猿人に次ぐ化石人類。ジャワ原人や北京原人など。更新世前期から中期にかけて生息。脳容積は猿人と新人の中間で、直立歩行...
げん‐じん【減尽】
[名](スル) 1 減ってまったくなくなること。滅尽。 2 刑罰を免除すること。
げん‐すい【元帥】
1 諸将の統率者。全軍の総大将。 2 軍人の階級の最高位。大将の上に位する。 3 日本で、もと元帥府に列せられた陸...
げん‐すい【玄水】
「間水(けんずい)3」に同じ。「打銚子に—たぶたぶと入れて来れり」〈雑談集・三〉
げん‐すい【原水】
天然の水。
げん‐すい【減水】
[名](スル) 1 水の量が減ること。「日照り続きで川が—する」⇔増水。 2 水道の給水量が減ること。また、給水量...
げん‐すい【減衰】
[名](スル)しだいに減っていくこと。
げんすい【源水】
大道で居合抜きや曲独楽(きょくごま)などをして人を集め、歯磨き粉や歯の薬を売った人。江戸中期、江戸浅草に住む松井源...
げんすい‐き【減衰器】
電気信号の強さを、ひずみを与えずに減少させる装置。減衰量を調整できるものと一定のものとがある。アッテネーター。
げんすい‐きょう【原水協】
原水爆禁止日本協議会の略称。昭和30年(1955)、原水爆禁止署名運動全国協議会と原水爆禁止世界大会日本準備会とが...
げんすい‐きん【原水禁】
原水爆禁止日本国民会議の略称。昭和40年(1965)、原水協から脱退した社会党・総評などが結成した団体。
げんすい‐ごま【源水独楽】
《松井源水が曲独楽に用いたところからいう》心棒の長い博多独楽。
げんすい‐しんどう【減衰振動】
外力の作用を受けて、時間の経過とともに振幅が減少していく振動。
げんすい‐ばく【原水爆】
原子爆弾と水素爆弾。また、核爆弾の総称。
げんすいばく‐きんしうんどう【原水爆禁止運動】
第二次大戦後に起こった、原水爆の製造・実験・使用の禁止と廃棄を求める平和運動。特に、昭和29年(1954)の第五福...
げんすい‐ふ【元帥府】
明治31年(1898)に創設された天皇の軍事上の最高顧問機関。陸海軍大将のうち特に功労のあった者で構成された。
げん‐すう【現数】
現在ある数量。
げん‐すう【減数】
[名](スル) 1 数が減ること。また、数を減らすこと。 2 減法(引き算)で、引くほうの数。a−b=cの、bのこと。
げんすう‐しゅじゅつ【減数手術】
多胎妊娠の場合に、母子の生命の危険性を回避するため、一部の胎児を子宮内で死滅させる手術。
げん‐すうち【原数値】
一般に雇用や消費に係る統計などで使用される用語で、データに全く調整や加工をしていない、生の数値のこと。
げんすう‐ぶんれつ【減数分裂】
精子や卵などの生殖細胞ができるときに起きる細胞の分裂。核分裂が2回続き、第1分裂で相同染色体に対合が起こり、分離し...
げん・する【眩する】
[動サ変][文]げん・す[サ変]目がくらむ。また、目をくらます。「眼—・し魂迷い」〈織田訳・花柳春話〉 「眼を—・...
げん‐すん【原寸】
実物と同じ寸法。「—大の写真」
げんすん‐だい【原寸大】
実物と同じ大きさであること。「—の模型」
げん‐ず【原図】
模写・複製のもとになった図。また、修正する前の図。
げん・ず【験ず】
[動サ変]神仏などが霊験を現す。「此の国に—・じ給ふ神の御(おは)するが」〈今昔・二六・八〉
げん・ずる【現ずる】
[動サ変][文]げん・ず[サ変]なかったもの、見えなかったものが姿・形をもってあらわれる。また、姿・形をあらわす。...
げん・ずる【減ずる】
[動サ変][文]げん・ず[サ変] 1 数量・程度などが、もとよりも少なくなる。へる。「ダムの水量が—・ずる」「価値...
げん‐せ【現世】
《古く、また仏教では「げんぜ」》現在の世。この世。仏教では三世の一。現在生(げんざいしょう)。現在世。げんせい。「...
現世(げんせ)安穏(あんのん)後生(ごしょう)善処(ぜんしょ)
《「法華経」薬草喩品から》法華経を信じる人は、現世では安穏に生活でき、後生ではよい世界に生まれるということ。
げんせい【元政】
[1623〜1668]江戸前期の日蓮宗の僧。京都の人。俗姓、石井氏。諱(いみな)は日政。京都深草に住み、熊沢蕃山・...
げん‐せい【幻世】
まぼろしのように、はかない人の世。人世。
げん‐せい【芫青】
ツチハンミョウ科の昆虫で、特に薬用にされる中国産のキオビゲンセイやヨーロッパ産のミドリゲンセイのこと。成虫は毒性の...
げん‐せい【原生】
生物がもとのままの状態で、進化も変化もしないこと。
げん‐せい【現世】
1 ⇒げんせ(現世) 2 完新世(かんしんせい)のこと。地質時代としては現代なのでいう。
げん‐せい【現制】
現在行われている制度。
げん‐せい【現姓】
結婚などにより姓が変わった人の、現在の姓。⇔旧姓。