ぜん‐ばん【前晩】
前日の晩。夕べ。前夜。「—父の客で使ったナイフやフォークを」〈志賀・大津順吉〉
ぜん‐ばん【禅板】
《「ぜんぱん」とも》座禅のとき、身を寄せかける板。長さ約50センチ、幅約6センチ、厚さ約1センチのもの。倚板(いばん)。
ぜん‐ばん【膳番】
膳部の番人。膳部の係。
ぜん‐ぱ【全波】
ラジオ受信機で、短波と中波との総称。オールウエーブ。
ぜん‐ぱい【全敗】
[名](スル)戦った試合などのすべてに負けること。「リーグ戦に—する」⇔全勝。
ぜん‐ぱい【全廃】
[名](スル)すべてやめること。全部廃止すること。「核兵器を—する」
ぜん‐ぱい【前拝】
1 社殿や仏堂で、前後に向拝(こうはい)があるときの、正面のもの。⇔後拝(ごはい)。 2 流れ造り本殿の母屋の前に...
ぜん‐ぱく【前泊】
[名](スル)用事がある日の前日に現地へ行き、宿泊すること。まえはく。⇔後泊。
ぜんぱ‐じゅしんき【全波受信機】
⇒オールウエーブ受信機
ぜんぱ‐せいりゅう【全波整流】
交流電流の正・負両波とも整流し、流れの向きを同じにすること。これに対し、正の部分だけ整流することを半波整流という。
ぜん‐ぱん【全般】
物事の全体。総体。「—にみられる傾向」「—的な知識」
ぜんぱん‐きせつよほう【全般季節予報】
気象庁が発表する季節予報(1か月予報・3か月予報・暖候期予報・寒候期予報)で、気象庁本庁が全国を対象として発表する...
ぜんぱん‐しゅうかんてんきよほう【全般週間天気予報】
気象庁が発表する週間天気予報の一つ。全国的に見た向こう1週間(発表日の翌日から7日先まで)の天気や気温などの概要を...
ぜんぱんせい‐ふあんしょうがい【全般性不安障害】
不安障害の一つ。特定の物事に対してではなく、あらゆることに漠然と不安を感じる状態が6か月以上続き、動悸やめまいがし...
ぜんぱん‐てんかん【全般癲癇】
癲癇(てんかん)のうち、最初から脳全体に発作が起こるものをいう。全身が痙攣(けいれん)したり、意識が消失したりする...
ぜんぱんふあん‐しょう【全般不安症】
⇒全般性不安障害
ぜんぱん‐ほっさ【全般発作】
癲癇(てんかん)の発作のうち、最初から脳全体に発作が起こるものをいう。欠神発作・ミオクロニー発作・間代発作・強直発...
ゼンパー
[1803〜1879]ドイツの建築家。古典主義の研究者で、ドレスデンの宮廷歌劇場(現ゼンパーオーパー)、ウィーンの...
ゼンパーオーパー
ドイツ東部、ザクセン州の都市ドレスデンにある州立歌劇場の愛称。1841年にザクセン王国の宮廷歌劇場として、ゼンパー...
ぜん‐ひてい【全否定】
すべてを否定すること。
ぜん‐び【全美】
[名・形動]完全で申し分のないこと。また、そのさま。「作者の意匠の浮べるままに、あくまで—にこしらうるも」〈逍遥・...
ぜん‐び【全備】
[名](スル)完全に備わっていること。「窮理器械も十分に—し」〈条野有人・近世紀聞〉
ぜん‐び【善美】
[名・形動]物事がよく、しかも美しいこと。りっぱで美しいこと。また、そのさま。「—を尽くした建物」「宗教は洪大なる...
ぜんび‐か【全備花】
⇒完全花
ぜん‐びけ【前引け】
取引所で、午前中の取引(前場(ぜんば))の最後に行われる売買。→大引け
ぜんび‐じゅうりょう【全備重量】
航空機が、燃料・乗員・乗客など規定された搭載物を全部搭載したときの総重量。
ぜん‐びん【前便】
前回の便り。先便。⇔後便。
ぜん‐ぴ【前非】
以前に犯した過ち。昔の悪事。先非。「—を悔い改める」
ぜん‐ぴ【善否】
よいことと、よくないこと。よしあし。「施政の—を議する」
ぜん‐ぴょう【全豹】
《「晋書」王献之伝から》全体のありさま。全貌(ぜんぼう)。→一斑(いっぱん)を見て全豹を卜(ぼく)す「彼是(ひし)...
ぜん‐ぴょう【前表】
1 前にあげた表。 2 前ぶれ。前兆。「あさいのお家の織田どのにほろぼされる—だったのだと」〈谷崎・盲目物語〉
ぜんふつ‐オープン【全仏オープン】
フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンと...
ぜん‐ふり【全振り】
[名](スル) 1 コンピューターゲームで、プレーヤーが複数の項目に適宜配分できる能力値を、ただ一つの項目にすべて...
ぜん‐ふんにゅう【全粉乳】
牛乳から水分を除去して粉末にしたもの。加工乳や菓子類の原料にする。
ぜん‐ぶ【全部】
1 ある物事のすべて。みな。全体。「—の人がそろう」「—が—よいとは限らない」「仕事が—終わる」⇔一部。 2 一そ...
ぜん‐ぶ【前部】
前の部分。また、前の方。「車両の—が損傷する」⇔後部。
ぜん‐ぶ【膳部】
1 膳にのせて出す料理。食膳。「—を調える」 2 料理を扱う人。料理人。膳夫(ぜんぷ)。
ぜんぶ‐かいせい【全部改正】
法律の内容を全面的に改める方法の一つ。既存の法律を形式的に存続させながら、全文を書き改める。全改。→廃止制定
ぜん‐ぶぎょう【膳奉行】
1 室町時代、将軍が他家で供応を受ける際、その食事を管掌した臨時の役職。 2 江戸幕府の職名。将軍の食事のことを管...
ぜんぶしょう‐ぎし【全部床義歯】
⇒総入れ歯
ぜん‐ぶつ【前仏】
1 釈迦より前に世に出て教えを説いた仏。迦葉(かしょう)仏など。先仏。 2 釈迦のこと。弥勒菩薩(ぼさつ)を後仏(...
ぜんぶ‐はんけつ【全部判決】
民事訴訟で、同一手続きに併合審理されている数個の請求の全部についてなされる終局判決。→一部判決
ぜん‐ぶん【全文】
文章の全体。「—を引用する」
ぜん‐ぶん【前文】
1 前の方に書いた文。「—に述べたとおり」 2 手紙の冒頭に書く、時候のあいさつや安否のうかがいなどの文。 3 法...
ぜんぶん‐けんさく【全文検索】
《full-text search》データベースやウェブページから、ある文字列を検索する際、全文書を対象に目的の文...
ぜん‐ぷ【全父】
《All-Father》オーストラリアの未開民族などにみられる、至上神の父とみなされる人格的顕現。→至上神
ぜん‐ぷ【前夫】
前の夫。先夫。
ぜん‐ぷ【前婦】
前の妻。先妻。先婦。
ぜん‐ぷ【膳夫】
「膳部2」に同じ。
ぜん‐ぷく【全幅】
1 紙面・画面などの、はばいっぱい。「—三〇センチの布地」 2 あるだけ全部。あらんかぎり。ありったけ。「—の信頼...