ぜん‐せい【善政】
民意にそった、よい政治。「—を施す」⇔悪政。
ぜんせいかいしょとく‐かぜい【全世界所得課税】
居住者に対して、どの国で稼得した所得であろうと課税の対象とすること。居住地国課税。
ぜん‐せいき【前世紀】
その世紀の前の世紀。また、歴史以前の時代。「—の恐竜」「—の遺物」
ぜんせい‐き【全盛期】
人気・勢力・実力などが、もっとも盛んな状態にある時期。「武士の—」「—を過ぎた選手」
ぜんせい‐せつ【前成説】
生物の個体の形は卵または精子の中にすでにでき上がっていて、それが発生とともに展開するという考え。自然発生説と結びつ...
ぜん‐せいどう【全制動】
スキーで、減速また停止する方法。スキーの先端を合わせ、後端を開いて、内側のエッジを立てる。「—回転」
ぜんせいのぐうい【善政の寓意】
《原題、(イタリア)Allegoria del Buon Governo》アンブロージオ=ロレンツェッティの絵画。...
ぜん‐せかい【全世界】
世界の全体。世界中。
ぜん‐せかい【前世界】
今の世界が成立するより前の世界。有史以前の世界。
ぜんせ‐たいし【善施太子】
釈迦(しゃか)が前世に葉波国の太子であったときの名。よく施しを行い、どのような場合でも布施を拒まなかったところからの名。
ぜん‐せつ【前節】
1 文章や音楽などの区切りの前の部分。前段。⇔後節(こうせつ)。 2 日数や期間を二つに区切った前のほう。前期。⇔後節。
ぜん‐せつ【前説】
1 以前に唱えた説。「—を翻す」 2 前人の説。「—に異を唱える」 3 前に述べられている説。 4 本題に入る前の...
ぜん‐せつ【禅刹】
⇒ぜんさつ(禅刹)
ぜん‐せん【全線】
1 鉄道・バスなどの、その路線の全体。「—不通」 2 戦線の全体。「—にわたって交戦中」
ぜん‐せん【前線】
1 戦場で敵に直接向かい合っている所。戦闘の第一線。「—で戦う」「—に送られる」「最—」 2 仕事や運動などの第一...
ぜん‐せん【善戦】
[名](スル)力を尽くしてよく戦い抜くこと。多く、力の弱いほう、負けたほうの戦いぶりにいう。「—したが力及ばず敗れる」
ぜん‐せん【漸染】
しだいに染まること。習慣になること。「人民抑圧の制に慣れ、—の久しき」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ぜんせん‐ぎり【前線霧】
前線に沿って暖気と寒気とが混合してできる霧。
ぜんせん‐めん【前線面】
性質の異なる二つの気団の境界面。転移層とよばれる厚さ1〜2キロの混合気塊からなる。不連続面。前面。
ぜんせん‐らい【前線雷】
⇒界雷(かいらい)
ぜん‐ぜい【善逝】
《(梵)Sugataの訳。音写は修加陀》仏の十号の一。煩悩(ぼんのう)を断って悟りの彼岸に去った者。
ぜんぜつ‐ぼいん【前舌母音】
母音の中で、イのように前舌面が硬口蓋に向かって持ち上がるもの。前母音。まえじたぼいん。
ぜん‐ぜん【前前】
[名]以前。かつて。「—より、ふとお見上げ申したものの言うのでは」〈鏡花・眉かくしの霊〉 [語素]日時・年月や配列...
ぜんぜん【鄯善】
中国天山南路南道の要衝にあって、前1世紀から5世紀にかけて栄えた古代オアシス国家。吐谷渾(とよくこん)に征服された...
ぜんぜん【蠕蠕】
柔然(じゅうぜん)の異称。
ぜん‐ぜん【冉冉】
[ト・タル][文][形動タリ]しだいに進んでいくさま。また、徐々に侵していくさま。「白雲の自然に岫(しゅう)を出で...
ぜん‐ぜん【全然】
[ト・タル][文][形動タリ]余すところのないさま。まったくそうであるさま。「—たるスパルタ国の属邦にあらずと雖も...
ぜん‐ぜん【漸漸】
[ト・タル][文][形動タリ]事が少しずつ進んでいくさま。「砦柵(さいさく)を構て、—と城下に逼近(ひっきん)し」...
ぜん‐そう【前奏】
1 楽曲の初めに置かれた導入部分。歌曲で、歌の始まる前に伴奏楽器で奏される部分など。⇔後奏。 2 事件や物事の起こ...
ぜん‐そう【前相】
前ぶれ。前兆。「天下の災難を兼ねて知らする処の—かと」〈太平記・二〉
ぜん‐そう【前装】
銃身または砲身の前端の弾丸の出る所から弾薬を装塡(そうてん)すること。先込(さきご)め。「—銃」「—砲」⇔後装。
ぜん‐そう【禅僧】
1 禅宗の僧。 2 禅学を修め、座禅をする僧。
ぜん‐そう【全総】
「全国総合開発計画」の略。
ぜん‐そう【全喪】
事業所が廃止・休止する際に、厚生年金から脱退すること。「—届」
ぜんそう‐きょく【前奏曲】
1 ㋐導入的性格をもつ器楽曲。15世紀ごろ、即興的な器楽曲として現れ、17、8世紀には舞踊組曲の冒頭楽章として、ま...
ぜんそうきょく【前奏曲】
《原題、(フランス)Les préludes》リストの交響詩。ハ長調。1848年作曲。1852年、1853年改訂。...
ぜんそうきょくしゅう【前奏曲集】
《原題、(フランス)Préludes》ドビュッシーのピアノ曲集。第1巻(1909年から1910年作曲)と第2巻(1...
ぜんそう‐じゅんかん【全層循環】
⇒全循環
ぜんそう‐なだれ【全層雪崩】
積雪層全体が滑り落ちる大規模な雪崩。気温の上がる春先に起こりやすい。底雪崩。→表層雪崩
ぜんそう‐ほう【漸層法】
修辞法の一。語句を重ねて用いることによって、徐々に詩や文章の意味を強めていき、結論や結末を強調する方法。クライマッ...
ぜん‐そく【喘息】
1 あえぐこと。息のせくこと。 2 息を吐き出すのが困難で、喘鳴を伴う発作性の呼吸困難を主とした症候群。アレルギー...
ぜん‐そく【全速】
「全速力」の略。
ぜんそく‐ぜんしん【全速前進】
全速力で前へ進むこと。「—ようそろ」
ぜんそく‐タバコ【喘息タバコ】
薬剤を巻きタバコ状にし、喘息発作時に吸って用いたもの。《季 夏》
ぜん‐そくりょく【全速力】
最高限度の速力。フルスピード。「—で走る」
ぜん‐そん【全村】
1 その村全体。 2 すべての村。
ぜん‐そん【全損】
1 全面的に損失となること。まるぞん。 2 損害保険で、保険の目的物の全部が滅失した場合などの損害。保険金額の全額...
ぜん‐ぞう【漸増】
[名](スル)だんだんに増えること。「生産量が—する」⇔漸減。
ぜん‐ぞう【全像】
「全体像」に同じ。「事業の—を学ぶ」
ぜんぞうしょく‐とうにょうびょうもうまくしょう【前増殖糖尿病網膜症】
⇒増殖前網膜症