てのひらのやみ【てのひらの闇】
藤原伊織による長編ハードボイルド小説。平成11年(1999)刊行。続編に「名残り火」がある。
手(て)の平(ひら)を返(かえ)・す
言葉や態度などが、それまでとがらりと変わる。手の裏を返す。「昨日と今日とでは—・して言うことが違う」
て‐のび【手延び】
[名・形動ナリ]処置がおくれて時機をのがすこと。また、そのさま。手遅れ。「—にしてたばかられぬる事こそ遺恨なれ」〈...
て‐のべ【手延べ】
1 機械・道具などを使わず、手で延ばすこと。また、延ばしたもの。「—そうめん」 2 「てのび」に同じ。「すわ、きゃ...
手(て)の施(ほどこ)しようがな・い
処置のしようがない。「ここまで問題がこじれては—・い」
手(て)の舞(ま)い足(あし)の踏(ふ)む所(ところ)を知(し)らず
《「礼記」楽記から》 1 非常に喜んで思わず小躍りするさま。有頂天になるようすにいう。「劇的な逆転勝ちに—喜ぶ」 ...
て‐の‐もの【手の物】
1 手にはいったもの。また、手にしているもの。「名器が—となる」「—を渡す」 2 自分の自由に扱えるもの。得意とす...
て‐の‐もの【手の者】
自分の配下の者。手下。「—をさしむける」
手(て)の奴(やっこ)足(あし)の乗(の)り物(もの)
《自分の手を召使いとし、足を乗り物にする意から》何事も他人の力を借りずに自分で行うこと。「一身をわかちて、ふたつの...
テノライト
⇒黒銅鉱
て‐のり【手乗り】
手のひらに乗ること。特に、人によくなれて、手に乗るようになった小鳥や小動物にいう。「—文鳥」
て‐のろ・い【手鈍い】
[形][文]てのろ・し[ク]物事のやり方がおそい。「お庄は—・い母親に、二時間もかかって、顔や頸(くび)を洗って貰...
テノール
1 男声の最高音域。また、その声域の歌手。テナー。 2 多声部、特に四声部の楽曲で、バスより一つ上の声部。テナー。...
テノール‐きごう【テノール記号】
《tenor clef》ハ音記号の一。五線の第4線を一点ハ音としたもの。声楽のほか、チェロ・ファゴットなどの声部に使用。
て‐は
[連語]《接続助詞「て」+係助詞「は」。上に付く語によっては「では」とも》 1 危惧・不都合などの感情をもたらす条...
て‐はい【手配】
[名](スル) 1 物事に先だって役割や段取りを決めたり、必要な物を用意したりすること。てくばり。「ハイヤーを—す...
てはい‐し【手配師】
手数料を取って、自由労務者に仕事を周旋する者。
てはい‐りょこう【手配旅行】
旅行者が計画を立て、旅行会社に航空券・ホテル・レストランなど手配を依頼して行う旅行。→企画旅行
て‐はじめ【手始め】
物事にとりかかる第一歩。しはじめ。「—に簡単な問題から解く」
て‐はず【手筈】
物事をする際に、前もって決める手順。また、前もってなすべき準備。「出発の—を整える」「一緒に出かける—になっている」
てはっちょう‐くちはっちょう【手八丁口八丁】
「口八丁手八丁」に同じ。
て‐はなち【手放ち】
[形動ナリ]十分に手をかけられないさま。「いと—に、あらあらしげにて」〈更級〉
て‐はなび【手花火】
線香花火などのように、手で持って楽しむ花火。《季 夏》「—に妹がかひなの照らさるる/誓子」
テハノ‐ミュージック
《テハノはスペイン語で「テキサス州の」の意》メキシコの民謡と、カントリー音楽やポップスなどが融合してできた音楽。テ...
手(て)は見(み)せ◦ぬ
刀を抜く手も見せずに斬ってしまう。抜きうちにする。「笑ひ止まずば—◦ぬ」〈浄・朝顔話〉
て‐はん【手判】
1 手に墨を塗って紙に押したもの。後日の証拠とする。また、自筆の書き判など。 2 江戸時代、関所の通行手形。特に、...
テハンミングク【大韓民国】
⇒だいかんみんこく(大韓民国)
て‐ば【手羽】
鶏の羽の付け根部分の肉。上腕の部分を手羽元、残りを手羽先ともいう。手羽肉。
てば
《「とい(言)えば」の音変化》 [係助]名詞、名詞的な語に付く。 1 相手の言葉を改めて話題として示す意を表す。…...
て‐ば
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+接続助詞「ば」》…たならば。「わが齢(よはひ)君が八千代にとりそへてとどめお...
テバイ
⇒テーベ
て‐ばかり【手秤】
1 手にさげて使うはかり。特に、貴金属を量る小形のはかり。 2 料理の際など、手に載せたりして大体の重さを知ること。
てば‐ギョーザ【手羽餃子】
鶏の手羽元の骨を抜き、餃子の具を詰めて焼いたり揚げたりした料理。
て‐ばこ【手箱】
手回りの小道具や化粧道具などを入れておく箱。
てば‐さき【手羽先】
鶏肉の手羽の先のほうの部分。串焼き・煮込みなどにする。
て‐ばしこ・い【手捷い】
[形][文]てばしこ・し[ク]動作が機敏である。すばやい。「—・く父の背中を流した」〈藤村・夜明け前〉 [派生]て...
て‐ばた【手旗】
1 手に持つ小旗。「歓迎の—を振る」 2 手旗信号の旗。
て‐ばた【手機】
手足で動かす織機。手織機(ておりばた)。
てばた‐しんごう【手旗信号】
右手に赤色、左手に白色の小旗を持ち、これを振り動かして遠くにいる相手に通信する信号。
テバトロン
米国のフェルミ研究所にあった世界最大級の粒子加速器の名。1周6.3キロあり、1兆電子ボルトまで加速できた。2011...
て‐ばな【手鼻】
指先で鼻の片側を押さえ、鼻息を強く吹き出して鼻をかむこと。「—をかむ」
て‐ばなし【手放し】
1 手を放すこと。「自転車に—で乗る」 2 手をかけないで放っておくこと。批判・制限・条件などを加えないこと。「教...
て‐ばな・す【手放す】
[動サ五(四)] 1 手に持っていたものを放す。手元から放す。「捕まえた虫を—・す」 2 所有していたものを人手に...
て‐ばなれ【手離れ】
[名](スル) 1 幼児が成長して、親の手を離れること。「子供が—して仕事に復帰する」 2 物事ができ上がって、手...
てば‐にく【手羽肉】
「手羽」に同じ。
て‐ばね【手撥ね】
手持ちの短い釣りざお。
てば‐もと【手羽元】
鶏肉の手羽のうち、胸肉に近い上腕の部分。から揚げ・煮込みなどにする。
て‐ばや【手早】
[形動][文][ナリ]てばやいさま。すばやいさま。「荷物を—にまとめる」「—な対応」
て‐ばや・い【手早い】
[形][文]てばや・し[ク]物事の処理が早い。すばやい。「—・くかたづける」 [派生]てばやさ[名]
テバラヌイ‐ぶんかむら【テバラヌイ文化村】
《Te Vara Nui Cultural Village》南太平洋、クック諸島、ラロトンガ島にあるテーマパーク。...