メントール
薄荷油(はっかゆ)の主成分。モノテルペンのアルコールの一。特有の爽快(そうかい)な香味をもつ無色の針状結晶。メンソール。
めん‐ど【面戸】
軒桁(のきげた)の上部で垂木などの間にできるすきま。
めんど・い【面倒い】
[形]《名詞「めんどう」の形容詞化。近世語》めんどうである。めんどうくさい。「ええ—・いと二人を振り切り」〈浄・五人嬢〉
メンドゥービア‐ていえん【メンドゥービア庭園】
《Jardin de la Mendoubia》モロッコ北端の港湾都市タンジールの中央部にある公園。グランソッコに...
めん‐どう【面倒】
[名・形動] 1 手間がかかったり、解決が容易でなかったりして、わずらわしいこと。また、そのさま。「—な手続き」「...
めん‐どう【馬道】
「めどう(馬道)」の音変化。「あそこの—におっかけては」〈平家・四〉
めんどう‐くさ・い【面倒臭い】
[形][文]めんだうくさ・し[ク]たいそう面倒である。いかにも面倒に感じられる。わずらわしい。めんどくさい。「遠い...
めんどう‐み【面倒見】
面倒を見ること。あれこれと世話すること。「—のいい先輩」
面倒(めんどう)を掛(か)・ける
面倒なことで人をわずらわす。また、世話になる。「就職で先輩に—・ける」
面倒(めんどう)を◦見(み)る
世話をする。「年老いた親の—◦見る」「金銭面で—◦見る」
めんど‐くさ・い【面倒臭い】
[形]「めんどうくさい」に同じ。「—・い作業」
メンドサ
⇒メンドーサ
めん‐どり【雌鳥】
《「めどり」の音変化》めすの鳥。多く鶏の雌をさし、「雌鶏」とも書く。⇔雄鳥(おんどり)。 [補説]曲名別項。→雌鶏
めんどり【雌鶏】
《原題、(フランス)La Poule》ハイドンの交響曲第83番ト短調の通称。1785年作曲。全4楽章。パリ交響曲の...
雌鶏(めんどり)歌(うた)えば家滅(いえほろ)ぶ
めんどりがおんどりに先んじて時を告げるのは不吉なきざしである。妻が夫を出し抜いて権勢をふるうような家はうまくゆかず...
雌鶏(めんどり)勧(すす)めて雄鶏(おんどり)時(とき)を作(つく)る
夫が妻の意見に動かされることのたとえ。
めんどりのしや【牝鶏の視野】
深尾須磨子の詩集。昭和5年(1930)刊。
めんどり‐ば【雌鳥羽】
「めどりば」の音変化。「楯(たて)を—につき並べて」〈平家・一一〉
めんどん
鹿児島県の硫黄島で、旧暦8月の行事である八朔(はっさく)太鼓踊りに現れる、大きな赤い仮面をつけた神。人々を木の枝で...
メンドーサ
アルゼンチン中西部の商業都市。メンドーサ州の州都。アンデス越えの鉄道が通る交通の要地。また、メンドーサ川の水を利用...
めんない‐じききろく【面内磁気記録】
《longitudinal magnetic recording》⇒水平磁気記録
めんない‐ちどり【めんない千鳥】
《「めんない」は「目が無い」の意》「目隠し鬼」に同じ。
めん‐ネル【綿ネル】
「綿フランネル」の略。
めん‐はかた【綿博多】
横糸に綿糸を用いて博多織のように厚地に織った綿織物。
めんはっせい‐なだれ【面発生雪崩】
雪粒が固結して板状になった雪の層(スラブ)が破砕して生じる雪崩。斜面全体が滑り落ち、点発生雪崩に比べて大きなエネル...
めん‐はぶたえ【綿羽二重】
縦糸・横糸ともにシルケットを用いた、羽二重に似た白地の織物。
めん‐ば【面罵】
[名](スル)面と向かってののしること。「衆人の前で—される」
めん‐ばく【面縛】
両手を後ろ手にして縛り、顔を前に突き出してさらすこと。「—の有様、前代未聞の恥辱なり」〈太平記・一一〉
メンバル‐ツォ
ブータン中部、ブムタン地方のタンの谷にある湖。高僧ペマ=リンパが飛び込み、宝典を持ち帰ったという伝説があり、巡礼地...
めん‐ばれ【面晴れ】
《「めんぱれ」とも》疑いを晴らすこと。また、そのための証拠になるもの。「親方への—ぢゃ」〈浄・浪花鑑〉
めん‐ばん【綿蛮/緜蛮】
[形動タリ]小鳥のさえずるさま。「—たる黄鳥丘隅にとどまる」〈浄・国性爺〉
メンバー
1 集団を構成する人。構成員。一員。「クラブの—」 2 そこに集まる面々。顔ぶれ。「いつもの—がそろう」
メンバーシップ
クラブ・組織などの、構成員であること。また、その資格・地位。
メンバーズ‐カード
《(和)members+card》組織や団体の一員であることを証明するカード。 [補説]英語ではmembershi...
めんぱ
「面桶(めんつう)1」に同じ。
めん‐ぱい【面拝】
人に面会することをへりくだっていう語。お目にかかること。拝顔。拝眉(はいび)。
メンパオ【麺包】
《(中国語)》パン。
メンヒ
スイス中西部、ヨーロッパアルプス中部のベルナーオーバーラントにある高峰の一。標高4099メートル。ユングフラウとア...
メンヘングラートバハ
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の工業都市。19世紀より繊維産業が発展。オーストリアのポストモダン建...
メンヒスベルク
オーストリア北西部の都市ザルツブルクにある丘。旧市街の南側を取り囲むようにそびえる岩山であり、頂上までエレベーター...
メンヒスヨッホ‐ヒュッテ
スイス中西部、ベルナーオーバーラントの高峰メンヒにある山小屋。標高3657メートルに位置し、ユングフラウヨッホの鉄...
メンヒル
《もとブルトン語で長い石の意》先史時代の巨石記念物の一。1本の長大な石を立てたもので、墓標とも巨石信仰ともいわれる...
めん‐ビロード【綿ビロード】
「ベッチン」に同じ。
めん‐ぴ【面皮】
1 つらの皮。「鉄—」 2 世間に対する面目。体面。「実を吐けば合さるべき—は無い」〈露伴・辻浄瑠璃〉
面皮(めんぴ)が厚(あつ)・い
あつかましい。ずうずうしい。つらの皮が厚い。「若造のくせに—・い」
面皮(めんぴ)を欠(か)・く
面目を失う。面皮を失う。「不始末をしでかし—・く」
面皮(めんぴ)を剝(は)・ぐ
厚かましい人間を懲らしめ、恥をかかせる。面(つら)の皮をはぐ。
めん‐ファスナー【面ファスナー】
⇒マジックテープ
メンフィス
カイロ南方にあったエジプト古王国の首都。現在名ミット‐ラヒナ。ナイル川左岸に位置し、ピラミッド・王宮の遺跡がある。...
めん‐ふくろう【面梟】
フクロウ目メンフクロウ科の鳥。全長約35センチ。頭部は丸く、顔盤が心臓形で白い。上面は褐色、下面は白色。ヨーロッパ...