ゆ‐げ【弓削】
古代、弓をけずり作ること。また、それを職とした人。→弓削部(ゆげべ)
ゆ‐げ【湯気】
温かいものから立ち上る水蒸気が空気中で冷えて白く見えるもの。「—が立つ」
ゆ‐げ【遊戯】
《古くは「ゆけ」》 1 仏語。心にまかせて自由自在に振る舞うこと。遊化(ゆけ)。 2 遊び楽しむこと。ゆうぎ。「九...
ゆげい【靫負】
《「ゆきおい」の音変化。古くは「ゆけい」》 1 大化前代、靫を負って宮廷諸門の警護にあたった者。 2 衛門府(えも...
ゆげい‐の‐ちょう【靫負庁】
検非違使庁(けびいしちょう)の異称。衛門府の官人が検非違使庁の官人を兼ねたことによる。
ゆげい‐の‐つかさ【靫負司】
衛門府(えもんふ)の異称。ゆげいづかさ。
ゆげい‐の‐みょうぶ【靫負の命婦】
父・兄または夫が靫負司(ゆげいのつかさ)(衛門府)の官人である女官。
ゆげい‐べ【靫負部】
大化前代、国造(くにのみやつこ)の子弟で構成され、朝廷の警衛にあたった品部(しなべ)。靫部(ゆきべ)。
ゆげ‐ざんまい【遊戯三昧】
仏語。仏のように自由自在な境地。
ゆ‐げしょう【湯化粧】
入浴後にする化粧。
ゆ‐げた【井桁】
「いげた」の音変化。「キツネ飛ンデ—ノウチニ飛ビ上ガッテ跳ネ」〈天草本伊曽保・狐と野牛〉
ゆ‐げた【湯桁】
湯ぶねの周囲の横木。また、湯ぶね。
ゆ‐げた【湯下駄】
湯殿で用いた下駄。
ゆげ‐の‐どうきょう【弓削道鏡】
⇒道鏡(どうきょう)
ゆげ‐の‐みこ【弓削皇子】
[?〜699]万葉歌人。天武天皇の第6皇子。万葉集に8首が収められている。
ゆげ‐べ【弓削部】
大化前代、弓の製作を職掌として朝廷に仕えた品部(しなべ)。その一部は、律令制の兵部省造兵司に属する雑戸(ざっこ)と...
ゆ‐げん【諛言】
へつらっていうことば。「—を呈する」